COMITIA111 アフターレポート

まだまだ寒さ厳しき折、皆さんいかがお過ごしでしょうか。2月1日に行われたコミティア111のアフターレポートをお送りします。

昨年は怒涛の30周年記念YEARでしたが、31年目の1回目は大きな企画のない、ビッグサイト2ホールで普段着のコミティア。サークルアンケートでも「昨年とうって変わって、まったりしていた」「でも慌ただしくなく、じっくり交流できた」という声が多く見られました。

ティアズマガジンも15時頃に完売。現場の報告によると、11時の開会前に並ぶ人は少なく、むしろ開会してからの参加者が圧倒的に多いという傾向があるようです。普通の即売会では、早くから並んでお目当ての本を買うとすぐに帰ってしまう参加者が多いようですが、コミティアの場合は16時の閉会までじっくりスペースを回る参加者が多いのが特徴。それがコミティア独特の活気を生み出しているようです。

前日設営は一般協力者が80人近く参加してくれて、スムーズに終了。この寒い時期にたくさん集まってくれて、本当に感謝します。

当日は見事な快晴でしたが、気温は低く風も強い、冬らしい天気でした。出来るだけシャッターを開けずに対応したため、アンケートでも「外は寒い、中は暑い」という声が多数。ただ、開会・閉会の前後にはシャッターを開けざるをえず、その時に想定外の風が場内を吹き抜け、ディプレイが倒れたり、本が飛ばされたりといった被害に遭うサークルも出てしまいました。シャッター近くのサークルには、声掛けをしているのですが、今回はもっと広範囲に影響があった模様。次回以降、アナウンスの仕方を検討したいと思います。

会場内で行われた企画は、前年から行われるようになった文星芸術大学の卒業製作展で、ちばてつや教授による「マンガの授業」。卒業生の作品を講評する公開授業で、見学者があふれて黒山の人だかりでした。最後の質疑応答には「はじめの一歩」の森川ジョージさんが飛び入りする一幕もあったようです。

最近マンガの描き方を教える大学も増えてきて、こうしたコミティアの会場を利用する企画は今後も生まれるでしょう。学生の人達には、社会人になってもずっとマンガを描き続けられる場、創作を出来る場として、コミティアを認識してもらいたいと思います。何しろ「創作に卒業はない」のですから…。

さてそんな感じで、大きなイベントも無い代わりに、じっくり机の上の作品に向き合えた今回のコミティア。新鮮な気持ちで、31年目の新たなスタートが切れました。これからもどうぞよろしくお付き合いください。

コミティア実行委員会代表 中村公彦
(広報ティアズ111より)