COMITIA74 アフターレポート

寒さ厳しき折、皆さんいかがお過ごしでしょうか。さる11月6日に行なわれたコミティア74のアフターレポートをお送りします。
今回のコミティアはなんと6年振りという東京ビッグサイト西ホールでの開催。いつもの東ホールのほぼ正方形と違い、面積はだいたい同じながら独特のかぎ型をしており、会場レイアウトにはかなり悩みました。ホールの両端はどうしても死角になってしまうので、いろいろ工夫はしたのですが、やはり机上の計算通りには行かず、あまり人が行かないゾーンが生まれてしまったのは深く反省せねばなりません。今回の経験を元に次に西ホールを使う時は出来るだけ人の流れが平均化できるよう努力したいと思います。なお、次回以降は東ホール開催が続きますので、しばらくは大丈夫そうではありますが。
痛かったのは当日の天気が雨模様だったこと。そのせいもあってか一般参加者の動員は振るいませんでした。アンケートの集計による売上データも、前回と比較すると下がり気味なのは否めません。これは久し振りに原画展や出張編集部などサブ企画が全くなかったのも一因かもしれません。サークル数は過去最大だっただけに残念ではありますが、ある意味で素のコミティアの数値が見えたということ。焦らず、この実数を基準に今後の展開を考えてゆこうと思います。
ちょっとイレギュラーな当日のトピックは、向いのホールでジャニーズ事務所のアイドルグループの握手会があったこと。調べたところ過去にはファンが22万人集まって中止になったケースもあったとか。ただでさえいつもと違うホールで導線がややこしいのに何か起きたら大変と、警備や案内を増員したり、立て看板をたくさん作ったり、と出来る限りの準備をして、戦々恐々で当日を迎えました。幸いそこまでの動員はなく、先方の誘導もスムーズで大きな混乱もなく終了。無事すんでホッとしました。それにしても一日中、数万人の人と握手し続けた彼らの手は終わったらどうなっているのでしょう。他人事ながら変な心配をしたくなる一日でした。
そんなこんなで、またもや深夜→早朝設営だったことも含めて、スタッフ的には大騒ぎだったコミティア74。会場の換気の悪さや、飲食業者の突然の出店キャンセルなど、いくつか問題もありましたが、幸いアンケートでは大きなトラブルの報告もなく、なんとか一日やり遂せたようです。どうもスタッフサイドのレポートに終始してしまいましたが、参加者の皆さんが当日を楽しんでもらえたならば何よりでした。
この11月で05年のコミティアのスケジュールも終わり。振り返ってみるとどうにか良い一年だったように思います。特に申込サークル数が伸び続けたのは嬉しいことでした。おかげでそろそろスペース満了→抽選の声も聞こえてきつつありますが、まずは多くの参加者の方々の期待に応えられるよう、しっかりしたイベント運営を基本に、06年も頑張ってゆきたいと思います。今年もどうぞよろしくお願い致します。

コミティア実行委員会代表 中村公彦
(ティアズマガジンvol.75より)