リアル書店で懐かしい人と再会した話

会長・中村です。
ちょっと個人的にうれしいことがあったので、こちらで報告させてください。

先日、所用で神保町に行ったついでに書泉グランデさんに寄らせてもらいました。
2月のコミティアで出した私の著書『コミティアの創り方』をお店で扱ってもらっているので、その売行きも気になっていたのです。

売場に立ち寄ると、なんと目の前で『コミティアの創り方』を手に取る人がいました!
私はドキドキしながらその様子を見ていたのですが、その人は私の視線に気づいたのか、いきなり「中村さんですか?」と声をかけてくれました。
「は、はい。そうですけど。えーと…?」
マスクだったのでお顔がよく見えなかったのですが、その人は「○○(ペンネーム)です」と名乗ってくれました。(ご本人の許可を受けていないのでお名前は伏せます)
「!!!!!」
実はその人は私がとても好きな作家さんで、かなり以前に『ティアズマガジン』のFrontViewでも取材させてもらいました。
最近は商業のお仕事が忙しい様子で、もう何年もコミティアにサークル参加はされていないのですが、私は発表されている作品をずっと追いかけて読んでいました。

FrontViewで紹介されたことはご本人にもうれしい思い出だったようで、私が実行委員会の代表を退任したことも気にかけてくれていたそうです。
この日は『コミティアの創り方』を購入するためにわざわざ書泉グランデさんに足を運んでくれたとのこと。
たまたまそこに著者の私が遭遇するとは、なんという奇跡のような偶然でしょう。
折角の機会なので、と本にサインを求められ、お店の方にお願いして筆記用具と作業場所をお借りして、一筆入れさせてもらいました。

ずっと愛読していた作家さんと、思わぬ場所とタイミングで再会できたのは、リアル書店ならでは僥倖でしょう。
コミティアをずっと続けてこれたのは、こうした素敵な作家さんとのご縁があったからだなあ、としみじみ実感しました。
引き合わせの運に心から感謝します。

ということで、極私的なエピソードですが、とてもうれしかったので書かせてもらいました。
いやぁ、やっぱり本屋さんって本当に良いものですね!

▼書泉グランデさんでは『コミティアの創り方』を好評販売中です。(撮影許可済み)
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