ティアズマガジンvol.72表紙・こうの史代描き下ろし「夕凪の街 桜の国」より

こうの史代さんへ――
たくさんの作家仲間からの応援メッセージ

「夕凪の街 桜の国」の一つの特徴は、同じ漫画を描く立場である作家からの評価が高いことです。メディア芸術祭審査員のちばてつや先生、竹宮惠子先生。コミックスの帯の推薦文を書いたみなもと太郎先生。そしてもちろん沢山の昔からのこうの史代ファン…。こうした人達の熱い支持がさざなみのように伝わって、いまの人気に結びついたとも言えるでしょう。そこで作品や作者と縁の深い方々に、こうのさんへの応援メッセージをいただきました。

ちばてつや
いわずと知れた少年マンガ界の重鎮。メディア芸術祭審査員でもある。こうのさんはかつて『コミックモーニング』新人マンガ賞である「ちばてつや賞」にも入選している。


みなもと太郎…「みにゃもと」で参加
昨年は手塚治虫文化賞特別賞を受賞。「夕凪の街」の雑誌初出時から大プッシュしており、同作品を「マンガ界この10年の最大の収穫」と評価。


竹宮惠子…平成16年度メディア芸術祭審査講評より 
24年組と呼ばれ、少女マンガ界の革命を起こした一人。
現在は京都精華大マンガ学科教授を務める。メディア芸術祭審査員。


樹村みのり
彼女も24年組と呼ばれた一人。60年代のデビュー当時から、一貫して問題意識の高い作品を多数発表。こうのさんが樹村みのりさんから受けた影響はインタビューを参照。


長島はちまき…「MeR」で参加
コミティアでスペースが並んだのが縁でこうのさんとお友達に。


山川直人…「山川直人」で参加
「コーヒーもう一杯」(コミックビーム)で活躍中。


小田扉…「みりめとる」で参加
「団地ともお」(ビッグコミックスピリッツ)ほか、で活躍中。


芳崎せいむ
「金魚屋古書店」(IKKI)ほか、連載多数。昨年5月のコミティアで原画展が開催され、その時のティアズマガジン表紙を描いた際に、同人誌版「夕凪の街」が登場。


小坂俊史
「せんせいになれません」(まんがくらぶ)ほか、連載多数。


戸田誠二
WEBコミックをまとめた「生きるススメ」(宙出版)などで人気。こうのさんとは担当さんが同じとか。


笹生那実…「三原順作品刊行を求める会」で参加
三原順作品の復刻運動を始め、往年の名作を語り継ぐ活動を地道に続けている。


新谷明弘…「新谷明弘」で参加
『コミックビーム』で活躍中。こうのさんの大学の後輩。


Luemo…「藤川研究室」で参加
歌声喫茶ともしびでは、原水爆に反対し、平和を願うコンサートが定期的に行われているそうです。この朗読劇もその一環で行われました。


谷川史子
『Cookie』で活躍中。こうのさんが以前にアシスタントをしていたそうです。