「村田蓮爾×robot」展
 <会場右側壁奥側>


 当代人気随一のイラストレーター&キャラクターデザイナー・村田蓮爾氏が責任編集という形で関わるフルカラーコミック誌『robot』は、元々漫画畑ではないクリエーターも多く参加し、CGを駆使して新しい表現の可能性を見せる注目の雑誌である。またキャラクター展開、海外市場なども含めて、既存の漫画雑誌の範疇ではくくれないユニークな広がりを見せている。
 今回はコミティアの常連参加者でもある村田さん、そして版元のワニマガジン社の協力で、「村田蓮爾×robot」展と題して、COMITIA76の会場内で展示会を行うことになった。
 ただしCG作品の場合は基本的に原画が存在しない。そのため『robot』に関わりの深いギャラリーGoFaの協力を得て、「アートグラフ」という高品位プリンターによる大判デジタルプリントを展示する。そして『robot』のもう一つの側面でもある、同誌から生まれたフィギュアやグッズ、村田氏のファッションアイテムなどの展示・販売も平行して行う。
 一方、描き手の多いコミティアならではの企画として、村田蓮爾氏、前嶋重機氏、okama氏らのCG作画過程を、50インチのプラズマディスプレイで見せるメイキングコーナーを開設する。
 また、ディスプレイ画面に直接ペン入力する、話題の液晶ペンタブレット「WACOM Cintiq 21 UX」をメーカーよりお借りして、執筆者のokamaさんらによる公開デモンストレーションも行う。
 とくに前嶋氏には連載中の「DRAGON FLY」最新号の全16P分の下絵、線画を提供していただいた。会場では全Pを比較して見せると共に、『ティアズマガジン』では抜粋した6P分について、作画意図などをインタビューさせてもらい掲載する。フルカラーコミックならではの独自の表現や工夫の妙は必見だ。
 また、『ティアズマガジン』の連載「編集王に訊く」コーナーには、同誌編集長の福嶋里味氏に登場してもらい、『robot』の成立ちや今後の展望を聞いた。合わせてお読みいただきたい。
 当日は『robot』執筆作家も多数サークル参加している。こちらは作家たちが自由に個性を発揮する自主出版ならではの作品にも大いに注目して欲しい。

 新「世界標準」となるかもしれない『robot』のフルカラーコミックの世界をお楽しみに。

※アートグラフ…従来の複製画とは異なり、顔料インクを使って原画の色合いを厳密に再現する高品位プリンターによるデジタルプリント


robot執筆作家の参加スペース(50音順)

安倍吉俊(むてけいロマンス)…ア02b/榎本(BND)…フ18b/okama(Ub)…ア06a/三部けい(脳髄魔術&NO-NO'S)…ア05/長澤真(BoleRO)…ハ18/猫井ミィ(マンガスーパー)…ア02a/白亜右月(YELLOW TAG)…ア01/HACCAN(ヨカトピア)…robot展物販スペース/藤純…robot展物販スペース/三浦靖冬(空想考古学会)…ヒ18/ミギー(天羅万象)…ア07/むらかわみちお(むらかわみちお党)…ア04a/村田蓮爾(PASTA'S ESTAB)…ア03/YUG(YUGMIX)…ア06b/ワダアルコ(鉄腕ニトロ)…フ18a