COMITIA66 アフターレポート

年の瀬も押し詰まり、気忙しい時期になりました。11月16日に行なわれたコミティア66のアフターレポートをお送りします。
今回もまた参加サークルは過去最大を更新。おかげ様で少しづつでも伸び続けているのがうれしいです。まだまだビッグサイトのキャパシティをあふれるには遠いので、どうぞ多くの方のご参加をお待ちしています。
今回の特別企画はまず今市子原画展。かつて今さんがコミティアに常連参加していた頃からの夢が実現しました。会場ではカラーからモノクロ原稿までの多彩な原画と、商業誌のコミックスと過去のコミティアで提出された同人誌を実際に読める形で展示。一時は展示コーナーに入るための行列が出来るほどの人気振りでした。
もう一つは出張マンガ編集部持込窓口~小学館編~。今年の2月に企画した物と同様ですが、今回は小学館に絞り、ほぼ全社的に出展してもらいました。こちらも全誌合せて2百数十人が持込み、大盛況。
アンケートでも持込んだ人から「プロの良いアドバイスをもらえた」「刺激になった」「凹んだ」といった様々な反応が返っています。また「自分は行かないけれど見ているとやる気が出る」という声もあり、「継続して欲しい」という意見が多数ありました。という訳で、次回2月は講談社と交渉中。どのくらいの規模になるかはまだ未定ですが、ご期待下さい。
さて、これらイベント内イベントが盛況な一方、「こういう企画は諸刃の剣。こうしたイベントがかすむようなサークルの頑張りが必要だと思う。」という冷静な意見がありました。もちろんコミティアがこうした企画を立てられるのも、参加しているサークルのやる気やクオリティに自信が持てるから。
それは、いま現在の参加者への刺激であると共に、まだコミティアを知らない人たちへのアピールであり、その結果初めて来てくれた人を継続して来る気にさせるのは、そこにいるサークルの魅力に他なりません。
実は来年のコミティアはほぼ毎回何かしらの特別企画を予定しています。参加サークルの皆さんも、ぜひそれを目的にしてきた人たちのハートをガッチリつかんで下さいね。
さて、2003年最後のコミティアも無事に終了。来年はなんとコミティア20周年YEARです。良い一年にしたいですね。
それでは皆様、どうぞ良いお年を。

コミティア実行委員会代表 中村公彦

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