2月22日、東京ビッグサイト東4・5・6ホールで開催されたCOMITIA155のレポートをお届けします。今回は前回の南+西ホール開催から一転、慣れ親しんだ東ホールに戻ることができ、準備段階から比較的余裕を持って臨むことができました。
そんな中で想定外だったのは、2月開催のコミティアとしては過去最多となる5600サークルを超える申込があったことです。昨年2月と比べて1200サークル以上の増加となりました。結果として約800サークルに落選をお伝えすることになりました。前回に続いて多くの落選が出ている状況を申し訳なく感じています。
こうした中でCOMITIA154より、落選したサークルへの対応として、返金のほかに抽選時に優遇措置を行う「無料申込用ID」の発行を選べるようにしています。154では917サークルにこのIDを発行しました。そのうち461サークルが155の申込に使用し、すべて当選となっています。こうした公平性を高める工夫については検討していきたいと考えています。
設営は前日から行いました。当初は東4ホールが深夜設営になる見込みでしたが、開催1か月前に同ホールを使用予定だった催事がキャンセルとなり、結果としてすべてのホールで18時から設営を開始できることになりました。今回は、会場内で卒業制作展を開催する文星芸術大学の関係者46名が設営に加わってくださり、総勢140名での作業となりました。おかげで21時終了予定のところ、20時半には設営が完了しています。ご協力いただいたみなさんに改めて感謝いたします。
開催当日の気温は5~16℃。9時以降は終日10℃を超える晴天で、2月としては珍しいほど過ごしやすい暖かな一日となりました。例年この時期は暖房が欠かせませんが、今回は状況を見て稼働を取りやめています。
2月22日は「猫の日」ということもあり、猫をテーマにした作品を発表しているサークルをあちこちで見かけました。それぞれ創りたいものを発表していただければ良いと思っていますが、こうした「お題」のようなものがあると一体感が生まれやすく、参加者の楽しさにもつながっていくように感じました。
カタログは12時40分ごろと早い時間帯に完売。人が少なく落ち着いている回というイメージがある2月開催ですが、これまでで最も参加サークルが多かったこともあり、いつもより一般参加者が多かった印象です。午後には新刊が完売しているサークルも多かったように思います。
この数回で課題として感じているのは、海外参加者への対応です。最近では翻訳アプリなどもあり、公式サイトのブラウザ翻訳機能の利用なども簡単にできます。昔よりは格段に参加のハードルは下がっていることも海外参加者が増加している要因の一つだと思います。特に英語や中国語での問い合わせが増えており、スタッフがその場でスムーズな案内ができないケースが課題になっています。禁止としているライブコマースなど、ルールの理解が十分でないと思われる海外参加者に対する苦情もあります。多くの方は問題なく参加されているという認識ですが、海外参加者全体への悪い印象に繋がりかねない状況ですので、理解しやすい案内方法についてはよく検討していきたいです。
ということで今回も大きな事件や事故はなく開催することができました。反省点についても少しずつ改善していきながら、より良いコミティアを目指していきたいと考えていますので、引き続きご協力をよろしくお願いいたします。
コミティア実行委員会代表 吉田雄平