ティアズマガジン111 Push&Review全コメント

このアーカイブは、前回のコミティアで頒布された本に対する、
 1.ティアズマガジンPush&Review用に送られたコメント
 2.見本誌読書会アンケートのコメント
をすべてデータ入力したものです。書式は、

【投票された本のタイトル/サークル名】
●葉書アンケートのコメント。(投稿者の住所・ペンネーム)
◆読書会アンケートのコメント。(投稿者の住所・ペンネーム)

となっています。掲載の順序は、サークル名の50音順となっていますが、編集の都合上順序が入れ替わっている所があります。あらかじめご了承下さい。

コメントがない葉書・イラスト主体の葉書は記載されていません。また、集計締め切り後に来た葉書も極力載せています。したがって、順位の票数と実際の掲載数が異なっていることがあります。

コミティア実行委員会

----------------------------------------------------------------------
はがきアンケート

6 【potentiality/しましまの】
5 【このマンガを知ってる私がスゴい!!!/後思案計画】
4 【アルテマスパーク三人娘 —犀の角篇—/ザ借家】
4 【王たちの同人誌/辺境紳士社交場】
4 【喫茶ゲム/Lostwomen】
3 【ゆるふわファンタジー/浅野同人誌頒布所】
3 【気になる話/うみのねこ】
3 【エルフのエルちゃん1/空想RIOT】
3 【四季のうた/金色童】
3 【てのひらのプリズム/サンタロー】
3 【たかぎのぶんざいで/ぱうひろ電卓】
3 【やさしさの範囲/不純喫茶はべるか】
3 【そろそろお片づけしようか/豆屋】
3 【イノチノタダシイツカイカタ/Re:Re:Re】
2 【葦火堂短編集 U-10/葦火堂】
2 【バトル・オブ・ブリテン物語 総集編 12月の薔薇/アトリエmao】
2 【君のはじめてをちょうだい/ABLISS】
2 【いとしいいきものたち/甘えたは依存しい。】
2 【スポイルウェイヴ 3/3/ありえやん】
2 【優里とつむぎ/in the WATER,】
2 【GHOST GIRL Hop Stay Fly!!/馬鹿星人】
2 【デンセツノ魔キュウ/S curve】
2 【すえっこトーク/eso aparte】
2 【塀の中の白衣の面々 総集編/おえかきしゅぎょう】
2 【ジキボリン/オダギリックス】
2 【日下部くんanother その後/かばやき】
2 【社会の窓/キツネツカ】
2 【センパイ、おかしなこと言わないで!/kirazu】
2 【へいわじま/CLUB NAKAYOSHI】
2 【川底幻燈 1〜3 総集編/くらやみ横丁】
2 【まきげちゃんとぶーちゃん/coccus】
2 【ミニサイズ吸血鬼/さるさるの惑星】
2 【新しい人生のために/ジョバンニャン】
2 【戯画まんがコミック/スタジオキノボ】
2 【LOVE STORY/0丁目】
2 【歌う!アントワネットさま/染色】
2 【きんのきつつきの、(3)小鬼の回/チュンチュンガオピッピ】
2 【待て! 早まるな/テクノストレス】
2 【たいへんなことになった。/ドナドナロケット。】
2 【おやすみリトルヴァンパイア/ナランジャ】
2 【作家向け12星座占い読本/NILPLUS】
2 【立体クロスワード/白地図と青写真】
2 【フォーリン ザ ワールド/東のこよみ】
2 【ナルドン・ウンコ/PINOY Komiks】
2 【わたしたちが放課後フラフラする理由。/フラフラ団】
2 【ソロモン機動舟艇隊/松田重工】
2 【これも恋の話/moimoi】
2 【ムーンサルトキッス/mogravity装置】
2 【二人の赤いレンガ街/士】
2 【たんプレ/有線ワイヤレス】
2 【クリーム e.p./RIMLAND】
2 【終電ちゃん 中央線クリスマス/歴史資料館】
1 【ひつじがいちぴき/アーマードなまもの】
1 【のびざかり闘争/藍色のモノローグ】
1 【北海道COMITIA応援アンソロジー ポラリス/藍色のモノローグ】
1 【イリイオ/アイカラッカ】
1 【源氏ショコラ日記/愛情バンク】
1 【ひとくちちょうだい。/愛田ぱん工場】
1 【(そうしてまたあなたは変容する)/青褪めた】
1 【ぱんつさんば/あおみどりのさら】
1 【放課後ラボトリー・1 実験のむこう側/ACACIA】
1 【竜の娘、その父 まとめ1〜6/朱音堂】
1 【君は鏡/aquatica】
1 【お兄ちゃんは犯罪者2/アクアドロップ】
1 【月と学校と殺人/浅井サネヨシ】
1 【季刊☆あさの通信 Vol.1/浅野同人誌頒布所】
1 【ダンナが腐男子です1+2おまとめ/鯵スター】
1 【Ash Wing・ペーパー/Ash wing】
1 【かたすみ/アトリエ夏休み】
1 【NO MAID,NO LIFE・EXTRA・2/Atelier Ms】
1 【誕生月のメイ/アヒルサバト】
1 【ゆりかさんとあきおちゃん/ABLISS】
1 【禿げ散らかし系女子/あやかしらびっつ】
1 【目。/蟻ゾウくじら】
1 【トルコ滞在記2 イスタンブル編/歩くハイソサエティ】
1 【-key-/ALGL】
1 【だめなおとな/アルファルファ】
1 【すてきな贈り物/安パン】
1 【QUEENS Disaster/イエロータグ】
1 【イガッツ再録本/イガッツ】
1 【たっちくわいひとり暮らし/いきいき人生】
1 【chibicco vol.1/13461】
1 【Halloween Pajama V/IRICOMIX】
1 【ヨキ/WE ARE】
1 【猫とバイオリン/宇宙の森】
1 【華咲き師/うにぐる】
1 【コミティア・110・ペーパー/うみのねこ】
1 【漫画アシスタントの日常/うみはん】
1 【PRETTY!/Ohlala.】
1 【MIRROR/ABXXX】
1 【WALKTHROUGH/ssdraw】
1 【イケメン千秋楽/ngs_project】
1 【未幡の初コミックス出ました/N-28】
1 【shabon/N-28】
1 【えのころ七曜帳 2015/えのころ工房】
1 【育む茶室/エベレストライブラリ】
1 【亜人少女譚5・Pre/エルデライド】
1 【つぶやきロゴタイプ#2/empty203】
1 【おコタ。ぐれいど/おコタ。】
1 【リバース×りばーす/おでんランチ。】
1 【くしきもの/折】
1 【ストロボ・フラウ/オレンジ工房】
1 【Happy Honey Harvest/オレンヂハチドリ】
1 【浪漫画楼 明治大正昭和アンソロジー/懐古電線】
1 【居場所さがし/街灯の明かり】
1 【ももんがの歩き方1+2/Cuddlies】
1 【生ガキちゃん/金山 雄気】
1 【かばやき紙/かばやき】
1 【ガール・ミーツ・ストレンジ/ギガマニクロック】
1 【夜伽の窓に/XXX'】
1 【W→B/喜怒快楽。】
1 【第二期CAMEL 4号/CAMEL】
1 【未完のアルマンド/鏡像フーガ】
1 【茜色に染まる空の下、彼女は—/銀色キャンバス】
1 【本当はかわいい画図百鬼夜行 桜/金属バット】
1 【元気ですにょろ/下り坂道】
1 【青春生き残りゲーム総集編/熊の有頂天】
1 【ルナチック/CLUB NAKAYOSHI】
1 【うさつーまとめvol.9/くらんけんはうす】
1 【grand-nauts 04/grand-nauts】
1 【風鈴ナイト/くろみや別館】
1 【BONSAIガール!の宣伝まんがです/群青の街】
1 【久世さんちのお嫁さん・7/群青の街】
1 【學園のムスメ 単行本未収録版/ケケレケクシネン】
1 【オレは咲く(3)秋刀魚の味/月刊滋養】
1 【ニム荘 冊子/月松堂】
1 【紫電の私伝/こがしゅうと宅】
1 【あわい、くちなわ、たけこうべ/午後五時四十六分】
1 【ふかふか/コジマコ】
1 【私は 可愛い ペンカメラ/こすめちっく】
1 【掃除当番/胡蝶社】
1 【制服女子/コパ屋敷】
1 【(ペーパー)/サクサク還元濃縮】
1 【うろのもり/303半】
1 【まちがいさがし/鮭工場】
1 【The Colombia Night Drive volume.14/Sugarland】
1 【ジグソークーソー01・02/上下左右】
1 【合縁奇縁・2〜それからどーした〜/新緑農場】
1 【余白/sky alliance】
1 【B.side2/すじ】
1 【押しかけ!エルフの雌奴隷(1)・(2)/Studio Rexmen】
1 【天沢君とカムナちゃん/すたひろBOX】
1 【あの美味しいパンこれください。/ストロカインムコスタ錠】
1 【花にことのは/スプーフィズム】
1 【ソフィアの牙/0324制作所】
1 【The bloom of youth/06】
1 【新しい愛の詩/千秋小梅うめしゃち支店】
1 【西裏キネマ通り/染色】
1 【白百合の憂鬱/so crazy!?】
1 【ピコピコショップ/そとまきろーる】
1 【あたりまえワンダーワールド/TINY LIFE】
1 【LINEの裏話/タイムガチャポン】
1 【カフェ・タイムマシン/たけのこ】
1 【くのいちトーク!/DADADA COFFEE】
1 【幽霊短編集/卵とレタス】
1 【ブルーマウンテン/だも、ごごまで起きないお昼ねサロン】
1 【月曜の朝には終わるとるに足らない夢/tito】
1 【四コマ!おとぎ注意報/ちょこざい】
1 【3B出口徒歩3分/月陽炎】
1 【カフェちゃんとブレークタイム3/ツキヨミ】
1 【アロワナ/月水技研】
1 【魔女の話の始まり(ネーム案)/つゆくさ】
1 【先生と田丸姉弟の反平和的な関係について 4/DEかっか】
1 【制服楽園Extra・12/Digital Lover】
1 【彩の国へようこそ!/DejaVu】
1 【WORKS7 庄野薫子作品集/デュエリスト】
1 【NotEternal/とおくちかく】
1 【ハイパーエロティカサンドウィッチ/dog-ear】
1 【戦略的ボーイズライフ/dog-ear】
1 【のりこにくびったけ/トマト73%】
1 【ひとやどり/トラツグミ】
1 【なごみのまとめ/なごみ】
1 【お肉屋さんのコロッケ/なごみやさん】
1 【釈迦力西遊記 上/夏子様ランド】
1 【mondo fiore/なないろ畑】
1 【ペーパーみたいでペーパーじゃない少しペーパーみたいな本/縄のれん】
1 【ロボット友人学4/二次性徴】
1 【T&D/ニダンカイダン】
1 【エソラゴト/ニダンカイダン】
1 【ハカセ COMES BACK FROM POTATO MORTEM GARDEN の件/人界の歩法】
1 【就活中(ガチ)/猫蝮】
1 【いつかのブルース/ねつきわるい】
1 【後輩書記とセンパイ会計、不朽の追憶に挑む/眠る犬小屋】
1 【姫さまは退屈を知らない3/はしくれ工房】
1 【エスパーアラカルト/payjama】
1 【in preparation for coffee and glasses/Pastime Cafe】
1 【春に降る雪/はちしろ】
1 【景ちゃんとヒヨコ/ハチパーセント】
1 【くびわのじかん・後編準備号/88scones】
1 【a little step/88scones】
1 【こども110番マニュアル/Happa】
1 【shutter chance/ハッピーエンドマニア】
1 【ぼくとねこ/花苺】
1 【夜這え! インコちゃん・にっ/はにゃ屋敷】
1 【よんこまスクールガール/はぴねすうぉーたー】
1 【睡魔くんの彼女/ぱらり】
1 【雑ペーパークラフト 肉食獣/ハンバーグ企画】
1 【星を見る/panpanya】
1 【OLさんがおっぱいだけでいっちゃう漫画/peachpulsar】
1 【ふたりぼっち 6月へん/びいどろ本舗】
1 【創作漫画アンソロジー 偏食/ひとでなし讃歌】
1 【適当四コマ 5/昼寝堂】
1 【やせう式百物語/瓶詰天獄・人形地獄】
1 【英才教育/ファンタジーソング】
1 【フェノメのx談/フェノメノーム】
1 【かかしのロビン1/PLANET3310】
1 【腐女子の部屋の座敷わらし/Bluebird】
1 【プラットフォームに愛は有るか/from planet】
1 【それは俺の性癖じゃねぇ!/ヘドロスマイル】
1 【少女とリボン/Heavenly Win】
1 【ボカロP物語/Perico】
1 【セブンデイズ/Perico】
1 【漫画アシのABC総集編その1/ぽっぽこっこ】
1 【天使になれたら/PORORIYA】
1 【オタクがウツになったはなし1/まついてん】
1 【ブタさんが好きすぎたらハンガリーの国賓になりました〜いきさつ編〜/松本SOS】
1 【女子小学生日記5/まのすた】
1 【アンチューサ/まばたき星雲】
1 【おすすめしたい◯◯/マモンピ100%】
1 【Multi Mix・インフォメーションペーパー/Multi-Mix】
1 【stay tune 電波良好、天気は晴れ/マンガ描くぞ!】
1 【ケーキ!!/mangayomyom】
1 【もうバテましたよ/み】
1 【闇のつくり方/みさき ちひろ】
1 【ふぐ本7/水を得たキャベツ】
1 【箱庭世界〜my sketch:11〜/蜜屋】
1 【チームサクライ10/ミニマムセンチュリー】
1 【ショタアンソロジーを考える1994〜1999/みるく☆きゃらめる】
1 【スウィートステイ/みわみ】
1 【実録パチンコ店員総集編/Moon and Dream】
1 【海のロケット/武蔵野ロケット研究会】
1 【おやじメイド/無敵スター】
1 【猫に願いを/迷彩】
1 【彼女はもう死んでいるのに!/妄想をトランクに詰めて】
1 【ゲーム部/模造クリスタル】
1 【士・ペーパー/士】
1 【メルヘン穴/薬缶猫】
1 【ええとしこいて/屋根裏眼鏡】
1 【十三世紀くらいのハローワーク/山田養蜂場】
1 【よいとな 創刊号/よいとな編集部】
1 【眼鏡弄り/妖精漫画社】
1 【Il milione(イル・ミリオーネ)/よたよた】
1 【ありがちファンタジー/ライト・ガーデン】
1 【植物図鑑/ラッキーストライク】
1 【テレビさん/乱痴気事虫所】
1 【どうでもいい季節/臨界】
1 【クロステリウム/臨界】
1 【2×2(よにん)/ROOM#310】
1 【西島さんが我慢できない話/ROOM#310】
1 【hdp/黎明ネルトリンゲン】
1 【うちにはくまがいる。/黎明ネルトリンゲン】
1 【「レウキア滞在記 -前編-」「レウキア滞在記 -後編 その1 リザ-」/レウキアの館】
1 【ガラム—コリアンダーの竜—/六大陸の魔導師工房】
1 【ようすけ一家物語/路地裏兎】
1 【PRIVATE WORLD 8/Lostwomen】
1 【ソードアート・オンライン マテリアル・エディション 14/WordGear】
1 【ONE/Y.K.J】
1 【雪/ワカ】
1 【進化日報/WND】
1 【The Dodo/wonderworldwood】

----------------------------------------------------------------------
読書会アンケート

8 【カフェ・タイムマシン/たけのこ】
7 【ケーキ!!/mangayomyom】
6 【バトル・オブ・ブリテン物語 総集編 12月の薔薇/アトリエmao】
6 【まきげちゃんとぶーちゃん/coccus】
5 【デンセツノ魔キュウ/S curve】
5 【あわい、くちなわ、たけこうべ/午後五時四十六分】
5 【極道の娘たち/なんこつ揚げライス】
5 【かみゆいの最期/むんむん大佐】
4 【ぱんつさんば/あおみどりのさら】
4 【このマンガを知ってる私がスゴい!!!/後思案計画】
4 【漫画アシスタントの日常/うみはん】
4 【元気ですにょろ/下り坂道】
4 【ファム・ファタル/芒】
4 【うちにはくまがいる。/黎明ネルトリンゲン】
3 【纏足アンソロジー/歌う骨】
3 【これが俺らの。/紅榴石】
3 【てのひらのプリズム/サンタロー】
3 【天沢君とカムナちゃん/すたひろBOX】
3 【SHINKANG-NOTHING/電波ゆんゆん】
3 【のりこにくびったけ/トマト73%】
3 【Beast Complex/Beast Comples】
3 【それは俺の性癖じゃねぇ!/ヘドロスマイル】
3 【アンチューサ/まばたき星雲】
3 【十三世紀くらいのハローワーク/山田養蜂場】
3 【Nostalgia/Euclase】
3 【モノクロショートおマンガ本/陸離】
2 【母親は超風戦隊ハーレンジャー(試)/R-PANDA】
2 【毒草に寄す/戌の日】
2 【宙如日記vol.1/雨花】
2 【就活FREE STYLE/菓子焼き役場】
2 【ひとみにつき/ガタンココン】
2 【選択死/絆キセキ】
2 【上京物語/希望製作所】
2 【未開のチークス/5°】
2 【四季のうた/金色童】
2 【アルテマスパーク三人娘 —犀の角篇—/ザ借家】
2 【バーベキューデュエル定食/字はていねいに】
2 【potentiality/しましまの】
2 【abyss/Junk-lab】
2 【怪力男と壊れたコバコ/シロクロドミノ】
2 【神様のアクアリウム/深海文庫】
2 【戦場のチャ〜リ〜・ベア〜/SWeeTS】
2 【LOVE STORY/0丁目】
2 【うちの子デキますか? 〜不妊治療3年2ヵ月の道〜/TTSY】
2 【MOTHER TREE/namelesscrowd】
2 【酒は飲んでも飲まれるな!/BQ】
2 【よしふみとからあげ/PKベルベル】
2 【いいすぎちゃってずぼら/Boote Lace】
2 【やさしさの範囲/不純喫茶はべるか】
2 【テレビさん/まるちぷるCAFE・乱痴気事虫所】
2 【これも恋の話/moimoi】
2 【人形のアサ/木材石材】
2 【戦画 —須本壮一艦航艤画—/本蔵】
2 【プリンさんと妹/モリノウミウシ】
2 【パズル総集編/落花星人】
2 【ボトリウム・ボーイ/lyricalize】
2 【クロステリウム/臨界】
2 【初恋電車、君行き 1/わさんぼん】
1 【しょてま7/ein】
1 【TRIANGLE COLORS/eins】
1 【死神さんと黒魔術少女/AOISIS】
1 【告白アフター/蒼井ホログラム】
1 【おじさんとみーこ「迷子の話」/あおきり】
1 【2mm浮く/あおまめ】
1 【放課後ソルジャー/赤い牙別館】
1 【アブリシャス イミテーション vol.1/ACATSUKI】
1 【深海エンゲージ/朱花狂】
1 【狐通り〜まいごのねがいごと〜/秋色工房】
1 【ミラームーンズ 1st MIX/AChaDe-8th】
1 【Dear My Teacher 7/味市】
1 【アシスタント背景美塾 MAEDAX派/アシスタント背景美塾】
1 【Campanella/あしたのほし】
1 【かたすみ/アトリエ夏休み】
1 【ゆるコマ/あとりえ☆すまいる】
1 【ふぉりぼら/Animal Passion】
1 【誕生月のメイ/アヒルサバト】
1 【禿げ散らかし系女子/あやかしらびっつ】
1 【スポイルウェイヴ 3/3/ありえやん】
1 【Bon Sejour! 〜at Hotel Milanda〜/A little bit】
1 【わたしの天使ちゃん/AL=A.gif】
1 【イガッツ再録本/イガッツ】
1 【ヤミヤミフレンド/いかない。】
1 【戦もないのに朝ごはん/戦もないのに朝ごはん】
1 【アイスノオト〜Extra Stage〜/いくらちゃんらんど】
1 【部長に終りはありません/苺の塊】
1 【竜の居る世界/一日千秋亭】
1 【カナクミ 感染するエラー/145web】
1 【伊藤ハムスター劇場/伊藤ハムスターハウス】
1 【とうふくんスクール/inul@b】
1 【短編集 孤独/いまい漫画会社】
1 【Halloween Pajama V/IRICOMIX】
1 【巨大少女万国博覧会/印度で乱数】
1 【VS Vol.1/vs】
1 【DeScience04 科学者の知りたい文字の話/Wimdac Studio】
1 【ただいま僕の彼女たち/嘘きのこ】
1 【100sheets croquis36〜68/100/うそ八百屋分室】
1 【SEKIRARA/うだつフラット】
1 【高校演劇のつくり方/UCHIZUM】
1 【GHOST GIRL Hop Stay Fly!!/馬鹿星人】
1 【気になる話/うみのねこ】
1 【APRIL/エイプリル】
1 【夕凪ミュージック/江古田color】
1 【アナスタシアの柩/ACILPER】
1 【オーベン×ネーベン1/S&K】
1 【すえっこトーク/eso aparte】
1 【DrosseL 〜ユキノウタ〜/mdp+】
1 【青春アンダーグラウンド/mmcr マメチル】
1 【クラスメイト/大木荘101号室】
1 【はつかねずみのクレヨン/おーびっと113】
1 【みこまさんの理想的就職/おがわさとし雑貨店】
1 【死喰い姫/Okomeroad】
1 【アグレマン/Okomeroad】
1 【オカダケ/おしゃぶりめがね】
1 【どうにもこうにも/お天気お兄さん】
1 【DOUNIMOKOUNIMO MATOME1/お天気お兄さん】
1 【リバース×りばーす/おでんランチ。】
1 【アポカリプスの特攻少女/おやすみすみか】
1 【くしきもの/折】
1 【世界が終わる日/オリジンを見たか】
1 【ripple/かえるちっぷす】
1 【東の空に月を追う/カナメスタジオ】
1 【サワーグレープス/鹿嵐屋】
1 【こころ/金はないが愛はある】
1 【日下部くんanother その後/かばやき】
1 【肉の花束/壁の彩度】
1 【宇宙人との正しいすごし方/からふるぱれっと】
1 【怪人ふくわらい/CARTON MAN】
1 【メル変の森/きのこのこ】
1 【Little by Little/glx.】
1 【猫日和/caramel holic】
1 【君はきれいだよ 前編/camp】
1 【クレヨンのおじょうさん/キュートビリビリ】
1 【とっぷおた/kyontamapot】
1 【センパイ、おかしなこと言わないで!/kirazu】
1 【毒につながれて/Kirsch~キルシュ】
1 【エルフのエルちゃん1/空想RIOT】
1 【森林を伐採/Q-ron】
1 【僕たちは正常です。/Q-ron】
1 【明日も鍋の日/くまのこ】
1 【ハート養生/くまみね牧場】
1 【アキバのときめきが世界を救う!/くみちょうBOX】
1 【川底幻燈 1〜3 総集編/くらやみ横丁】
1 【grand-nauts 04/grand-nauts】
1 【久世さんちのお嫁さん・7/群青の街】
1 【オレは咲く(3)秋刀魚の味/月刊滋養】
1 【Autumn Willow/幻稿社】
1 【竜はアルカディアにある/0319】
1 【mocha artworks 2012-2014 Jikoman/Cotton】
1 【過春DS #03/CottonClub】
1 【アルジェ/この青二才めっ!】
1 【このコロッケそばがうまい!!/小噺新演芸場】
1 【競馬場に住んでる馬/South Air】
1 【同じ世界を見ていた/蛹の糸】
1 【僕達の日常/鯖缶】
1 【その午後/さびたて】
1 【薬物 High School Girl #2/サルルルル】
1 【本日はお日柄もよく/3月】
1 【ケモ恋。kemokoi VOL. 4/38】
1 【倒錯性恋愛理論/残像少女】
1 【きょうのこどもちゃん/333g】
1 【夏煉喧噪曲/下町飲酒会駄文支部】
1 【おじさんと花とわたし/しましまの】
1 【初恋…/史群アル仙】
1 【空塗りの願い星/JAZZ UP!!】
1 【のうめんちゃん/十五屋】
1 【The Colombia Night Drive volume.14/Sugarland】
1 【誰そ彼時/少女漫画アラカルト】
1 【ジグソークーソー02/上下左右】
1 【アクロバティック・エロマシーン ドッキング物語/しんぐ】
1 【オレの電書ライブラリーがヤバい件/新谷明広】
1 【Honey is a robot/すじ】
1 【戯画まんがコミック/スタジオキノボ】
1 【あの美味しいパンこれください。/ストロカインムコスタ錠】
1 【花にことのは/スプーフィズム】
1 【世界には静けさを休日にはまどろみを/絶対紳士同盟】
1 【The bloom of youth/06】
1 【新しい愛の詩/千秋小梅うめしゃち支店】
1 【歌う!アントワネットさま/染色】
1 【たまらんもの/THEE SENTIMENTAL UNION】
1 【THE SUIT DESIGN CATALOGUE/蒼失】
1 【ゆきとモノノケ/多月堂】
1 【幽霊短編集/卵とレタス】
1 【プロレスのファンとかラーとかのうすい本/たまや】
1 【サイコノごらく/だも、ごごまで起きないお昼ねサロン】
1 【ふたりともに/たる屋】
1 【アラサトという民族楽器で初めて女子の友達ができる友達いない男子高校生の本/団体本部】
1 【行くぜヘルパー/チェルカ*】
1 【月曜の朝には終わるとるに足らない夢/tito】
1 【ゆうれいさんと 6/茶々屋】
1 【きんのきつつきの、(3)小鬼の回/チュンチュンガオピッピ】
1 【オーメストグランデ自転車カタログ2044年夏版/チョコレート・ショップ】
1 【ものくろメイツ2/沈黙の放課後】
1 【こぐまのナイフ/つきしたチネチッタ】
1 【グリンワーズの災厄の乙女/ツギハギノクニ】
1 【カフェちゃんとブレークタイム3/ツキヨミ】
1 【What the SiLLily/つくも+1】
1 【ボクと彼女の夢日記/九十九獣記】
1 【魔女の話の始まり(ネーム案)/つゆくさ】
1 【School life!/D・K・O】
1 【MORGENROT/DCF】
1 【リバースラバーズ/T-NORTH】
1 【リバーサイド/できたての化石】
1 【待て! 早まるな/テクノストレス】
1 【物怪綴〜モノノケツヅリ〜/東京モノノケ】
1 【マンガで食えない人の『壁』 -プロがプロたる所以編-/トキワ荘プロジェクト】
1 【君に生えてくるハズがないのに/となりのヨメ■】
1 【君のことが好きでした2/Domani】
1 【ウサギとカメは両想い?/どや顔病】
1 【天譚海外伝 カゼノリ〜ハクライとアルジオ 1〜/鳥無里】
1 【おじカプ再録/なぐりもの】
1 【なごみのまとめ/なごみ】
1 【5月5日のこいのぼり/謎のサークル】
1 【釈迦力西遊記 上/夏子様ランド】
1 【マゴに恋する5秒前/なつみんのさーくる】
1 【寝ぐせまんじゅう/ナマエミョウジ】
1 【明治陸軍軍人録 〜明治四十三年・夏〜/NO.9】
1 【グアダルーペのマリア/苦ミがある】
1 【ほっこり日常まんが/肉たべたい】
1 【ひとりブレスト/ニダンカイダン】
1 【エソラゴト/ニダンカイダン】
1 【ネルノダイスキ/ニダンカイダン】
1 【Lamp/にっけ屋】
1 【昭和のセツコちゃん2/猫おばさん】
1 【Atelier 4/のあのささぶね】
1 【Cuffs/懐旧海岸】
1 【変怪起居〜人でなしの日常〜/墓の下】
1 【立体クロスワード/白地図と青写真】
1 【女神の願い、男の想い/白米】
1 【リトルネイビー/hacobune.】
1 【エスパーアラカルト/payjama】
1 【shutter chance/ハッピーエンドマニア】
1 【焼肉定食/ハトポポコ】
1 【旅猫/花霞幻燈】
1 【いきもの古諺/PARAGON】
1 【MYHOME ZOMBIE/BANTAMSOUP】
1 【メシ以外愛してる/ハンバーグ企画】
1 【誰か/ピストル兎】
1 【創作漫画アンソロジー 偏食/ひとでなし讃歌】
1 【0 second/ひとりレギオン】
1 【JUNCTION MANIACS Vol.2/100% pure junction】
1 【病気くん/病気くん】
1 【食虫植物図鑑/漂流日誌】
1 【マキちゃんのからの中で/プラスチック米】
1 【ちく和姦/ブラック・クラッシャー】
1 【わたしたちが放課後フラフラする理由。/フラフラ団】
1 【おししまいまい2/ふりうやかい】
1 【もぐタンと河童/ブリキの太鼓】
1 【プラットフォームに愛は有るか/from planet】
1 【絶望くんとユキさん(1)/焚書館】
1 【プレアデスの両脚 第一章—幼少期編—/BARE FEET】
1 【鬼が島おもちゃ箱/閉塞怪物劇場】
1 【セブンデイズ2/Perico】
1 【王たちの同人誌/辺境紳士社交場】
1 【ホタル帰る 〜特攻隊の母 鳥浜トメ〜/ホタル帰る】
1 【天使になれたら/PORORIYA】
1 【キスしてダーリン!/Marmalade Waltz】
1 【妖精の恋人/-0℃】
1 【えろほん!のほん!!/ましまろ本舗】
1 【猫のことわざ慣用句/マスクねこ】
1 【ソロモン機動舟艇隊/松田重工】
1 【断片まんが集えうれか(3)/松田松緒】
1 【コンナヨテイジャナカッタ/MADOROMI】
1 【ねえちゃんはたかしのことが好きだ好きだ大好きだ!!3/まぬけ屋】
1 【haunted Party Orchestra/Mamyukka】
1 【おすすめしたい◯◯/マモンピ100%】
1 【漫画じゅんぼくん 夜/漫画じゅんぼくん】
1 【TRANSPORTER Compilation Film/MisticBlue】
1 【ぜんぶ変拍子/Music Pandora and Friends】
1 【ことけんジジョウvol.2/moon cat】
1 【生を乞いて叫を得る/ムカデ島】
1 【冬眠する日本人/群×群】
1 【むむ先生の白熱日本酒教室/酩酊女子×醤油手帖】
1 【豊かな人生(上)(下)/めだま】
1 【淫魔のピクニック/METRON】
1 【ムーンサルトキッス/mogravity装置】
1 【二人の赤いレンガ街/士】
1 【mountain book/森つぶみ】
1 【うたたね博物館/森つぶみ】
1 【みずいろ/八ツ橋アイス】
1 【SPACE ODDITY/幽愁の花】
1 【3年生/吉田屋。】
1 【シリルの観察日記/よつは薬局】
1 【グラムいくらの少女/45°】
1 【No.M/RightRot】
1 【Bird Graffiti/Ramsheeps】
1 【イノチノタダシイツカイカタ/Re:Re:Re】
1 【女児服飾考察雑記/ring】
1 【西島さんが我慢できない話/ROOM#310】
1 【禁断でもイイかも!?④(4)/luciole】
1 【終電ちゃん/歴史資料館】
1 【終電ちゃん 中央線クリスマス/歴史資料館】
1 【ガラム—コリアンダーの竜—/六大陸の魔導師工房】
1 【喫茶ゲム/Lostwomen】
1 【群青の森 銀の騎士/ワイヤスノッブ】
1 【漫画版自衛隊の泣ける話/わか&さと】
1 【雪/ワカ】
1 【地味男に恋して何が悪い!!/わさんぼん】
1 【進化日報/WND】
1 【鳥獣戯譚/をん】

----------------------------------------------------------------------

【ひつじがいちぴき/アーマードなまもの】
●友達が欲しいが、輪に入れない女子高生。羊を一万匹数えて、羊になるか検証する事によって人気者になれることを夢見て、実際に夢の中で羊を数えるが…。最後のオチが良かったです。(千葉県・コニシ)

【母親は超風戦隊ハーレンジャー(試)/R-PANDA】
◆お試し版の時点ですでに面白い。続きが楽しみ。(東京都・みなも)

【北海道COMITIA応援アンソロジー ポラリス/藍色のモノローグ】
●「初めての」テーマにしたアンソロジー。ほのぼのした心温まる作品が多く、楽しく読むことができた。また、文芸サークルが主催のためか小説作品が多い。文章書きさんの作品発表の場と、多種多様な作品を読める場にもなっている。多くの才能が集まったこの1冊は北海道コミティアの象徴であると思う。北海道コミティアが発展していきますように!!(神奈川県・わたり羽衣)

【のびざかり闘争/藍色のモノローグ】
●ほのぼのファンタジー短編。子どもたちの意地っぱりさと素直さがぎゅっと詰まった、タイトル通りのびざかりの子どもたちの等身大の姿を描いた心温まるお話でした。異世界が舞台ながら「身近にこういう子いたな〜」と懐かしいものを呼び起こされてしまったり。戦闘シーンの描写も秀逸。(千葉県・むし子)

【イリイオ/アイカラッカ】
●コミティア30周年。僕が初めてコミティアに来た時に買った覚えのある作家さんでした。10年ぶりに来てみたら、昔ひかれた所そのままに、ずっと大きな物語を描かれていて、今まで見逃していた自分に腹を立てたり再びめぐり会えた喜びで胸が一杯になったりしながら読みました。(新潟県・うめ)

【源氏ショコラ日記/愛情バンク】
●チョコレート好きの「愛」がたっぷり・たっぷり。(東京都・桃山)

【ひとくちちょうだい。/愛田ぱん工場】
●キレイでかわいくてエロくてせつなくてすばらしい。大ファンです。(東京都・しば太)

【しょてま7/ein】
◆書店の裏側のお仕事がわかりやすくて、勉強になります。箱詰めテクニックはすばらしいっ!(東京都・桃山)

【TRIANGLE COLORS/eins】
◆パンツパンツパンツ…! 最初から最後までパンツたっぷり! あざといポーズでわざとパンツを見せたりパンツを着たり時には履いてなかったり…。こんなにパンツが頭に入ってくる本は見た事がない! 作者のただならぬパンツ愛が感じられる素晴らしい作品。(東京都・ハルガ)

【死神さんと黒魔術少女/AOISIS】
◆女の子が主導権を持っている、二人とも人外もの…!目つきの悪い男と可愛い女の子…!素敵です!(?・chabo)

【告白アフター/蒼井ホログラム】
◆同性の彼女に告白された翌日、まだ気持ちの整理が出来ないヒロインは、彼女の一挙手一投足が気になって仕方がなく…告白の、その後の二人を描くちょっと珍しい百合もの。(千葉県・ちょゆめ)

【おじさんとみーこ「迷子の話」/あおきり】
◆叔父と二人暮らしの中学生・みーこの家に家出幼女のみやこがやってきた。父と離れて暮らすみーこはみやこに自分の境遇を重ねる。父親が迎えに来たみやこを見送った後にむせび泣くみーこ。姪を優しく抱きしめ口づけする叔父との禁断の恋愛感情が、切なくも愛おしい。(栃木県・阿部紀巳夫)

【(そうしてまたあなたは変容する)/青褪めた】
●変身譚を集めた短編小説集。薄いベールを一枚ずつ捲りとってその中を覗くような神秘性に満ちた一冊です。その奥に隠されたものは時にどうしようもなく残酷なんだけれど、それを表すための言葉選びがどこまでも美しい。(千葉県・むし子)

【ぱんつさんば/あおみどりのさら】
●配属になった売り場には、こだわりの強い変人・通称「ぱんつさん」が。じみ子はぱんつさんの暴走ストッパーとしてチーフに任命され、下着売り場の売り上げ増に挑む。翻弄される狂想曲に同情&失笑するうちに、じみ子まで目の座った阿呆になる。見る阿呆ゼロで楽しかった。(東京都・瓢箪)

【放課後ソルジャー/赤い牙別館】
◆昭和の子供たちの前に現れた教育実習生。思いもよらぬ展開と余韻の残るラストでした。(?・モモザワシマ)

【放課後ラボトリー・1 実験のむこう側/ACACIA】
●偶然か意識してか、あるいは何らかの関係性があるのかは不明だけれど、ABLISS・迷さんのエピゴーネン風(に、見える)作家が登場。前回の先行コピー誌を見た際、またまた迷さんが新レーベルを立ち上げたのかとアセったが、虎の穴でレールガン系の同人誌を発見してこっち系の作家なのかとひと安心。で、本作はイガイやイガイ、スッキリと読みやすくハムスター化する少女もなかなかにキュートで、けっこうなメッケ物。今後も要注目だ。(長崎県・ALPSは今日も機能不全)

【アブリシャス イミテーション vol.1/ACATSUKI】
◆流れ星の擬人化? 妹の願いゴトは何だったのか気になる。(東京都・kikki)

【竜の娘、その父 まとめ1〜6/朱音堂】
●竜を倒した元勇者ゲラムは、その竜から娘のメアを託されます。そんな人間の父親と竜の娘の親子の話の総集編です。人智を超えた力を持ちながらも、育ての親である父が大好きで、時に無邪気に、時に優しく接するメアと、そんな彼女に振り回され、どこか情けなく、頼りない所がありながらも、男手一つで彼女を育てるグラムの親子は、見ていて微笑ましいです。人間と竜、種族も価値観も違う二人、お互いに未熟な部分は数あれど、時につまづき、時に悩みながらも、共に少しずつ成長していく彼ら親子の姿をこれからも見届けていきたいです。(東京都・砂村正彦)

【深海エンゲージ/朱花狂】
◆デブでいじめられていた女子高生が誤って海に転落! しかしなぜか海の中で活動できるわ見た目は美少女に変貌するわ、さらにイカの化身(?)の美青年に出会って子作りを求められ!? なんかすごい設定だが中身は王道ラブストーリー。本人たちが幸せならそれが一番良いのです。(東京都・珠)

【狐通り〜まいごのねがいごと〜/秋色工房】
◆迷子になったちさは、封印されているきつねの妖怪の少年久遠と出会う。仲良くなったちさは秋祭りの日に、ねがいごとを叶えるための短冊を持ってくる。ちさと久遠の関係がほほえましい。お互いを想う気持ちが伝わってきて、優しい気持ちになりました。最後がちょっぴり切ないです。2人の話がもっとよみたいです。(千葉県・ZOO)

【ミラームーンズ 1st MIX/AChaDe-8th】
◆眼鏡っ娘特盛りな青春コメディ総集編。一つ一つは短い物語でも、まとめて読むと、話の流れやキャラクターの関係性が分かり易くて良いですね。さり気ない眼鏡推しもポイントで、にじみ出る作者の愛を感じました。別冊のトリビュート本も見応えがあり素晴らしかったです。(東京都・眼鏡マン)

【君は鏡/aquatica】
●鏡の目をした単眼の女の子、このみは、自分の目を覗き込む周囲の人間の目が気になり、気構えてしまいます。そんな彼女の彼氏、伊人(ただひと)は、彼女に出会った二日目に、自分の目が隠れた髪型にします。恋人であるこのみに気遣いができる伊人と、そんな伊人の前では安心できるこのみの関係が初々しくて素敵です。(東京都・砂村 正彦)

【お兄ちゃんは犯罪者2/アクアドロップ】
●とにかく奈由ちゃんが可愛くて、お兄ちゃんも天然に危険。イチャイチャしてるだけなのに、すごくドキドキして、下手したら18R本よりエロいかも。各ページごとのサブタイトルも秀逸で、ニヤッと笑えもします。これからもこの兄妹を追いかけていきたいです。(神奈川県・tara)

【月と学校と殺人/浅井サネヨシ】
●短編3本+1(四コマ)を収録しています。魚の餌やりをしている不思議な女性、遅刻して登校してきた少女、月面同居人の話…。一般的な起承転結のある物語ではありませんが、どれも映画のワンシーンを切り取ったかのような、独特で鮮烈な世界観に引き込まれる一冊です。特に印象的だったのは、屋上に卒塔婆が立ち並ぶコマでした。(東京都・村川唯)

【季刊☆あさの通信 Vol.1/浅野同人誌頒布所】
●「私も女なので女の子がキャッキャしているものより、男のそれの方が好きです」「あと10月に結婚しました」。何かサラッと凄いカミングアウトだぞ。(長崎県・ALPSは今日も機能不全)

【ゆるふわファンタジー/浅野同人誌頒布所】
●13歳になれば男の子は冒険者になれる国で、男と偽って冒険者登録をする少女ミーシャ、そして魔法使いメル。彼女たちが冒険者にあるために王様に謁見るまでの物語です…が、いや、タイトルに偽りなしです。殺伐とは無縁な冒険生活にほっこりします。(神奈川県・量産型)
●タイトルから内容まで、おいおい大丈夫か?と思うぐらいにゆるふわで、腹を抱えて笑いつつ読みふけることができる作品。等身大の女の子(なのは秘密だ)がファンタジー世界で冒険したらそんなもんだよねえ、と思える説得力を持っているのもいい。まだ始まってすらいないので続きを読みたいです。(東京都・ボイジャー)

【ダンナが腐男子です1+2おまとめ/鯵スター】
●1+2の総集編に描きおろしを追加いた作品です。「腐女子」から派生した「腐男子」という言葉。未だその言葉の定義は定まっていませんが、ひとつの姿を読むことができます。また、女性がメインのBLジャンルに男性が行くとこういうこともあるというエピソードも興味深いです。(神奈川県・量産型)

【アシスタント背景美塾 MAEDAX派/アシスタント背景美塾】
◆「築30年の家」「田舎のゲーセン」といった要望20題、白い一枚の画用紙にマンガに使える背景を1時間で作画する、背景美塾の前田氏のメイキングを早送り再生でまとめた作品集。音声の無い1題3分の映像の筈なのに、魂がこめられていく音を感じるのは気のせいか。(東京都・オタクの部屋)

【Campanella/あしたのほし】
◆この人、きたえたら伸びそう。(東京都・ブリキの太鼓)

【葦火堂短編集 U-10/葦火堂】
●日々の想いや疑問、出来事を綴った初めての作品集。その主人公たちの等身大の感情が好感触。初期の暗中模索な時代から、最近の丁寧で親しみやすいスタイルの確立までの流れが見てとれる。作品の合間にある、階段のある風景イラストもセンスと世界観があって良い味。(東京都・たいらさと)
●10P以下の漫画の11年間の記録集。その成長に圧倒されます。時々入る風景の絵もいい味出してます。これでどうして無料…?(新潟県・うめ)

【Ash Wing・ペーパー/Ash wing】
●コントラストのきいたスタイリッシュな一枚。Good。(長崎県・ALPSは今日も機能不全)

【このマンガを知ってる私がスゴい!!!/後思案計画】
●第1巻が出たばかりの『にじいろビオレッタ』にドハマリしたノゾミは、友達をファンにしようと行き過ぎた行動に… マンガがツボに入りすぎて、前後不覚に陥った経験のある人なら、ノゾミの暴走にも「あるある〜」と共感できる? 個人的には、身に覚えがありすぎて痛辛いです!(東京都・海本広樹)
●たまたま買ったマンガがどえらいヒット。感動を分かち合いたいのにイマイチノリが悪い周囲。分かれよ!って思っていると妙に人気が出てきて…。マンガ好きなら誰しも感じるあるあると、テンションの高さがナイス。冷静になると違うかな…と思っても、また新しい本にグッときちゃうんだよね。(神奈川県・マチダコウスケ)
●最高の一冊を発見した時、誰かに話したい、そしてこの感動を分かち合いたい、その気持ちわかります。だからP&Rを書いています。(茨城県・がくや)
●たまたま本屋で買った新作マンガの1巻目にハマり、クラスメイトに布教。でも、押し売りが過ぎて引かれてしまう。そこでの結論が「私だけはこの面白さを分かっているから…!」。おそらくは誰もが通る道。さらに、自分の布教とは無関係に人気が出てアニメ化、クラスメイトもいつの間にかハマって、けれども自分の熱は急速に冷めていくという、あるある展開。マンガへの熱に自信がある人ほど読んで悶えてほしい。(東京都・bullet)
●毎月何十冊も出版される漫画単行本。そんな中から「大当たり」を引いた時の喜びは格別である。それが世間から注目されていない作品であったら尚更…。本作は、そんな本に出会ってしまった少女の興奮と無情さを描く、すべての漫画読み気取りに刺さる衝撃作。奥付も面白い。(東京都・ルクダル)

【ゆるコマ/あとりえ☆すまいる】
◆良い感じです。(東京都・ブリキの太鼓)

【バトル・オブ・ブリテン物語 総集編 12月の薔薇/アトリエmao】
●厳しくも優しい飛行隊長と、若き新米兵を中心とした出会いと別れの物語。空に溶け、バラの花に託された切ない想い、魂の約束。闘いに傷ついた心が、魅力的な人々とのふれあいの中で癒されて…。時を超え、命を重ねた先に待っていたエンディングに万感の涙が止まらない。(東京都・たいらさと)

【かたすみ/アトリエ夏休み】
●重度の吃音症の女の子が、飼い猫や同じアパートに住む夏子さんに励まされながら少しずつ自分の殻を破って行く姿が、読者として応援したくなりました。(千葉県・コニシ)
◆吃音症の主人公の女性が、少しずつ出会いや仕事の経験をつみ重ねて強くなっていく話。大きな事件がある訳ではないのに淡々と丁寧に毎日を重ねている。描写がとても素敵でした。(?・chabo)

【誕生月のメイ/アヒルサバト】
◆喪失。(東京都・B.S)
●うまく言えなくて絵を描いたけど、ええ話やと思うんやで。(東京都・高野)

【君のはじめてをちょうだい/ABLISS】
●迷さんが"おねショタ"という単語を使っているのにはびっくりだ。(長崎県・ALPSは今日も機能不全)

【ゆりかさんとあきおちゃん/ABLISS】
●ゆりか姉さんが『境界線上のホライゾン』の賢姉ーというのはカミングアウト済みですが、当ペーパーで見るに、あきおさんはセージュンだったわけですか?"ABLISS・ザ・ワールド"では正純は愚弟のセフレ設定なので、あきおさんは今後どうなるのか興味津々。つうか続編あるんですよね?(長崎県・ALPSは今日も機能不全)

【いとしいいきものたち/甘えたは依存しい。】
●まず、キラキラして、可愛くも儚げな作画に惹かれました。再録集であった本書では、作者様の約2年分の作品を読むことができました。どの作品でも、可愛らしいキャラクターが悩みながら生きていく様が描かれていて、キラキラの宝石のようなキャラクターと、彼(彼女)らの中にある、暗くてドロっとしたもののギャップが印象的でした。「いとしいいきものたち」のタイトル通り、キャラクターの生きていく姿がとても愛おしく、命あることの素晴らしさ美しさを感じました。何度も読み返したい1冊となりました。(埼玉県・KB)
●二年間の作品を纏めた再録集で、8冊分の作品が納められています。可愛くポップな絵柄と軽いタッチの話の中に、きちんと現実の棘が仕込まれています。作者さんの進化が感じられます。これからも追いたくなる一冊です。(東京都・H)

【禿げ散らかし系女子/あやかしらびっつ】
●何故か禿げやすい女子高生、禿野鶴美ちゃんの日常。インパクトにやられて、終始笑えました。何をするでも禿げてしまう鶴美ちゃん…禿げてもかわいい鶴美ちゃん。いつか体質が治るといいね!(千葉県・ちゃい)

【スポイルウェイヴ 3/3/ありえやん】
●若者たちの愛憎を描いた青春群像劇の完結編。過去に縛られ、今に苦しみもがきながらも、最後まで信念を捨てずに行動したヒロイン・鈴田の存在感が印象深い。シリアスで重厚な物語だったが、希望ある形で無事に完結に至ったことを喜びたい。シリーズまとめ読み推奨。(神奈川県・江ノ島在住)

【目。/蟻ゾウくじら】
●目が見えなくなった少年、実星とその友達、晴明。単眼になった少女、メメとその友達、右(ユウ)。春明は疎遠になってしまった実星との仲を取り戻そうとし、メメと右は、単眼の呪いを解くために、お互いを愛し合おうとするが…。実星に色々と話しかけるが、空回ってしまう晴明や、クールで少し変だが、親友のメメに尽くす右が素敵です。盲目と単眼、これから先、どのような困難があろうが、こんな友達がいれば、きっと乗り越えられるはず。(東京都・砂村 正彦)

【Bon Sejour! 〜at Hotel Milanda〜/A little bit】
◆ホテルミランダのホールを舞台にした洒落た音楽の数々。ホールバンドによる音楽もすばらしいが、アルバム全体を通して作られたイメージが曲とマッチしてその場にいるかのような想像をかき立てられる。付属の新聞風ペーパーもホテルミランダの世界への作りこみが素晴らしい。(東京都・落合)

【わたしの天使ちゃん/AL=A.gif】
◆推しアイドルの引退ステージの日、引退にショックを受ける先輩と飲んでいたはずが、いつの間にか先輩への恋心を告白することに…。アイドルの引退をきっかけに関係を深めることができた二人を描く百合コメディ。(千葉県・ちょゆめ)

【トルコ滞在記2 イスタンブル編/歩くハイソサエティ】
●トルコに留学されていた作家さんの目で見たイスタンブル。身近な話題の話ばかりで親近感を感じます。また、日本とは違う空気を濃厚に感じられました。(新潟県・うめ)

【-key-/ALGL】
●幻想的な風景と独特の世界観を楽しめるイラスト集。西洋風かつ荒廃した世界のなかに描かれる少女たちは、儚く繊細な印象を与えながらもこの世界における自分の存在を強烈に主張してくるようで、その不思議な感覚に思わず見惚れてしまいました。(東京都・ago)

【だめなおとな/アルファルファ】
●自虐系ではあるんだけど、暗くならず読める絶妙な実話まんが。一回読むとハマります!(北海道・ささみき)

【すてきな贈り物/安パン】
●OLとJKの百合カップルのクリスマスプレゼントにまつわるあれこれとイチャイチャ。楽園でも活躍中の武田春人さんの百合は、会話がとにかくリアルでテンポが良くてグッとくる。たまんないです。(東京都・しば太)

【イガッツ再録本/イガッツ】
●2005年の初めての漫画から商業連載の合間に描かれた長編まで、五十嵐藍氏の同人作品をまとめた再録集。チャレンジと上達の過程がありありと。そして見目麗しくはないが感覚に引っかかってくる、いい意味で青臭くざらついた作風は常に変わらず。センスを感じます。(東京都・水野輝夫)

【ヤミヤミフレンド/いかない。】
◆人殺しのストーカーがこんなにかわいいまんが。(東京都・高野雀)

【たっちくわいひとり暮らし/いきいき人生】
●可愛い絵とテンポあるマンガで読みやすいコミックエッセイでした。更に掘り下げて続編も出して欲しい。(北海道・ささみき)

【アイスノオト〜Extra Stage〜/いくらちゃんらんど】
◆女子スケート選手の青春を描く本作は、マンガ家みづき水脈がクラウドファンディングで資金を集め、連載の続きを描き下した完結編。身体の動きやスピード感など、スケートへの愛情と作品へのこだわりが画面から伝わってくる。描き手が行動する時代の新しい可能性が見える。(東京都・杉並区民)

【部長に終りはありません/苺の塊】
◆作者が商業連載している卓球部を舞台にした百合マンガのスピンオフ。今回はまどマギに絡めたコスプレネタなどもあったりして相変わらずの安定クオリティで楽しめた。(千葉県・ちょゆめ)

【chibicco vol.1/13461】
●とにかくちびっこちゃんがかわいい!(埼玉県・オブ犬)

【竜の居る世界/一日千秋亭】
◆かつて相棒の竜を死なせ、大きな挫折を味わった主人公が再生の一歩を踏み出す物語。竜舎の社長、世話係、新たな竜との出会い。様々な人物と接する事で、その想いを肌で感じ自身の殻を打ち破る描写が丁寧に描かれる。希望に満ちた物語に、こみ上げる物がありました。(東京都・ハルガ)

【毒草に寄す/戌の日】
◆煙草を題材にした三作品を纏めた本。一作品目の「日曜日」は禁煙を決意したあるサラリーマンの話。タバコを止めるという事がいかに誘惑が多くキツく挫折しやすいかと言う事を一週間の出来事になぞらえてとても分かりやすく描かれている。(東京都・ハルガ)
◆日常の切り取り方が上手い。言葉の使い方にセンスを感じる。とても魅かれる表紙でした。(東京都・みなも)

【とうふくんスクール/inul@b】
◆この人がんばってる気がする。良い感じです。(東京都・ブリキの太鼓)

【短編集 孤独/いまい漫画会社】
◆不条理かつテンションが独特なギャグ短編4編。どの話も総じて面白かったが、最後の石原○純が理不尽な理由で大暴れする話は笑いを堪えることができなかった。人のいる場で読んではいけない。(群馬県・紫々)

【Halloween Pajama V/IRICOMIX】
●スペイン語同時翻訳のアクションバトル作が完結。悪夢世界で「ハロウィンパジャマ」である少女が死闘に挑む真の敵方が現実世界では身近な人物。温和な人柄の裏に別の顔が重なってきて…。完全にアメコミか映画の出来映え。最後の巻のさらなるラスボスに手に汗でした。(東京都・カボス)

【優里とつむぎ/in the WATER,】
●今回のはキスで始まりキスで終わる百合エロなコメディーです。(東京都・ 555)

【巨大少女万国博覧会/印度で乱数】
◆女の子は切断されたり変な風につなぎあわせてもかわいい(東京都・B.S)

【VS Vol.1/vs】
◆革新的で確信的で核心的なモノを感じる。複数の作家が集まって描いているのにこれだけの高いクオリティーは奇跡的。(東京都・みなも)

【ヨキ/WE ARE】
●世界の縁をつむぎ変える巫女に供された、小国の姫サラエナの決意と覚悟のファンタジー。命を削り続け、残りわずかな時間しかないと言う巫女ヨキに、ならば貴妃看取ると答える見事な覚悟が美しいです。少女の友情が静かに紡がれます。(東京都・A-沼)

【DeScience04 科学者の知りたい文字の話/Wimdac Studio】
◆「理系・科学者向け」と銘打ち、文字の基本や選び方、使い方などを初心者向けに絞って解説。論文やスライドで読みやすく美しい文字組みをするには…なんてピンポイントな話もあります。装丁も綺麗で、文字に興味なさそうな友人にプレゼントしたくなる本。(神奈川県・イデア)

【宙如日記vol.1/雨花】
◆かわいらしい絵柄で描かれるゆったりやさしいお話が素敵でした。vol.2も出されるのでしょうか…楽しみです。(神奈川県・里)

【ただいま僕の彼女たち/嘘きのこ】
◆人工知能を備えた彼女ロボットを手にした主人公。非モテのコンプレックスから、リアル女子と付き合ったり、後ろめたさを感じつつ目先の快楽を追い、禁止されている複数持ちを始めてしまう。中盤から忍び寄る破滅の気配と、意外なラストが面白かった。(埼玉県・格闘)

【100sheets croquis36〜68/100/うそ八百屋分室】
◆イラストレーター&マンガ家・綿貫芳子が、御題を貰いつつ100枚の絵を1日1枚1時間で描ける所まで描くというクロッキー集2冊目。一枚絵、マンガ、イラストコメントと自分の中から生まれる多彩な表現に楽しげに挑戦している感じが、こちらも見ていて楽しくなる。(東京都・杉並区民)

【纏足アンソロジー/歌う骨】
◆総勢15人もの作家が参加する重厚なアンソロジー。人為的な美の象徴、偏見にさらされる悪習、付随する装飾、突き詰めた美と反対に醜悪な形をした足など、描かれたエピソードは各々の思い入れが詰まっていて非常に濃い。一つの比類なき文化にずぶずぶと嵌りそう。(埼玉県・玉紫)

【SEKIRARA/うだつフラット】
◆Go_MOSさんがこれまでコミティアで発表してきた作品5年分をまとめた総集編。氏の不条理でパワフルなギャグが存分に堪能できるのはもちろん、デフォルメの効いたむっちりカワイイ系の独特の画風がどう創られていったかも楽しめます。(神奈川県・レッドブル)

【猫とバイオリン/宇宙の森】
●カタログの紹介ページを見て、買いました。メインの女の子がカワイイ。話が夢や絵本のようで好きです。終盤の男の子の笑顔はとても印象的でした。(?・栗山信之)

【華咲き師/うにぐる】
●独特でシックな世界観、引き込まれるような絵とキャラクター。もっと読みたいと思わせる作品でした。(神奈川県・tara)

【GHOST GIRL Hop Stay Fly!!/馬鹿星人】
●愛を引き裂かれ、遂げられなかった想いが幽霊になり果たされる不思議百合ファンタジー。意味深な会話、溢れ出る想いの数々が、再会できた本当のワケを導き出す。いつものドタバタを抑え、セリフと表情を強調した巧みな画面構成が、物語とかみ合ってとても素敵な読後感。(東京都・たいらさと)
●少し怖くてとても幸せなお話でした!(愛知県・タルヤ)

【気になる話/うみのねこ】
●流寓の姉妹(月刊スピリッツ)の須藤さんのショート・ショート・ホラーアンソロジー。たった1〜2ページでゾクっとさせるセンスあふれる小話が五本。ラストの「甘党」のホラーというにはどうでもいいかわいらしさも描けるすばらしさ。コピー本だからといって買いのがしてはいけない!!(埼玉県・小澤レコード)
●月刊!スピリッツで初連載作品を描き終えた作者が、約1年ぶりに発行したホラー物5本収録の短編集。自宅を訪ねてきた即売会帰りの友人が持っていた同人誌のうちの1冊。人物の絵は下手、背景は上手いと話している最中、あることに気づく…という短編「同人誌」が、じわりと来る不気味さ。即売会の非日常さを実感するだけに、こんなホラーな本が平然と売られていても全くおかしくなさそうに思えてしまう。(東京都・bullet)

【漫画アシスタントの日常/うみはん】
●マンガ家を目指して、アシスタント歴3年の志歩。今日も新しい漫画家宅へ。如何に気に入られるか、逆に漫画家は新しいアシスタントのどこを見るのか等、臨場感溢れるところはやはりサンデー本誌で連載していた経験がなせる技か?(栃木県・壬生狼)

【PRETTY!/Ohlala.】
●地味な教師の日野田先生と、一見問題児な栃谷君のお話。物語がすすむにつれての、お互いがお互いを見る眼差しの微妙な変化に心躍る作品です。まさにPRETTY!(東京都・H)

【APRIL/エイプリル】
◆少女同士の交流を描いたアンソロジー。最初の、本を好日にして会うきっかけを作る二人の話が良かった。(千葉県・ちょゆめ)

【MIRROR/ABXXX】
●友情と愛情は違うのかどうなのか。色々考えると深く読める面白い作品でした。(愛知県・?)

【夕凪ミュージック/江古田color】
◆新居の大家が口煩いお婆さんで大ハズレと思いきや、案外面倒見がいいタイプで、はっきりものを言う主人公と意気投合という、スッキリと気持ちのいいストーリー。食生活を支えあえる人がいると独身生活も潤いますね。(埼玉県・埼玉三区)

【アナスタシアの柩/ACILPER】
◆海を望む崖の上で、以前の記憶を全く持たないまま目覚める少年、ルヴィウス。ルヴィウスと瓜二つの少年、ルクスは転落しかけていたルヴィウスを助け、自らをルヴィウスの弟と名乗る。彼らと同じく身寄りのない子供達を集めた施設での生活が始まるが…。何かを隠している様な"弟"の態度や、自殺未遂を思わせるルヴィウスの傷痕が、読者の不安を煽るが、伏線が明らかにされた後の読了感は晴れやかである。ルヴィウスの事を心配するルクスや、人形めいた風貌ながら時折感情を見せる少女、リデルの表情が可愛らしい。(神奈川県・くらげ)

【オーベン×ネーベン1/S&K】
◆ポジティブ天然研修医と人体オタク(変人)指導医のドタバタギャグ。もはや手伝うどころか足手まといにしかならない研修医の斜め上を行く対処に爆笑。とりあえずこんな病院は面白いけど嫌だ。(1)ってことはまだまだ続くのか! 次回のハイテンションな2人の活躍も楽しみ!(東京都・風邪)

【デンセツノ魔キュウ/S curve】
◆画も内容もうまい!(千葉県・コニシ)
●冴えない野球部員の男子高校生が空を飛ぶ同級生の魔女に憧れ、飛び方を(有料で)教えてもらうお話。二人があからさまにラブラブしていない分、リアリティがあって、かえってドキドキしてしまいました。羨ましいなあ、もう!幸せになれよ!(大阪府・河瀬雅人)
●現代+魔法という世界観で、魔女らしくないクララ特性のキャラクターが魅力的でした。(埼玉県・オブ犬)

【すえっこトーク/eso aparte】
●ペンタブレットを導入した影響か、頭身の上ったひどくリアルタッチの絵柄へと。その為兄弟ゲンカのシーン等が異様に生々しい迫力に。違和感といえば違和感なんだけど、ちょっとある種のターニングポイントなのかも。(長崎県・ALPSは今日も機能不全)
◆3人兄妹の末っ娘、中学2年の初穂は家のルールで高校生になるまでケータイ禁止。最近クラスの友達が次々とケータイを持ち出したのを見て、我慢できずに親に交渉しますが…。健気だけど周囲に振り回されまくるおバカな初穂ちゃんが不憫かわいい!(神奈川県・明日は完璧)(?・?)

【イケメン千秋楽/ngs_project】
●相撲乙女ゲーム(笑)。男性の半数が力士になる世界で、「お嬢様」の主人公は叔父が経営する高校の相撲部を潰すために転入する(叔父が相撲ギライなので)。導入部分が長いし恋愛要素低めだけど、個性豊かなキャラ達に惹かれていく。ちなみに番外編は、半ば仕方なくアイドル活動&相撲をする雅くんが主人公。幼なじみの梓のために本気を出せるのか!? 話はこっちの方が面白い。(神奈川県・わたり羽衣)

【えのころ七曜帳 2015/えのころ工房】
●毎年楽しみにしているカレンダー。手に取るとしみじみ思う。もう一年たつのかと。(茨城県・がくや)

【育む茶室/エベレストライブラリ】
●関根さんの「ママール・フ・モモール、なりに」という読んだ人を確実にうちのめす怪作(傑作)を思い出させるのに、今度の関根さんはやさしい。やさしいけれど、読んでいるこちらの背筋がのびるような真摯さと凛々しさにあふれています。「僕も作品として生まれたかった」そうだよそうなんだよ。(東京都・高野)

【DrosseL 〜ユキノウタ〜/mdp+】
◆ひねくれ者で冷淡な大学教授のジオと、おしゃべりな子供の姿をした自動人形のツグミ。ある日、生徒に厳しく当たるジオを見て"つめたい"と評するツグミを、ジオは"寒さも分からないお前に言われると違和感がある"と皮肉る。直後、ケンカが始まるが、言いたい事を言い合った後は根に持たない2人。感覚の"つめたさ"と態度の"つめたさ"の違いに、人間と人形の感覚の違いを絡める語り口が秀逸である。(神奈川県・くらげ)

【つぶやきロゴタイプ#2/empty203】
●日々の生活で漏れ出てくる"つぶやき"をロゴデザインで表現したという本。「やる気スイッチ(off)」とか「意志薄弱」とか、言葉と、それをデザインした文字が、私の印象とよく一致していました。特に「焦」、見ているだけで焦った気持ちになってくるので、おかしかったです。(千葉県・よしかた)

【塀の中の白衣の面々 総集編/おえかきしゅぎょう】
●食品工場で働く人々を描いた、フィクション風の、おそらくノンフィクション?というリアルなレポート風味のマンガ。データがくわしく、知らない事がたくさん判るので、情報大好き系の方にはたまらんです。「そうなんだ!」「知らなかった!」の連続が楽しいです。(東京都・A-沼)

【クラスメイト/大木荘101号室】
◆ポップでキャッチーな5曲。伸びやかで少し艶のある女性ボーカルの気持ちよさと構成する音の面白さ、それにすっと入ってくるメロディが高いレベルで組み合わさっている。一曲一曲聴くたびにアニメのオープニングの様に映像が頭の中に拡がるのがとても楽しい。(神奈川県・ここり)

【はつかねずみのクレヨン/おーびっと113】
◆実験用ハツカネズミをモチーフにした漫画。生まれてすぐ親から離され、子ネズミたちだけで哺育室に閉じ込められる。外の世界に憧れる女の子。母親のぬくもりを求める男の子。死ぬために生まれてきた彼らの境遇を切なく描く。ケモ耳ロリショタイチャエロ要素も満載よ。(東京都・ミャー)

【みこまさんの理想的就職/おがわさとし雑貨店】
◆社会で生きづらさを感じるタイプの人々をそっとすくい上げたような一冊。みこまさんが可愛いです。世界に優しくしたくなる。(東京都・みなも)

【おコタ。ぐれいど/おコタ。】
●ネコ話と日常ネタエッセイマンガ。いたずらっこのコタちゃんや元気で空気をよまないマイちゃんがかわいい。シュラバ中のクッキングレシピの紹介や入院体験記など、よみごたえバツグンです♪。(東京都・ころー)

【オカダケ/おしゃぶりめがね】
◆猫耳が成長途中で生え変わるというネタの8pマンガ。主人公おかだちゃんのキャラが良い。(東京都・よーがす)

【ジキボリン/オダギリックス】
●青年男性と女性の虚ろげな会話劇。どこか不思議な影のある女性に対して、恋い焦がれる想いを秘めた男性。彼女が幼い頃、神隠しにあった際に知ったジキボリンという言葉。物語は予想もつかない結末を迎える。空っぽのようでありながら、どこか心に響く不思議な作品。(東京都・ドーロン)
●素敵な恋の思い出と衝撃の顛末を描く不可思議ファンタジー。甘美な追憶にひっそり存在する違和感。その結末は悲劇というには唐突で、嫌悪するには洗練された抜群の絵柄と構成。読み手を薄氷の上に置き去りにする小田桐マジック再来!(東京都・たいらさと)

【どうにもこうにも/お天気お兄さん】
◆学園日常系マンガ。おもわず笑ってしまう(笑)。(千葉県・結城都)

【リバース×りばーす/おでんランチ。】
●男の子なのに女の子を演じる知夏くん、良い子なのに悪い子を演じたい茜ちゃん。「俺、お前のこと嫌いじゃねーけどな」という言葉から本当の自分を出し合えるようになる二人を見ていると、本当の自分をぶつけられる人がいること、その人に好きになってもらえることがどれだけ幸せなことかというのを感じさせてくれます。(北海道・みずね)

【アポカリプスの特攻少女/おやすみすみか】
◆閉塞的な世界で、世界の維持装置を破壊するために、戦闘機で特攻任務を遂行する少女たち。逃げ腰の隊員は強制退場させ、生き残りのごく少数は破壊へ、命を二の次に突っ込んで行く。自分の姉的存在の遺した機体で飛び立つ娘・千波が凛々しく痛々しく、そして不思議に綺麗だ。(東京都・葉脈)

【くしきもの/折】
●江戸時代、売れない小説家と、ひとならざるもの達との不思議な日常を描いた作品。なぜか主人公のもとに戻ってくる「櫛」に秘められた恋愛模様が、少しずつ積み重ねられていく情報によって解明されていきます。推理モノのような楽しみのある作品でした。(山梨県・やまさん)

【世界が終わる日/オリジンを見たか】
◆インナーワールドが人に理解されず、漫画を描いていることもバレてクラスのいじめ渦中の茜。唯一フラットな目で見てくれる、ピアスに金髪のギャルぎみなクラスメイト・中山さんの存在で茜は変わっていく? ドライなどんでん返しがあるかもとハラハラした。青春微百合ナイス。(東京都・やん)

【ストロボ・フラウ/オレンジ工房】
●先の世紀に世界を震撼させたあのドイツの独裁者を美少女化させ、周囲の人々と共に権力掌握へと邁進していく様を青春ドラマ様に描く。今回は宣伝写真を撮影する風景の一コマを切り取っており、表面的には気のおけない仲間たちとのたわい無い日常やほのかな恋愛感情などが微笑ましく見える。しかしながら、いくら美少女でも行動の目的はモデルとなったかの人と同じであり、人生を俯瞰したような言動も目立つほか、劇中で撮影したポートレートを模した付録に施された加工も、彼女たちの末路を暗示している。元ネタに敬遠せずに読んでほしい一冊。(東京都・黒須洋行)

【Happy Honey Harvest/オレンヂハチドリ】
●天を貫くかのように巨大な樹の生える世界の果てにあるレストラン。それを経営するシェフを兄に持つ女の子がケーキの材料となる蜂蜜を採りに行く。太めの描線で描かれた丸っこいキャラがたいへんかわいい。(千葉県・クロ僕屋)

【浪漫画楼 明治大正昭和アンソロジー/懐古電線】
●少々退廃的な雰囲気の作品が多い。幻想的でもあり、明治大正昭和の時代は作家の想像力を掻き立てるのかもしれない。(神奈川県・わたり羽衣)

【居場所さがし/街灯の明かり】
●朝起き仕事をし家に帰る。そんな生活を続けていた主人公は喫茶店という「行きたいと思って行く場所」を見つける…。柔らかく暖かい絵のタッチで楽しみを作ることの大切さ、寄りたい所のある大切さをそっと教えてくれる、シンプルながらに暖かい作品です。(埼玉県・ヘリング・ライプ)

【就活FREE STYLE/菓子焼き役場】
◆まるで終わりのない就職活動…。ここで落ちたら持ち駒ゼロな佐奈子が選考を受けにきた会社・ビーテックで急に、「ラップをしろ」と言われて…!? 先が見えない、馬鹿らしい! 何度同じ事を言えばいい? 読んで共感、まじウツ就活の闇!(埼玉県・藍空)
◆就活でラップをする!? ありえない! とついつい読み進めてしまう不思議な本でした。(千葉県・結城都)

【ももんがの歩き方1+2/Cuddlies】
●海外の暮らし、ていうのと動物がかわいかったので! まとめて全部買えば良かった…。海外、文化の違いを体感してみたい。(長野県・竹内小晴)

【ひとみにつき/ガタンココン】
◆執筆者6人がネームを交換して描き合った「ひみつ」をテーマにしたアンソロジー。ひみつ内包のせいか、ちょいダーク、ちょいファンタジーなど、全体に好みでした。秘密を明かす瞬間は、反応で本音を垣間見れちゃう魔の時でもあるのね。(東京都・風待)
◆すこしふしぎ(SF)な話をネーム交換しあって描いたという合同誌。どれもすごくよかった。(東京都・高野雀)

【東の空に月を追う/カナメスタジオ】
◆薬師・蝉之助が山中で介抱した手負いの少女は天狗の娘だった。事情を知った蝉之助は、禁を破り彼女を生国に送り届けようと決意する。命を賭そうとする蝉之助への周囲の人々の反応と、それに対する彼自身の葛藤が印象的。短めながら登場人物の内面が深く描かれていてよかった。(千葉県・¥)

【生ガキちゃん/金山 雄気】
●新宿の某オイスターバーの生ガキは働く社会人の心のオアシス「生ガキちゃん」であった。人語を話す愛くるしい姿の生ガキちゃんが次の日に新しい一歩を歩み出せるよう元気を与えてくれるのです!! 次の日ガンバル活力を与えてくれる生ガキちゃん…。めっちゃ可愛くてめっちゃいいやつです。(埼玉県・ヘリング・ライプ)

【サワーグレープス/鹿嵐屋】
◆成人女性同士の百合カップルの日常を描く。お互いに慣れつつ、将来に対する幾ばくかの不安をコメディタッチで表現していて面白かった。(千葉県・ちょゆめ)

【こころ/金はないが愛はある】
◆ほんとにすごい。心理描写にしびれた。(東京都・リベゴン)

【かばやき紙/かばやき】
●フルカラーペーパー。ヒロインの胸元と太股の肌色がステキだ。(長崎県・ALPSは今日も機能不全)

【日下部くんanother その後/かばやき】
●とても好きな作品のまさかの続編でとてもうれしいです。ここまで書いちゃったならもうシリーズ化してくれちゃったら感無量だなぁ、なんてムシの良いことを考えてしまいました。それにしても2人が入れ替わっていることにあんまり違和感感じなくなってきました。それぐらい2人の生活も板についてきたということなのかも。(茨城県・鈴木9号)

【肉の花束/壁の彩度】
◆食事的にも性的にも美味しい、キュートで可愛い肉ガール・高木さん。そんな彼女が登場したマンガを集めた総集編。これを読んでも高木さんは謎の存在のままだったけれど、感傷的で心を抉る物語の中で、いつも太陽のように微笑む彼女がとてもステキだなって理解しました。(神奈川県・狗肉)

【怪人ふくわらい/CARTON MAN】
◆ナルシスト風味の文学青年とツッコミ役の金髪女子のふたりだけの文芸部。妄想過多から生じる仰々しく奇矯な言動を描いたコメディと思いきや、SFジュブナイル的な急展開にびっくり。前後半を淀みなく繋ぐ硬質な作画と伏線含みの台詞回しにハッとさせられました。(埼玉県・ya53)

【ガール・ミーツ・ストレンジ/ギガマニクロック】
●『サモコン!』の落ちにわらた。(東京都・TK)

【夜伽の窓に/XXX'】
●絵が可愛いく読みやすい。妖精を弄り倒す話ではあるのですが、御伽噺のような、温かみのあるちょっぴりファンタジーな優しい百合でした。でもちょっとえっち。(大阪府・りっく)

【選択死/絆キセキ】
◆高齢者が自らの意志で人生の幕引きを選択できる「選択死」制度が認められた日本でのある老夫婦についての話。現在高齢社会について様々な問題が山積している我が国において、この架空の制度があったらどうなるかということを真面目に考えてしまった。特に、老夫婦の「病気で家族に迷惑をかけたくないから」という主張の一つがリアルに感じられた。ラストシーンはハッピーエンドなのかバッドエンドなのか…その判別を簡単に言い表すことができない。(群馬県・紫々)

【社会の窓/キツネツカ】
●危険ドラッグという非常にホットな題材ながら、この作家さんならではの推理テイストとシャープな絵柄でぐいぐい読ませられた。恐らく莫大な量の取材や考察を重ねたのではないかと…。何を言っても陳腐になってしまいそうだが、読後感も本当によかった。キャラクターも好き。(東京都・CKS)
●気の合う友人達と穏やかな日々を過ごしていた拓くん。そんな彼が殺人事件の現場を目撃してしまい…というクライムサスペンスなお話です。最近、巷を騒がせている危険ドラッグやアスペルガー症候群など様々なキーワードも散りばめられています。大切なものを守る為に周囲に理解されなくとも奮闘する拓くんがとても格好良いと思いました。(茨城県・鈴木9号)

【W→B/喜怒快楽。】
●魔法学校の落ちこぼれ少女。スペルマスターと呼ばれた祖母の名誉のためにも、魂の数が多いほど強力という条件を満たす最強の使い魔を見つけようと、祖母の研究成果からヒントを探そうとする。最終的に偉大な魔法使いへの一歩を踏み出した少女の連れて来た使い魔が、「それかーい!」と突っ込みたくなる代物で脱力のオチ。臭いですぐに正体に気づいた先生の恥じらい顔がグッド。(東京都・bullet)

【メル変の森/きのこのこ】
◆タイトルでふいた。(東京都・すいへい)

【上京物語/希望製作所】
◆貧困の中での酷い生活が面白くつづられている(千葉県・?)
◆思いがブ厚いのに読み切ってしまいました…。あまり知らない仕事のことも作者の細かい観察眼によるレポートで楽しめる、ノンフィクション系漫画…。この方のこの先の物語も思わず引き続き読みたくなってしまいました。(?・chabo)

【第二期CAMEL 4号/CAMEL】
●一年に一冊しか出ないのですが、今時珍しい合同誌です。3号から表紙がカラーになり、作品は読み応えあります。でも、小さなミスがあちこちにあって、合同誌のむずかしさはわかります。がんばってね。(東京都・片桐由美子)

【Little by Little/glx.】
◆彼女いない歴=年齢のヤスオは、大学デビューするもフられまくり! そこで女子にモテるため、モテモテの完璧男・アイトに近づくことに。しかし彼女を作らないアイトについてある噂が流れていて…? ヤスオのアホっぷりが愛くるしくて応援したくなるラストが…!(埼玉県・夏目)

【猫日和/caramel holic】
◆猫が好きな少年と猫みたいな女の子の話で、何かが始まる予感がして、今後に期待。(千葉県・結城都)

【君はきれいだよ 前編/camp】
◆女装趣味を脅され女たらしな篠宮の玩具にされるユウが、生きているのを実感できるのは、素朴なバイト青年・福田を好きだと想う時だけ。女を本気で好きになれない篠宮は、そんなユウの態度に苛立ち…。通わない気持ちと歪んだ関係が何処にたどり着くのか…ゾクゾクします!(東京都・A田)

【クレヨンのおじょうさん/キュートビリビリ】
◆擬人化されたクレヨンの女の子が1人1人とってもかわいかったです。(神奈川県・里)

【未完のアルマンド/鏡像フーガ】
●小説家ユーコの連載作品が打ち切りになる事が決まり、その登場人物アルマとジグは自分達の世界が未完のまま終わってしまう事を阻止するべく、ユーコの元へ現れた。自らの作品に生きる彼らの声を直接聞く事が出来たユーコは、発表の場がどうであれ、いつか納得のできる作品を完成させるだろう。(愛知県・タルヤ)

【とっぷおた/kyontamapot】
◆アイドルオタのヒロインが転校してきた学校には何とその推しアイドル本人が。オタであることを隠して友達付き合いを試みるヒロインのコメディ四コマ。(千葉県・ちょゆめ)

【センパイ、おかしなこと言わないで!/kirazu】
●憧れの先輩とのいちゃいちゃ百合まんがと思いきや、ページをめくるといきなり先輩からの「乳首なめさせて」にはびっくり。その後も先輩に振り回される後輩ちゃんの姿がかわいかったです。(茨城県・がくや)
● ある日少女が抱いた知的好奇心。これは、そんな彼女と彼女に協力する後輩の少女との触れ合いを通し「この人にしか頼めない事が有る」一方では「難しいけどこの人の頼みなら何とか応えたい」と、それぞれが思える相手に出会えた幸せを描いた純愛物語です。 …同時に乳首の話でもありますが。(秋田県・やなしたわたる)

【毒につながれて/Kirsch~キルシュ】
◆制服姿の女の子にしか見えない不思議な生き物と、毒をうつされて村から出て行かねばならなくなった男の物語。鳥の名前を冠する不思議な少女の受け応えがいちいち天然ぽくてほのぼのする。(千葉県・ちょゆめ)

【茜色に染まる空の下、彼女は—/銀色キャンバス】
●最近、希緒が見えない「誰か」と話している——。そんな想い人の異変に気付いた美雪は、直截本人に問い質すものの、相手は昨年死んだ琴美だとの答えに蟠りは一向に晴れなかった。そんな折、希緒は熱で何日も学校を休んでしまうのだが…。美雪、希緒両者の内面描写が巧みで惹き込まれます。(埼玉県・上山大介)

【本当はかわいい画図百鬼夜行 桜/金属バット】
●怪異が何故かかわいい女の子として見える「僕」と、そんな女の子の怪異が繰り広げる怪異擬人化小説シリーズの続編です。皿以外のものを数えたがる「皿数え」を始め、設定に忠実であるように見せかけて、どこかその設定が歪曲され、面白可笑しく擬人化された怪異と「僕」とのやりとりに思わず笑ってしまいます。シリーズものですが基本的に一話完結の話が多く、途中から読み始めても楽しめます。(東京都・砂村正彦)

【エルフのエルちゃん1/空想RIOT】
●エルちゃんが可愛いのはもちろんですが、1ページごとに笑わせてくれます。読んでて元気が出ました。(神奈川県・tara)
●エルフ国からの留学生、通称エルちゃんが日本の学校生活に奮闘するコメディ。エルフという存在が広く受け容れられている世界観であることから、いわゆる「異なる文化を持つ外国人とのカルチャーギャップを描く日常系ギャグ」の範疇に収まっているが、エルちゃんの持つマスコット的外見とそのとぼけた行動・言動の対比がさらなる可愛らしさ・可笑しさを加えている。続巻にも大いに期待。(東京都・黒須洋行)
●エルフの国から日本の高校に留学してきた「エルちゃん」が、学校の友達と繰り広げるドタバタ学校生活です。彼女は外見は普通の女の子ですが、妙なところで人間の高校生との生活様式や価値観のギャップが現れ、読者の笑いを誘います。プロローグ以外は1ページ1話完結なので、テンポ良く読み進められます。サークル初のオリジナル作品とのことですが、続編予定されているようなので、楽しみです。(千葉県・高木 晋一郎)

【森林を伐採/Q-ron】
◆シチュエーションがこわくてステキ!(神奈川県・いぬ)

【僕たちは正常です。/Q-ron】
◆絶妙な本タイトル。常識からはみ出た世界に紛れ込んでいるストレンジな日常2篇。「見てはいけない側面を見ちゃったな」と本を閉じると、表紙には『僕たちは正常』とうたっており。「ふぁ?」とツッコみました。クセありで眩惑されちゃう良作です。後ろの話が好きです。(東京都・すがや)

【元気ですにょろ/下り坂道】
●とあるオタクが、オタサーの姫がカツアゲにあっている場面に巻き込まれる。しかしコミケの様々な困難に鍛えられたオタクの技の前には不良などものの数ではなく。だが、このモヤモヤするような心を波立たせる結末は一体(笑)。面白いという一言では言い表せない問題作!(東京都・roadman)

【青春生き残りゲーム総集編/熊の有頂天】
●可愛くもない男二人(と可愛くない妖精)の4コマの4年分の総集本。厨二を自称するだけあり読んでて痛々しく、冒頭の「最後まで生き残れますか」の問いが心に響く。作者のリアル中学当時のイラストもあり更に心臓に悪い。厨二マインドを持ったまま大人になってしまった人は読んでみてほしい。(群馬県・ミシシッピ山)

【明日も鍋の日/くまのこ】
◆ルームシェアしている社会人女性二人。ちょっとしたいたずら心から「出て行く」と言ってしまった彼女の言葉にルームメイトは思わぬ反応を…。百合というわけではないが女性同士の気がねのないやり取りにほのぼのする話。(千葉県・ちょゆめ)

【ハート養生/くまみね牧場】
◆魔法が珍しくない世界で、魔法使いの女子大生が恋話にヤキモキするお話です。シンプルなタッチと巧みな構図を活かしたコメディの軽妙な味わいにニヤリとさせられます。一年前の作品の続編になりますが今後が気になります。(埼玉県・ya53)

【アキバのときめきが世界を救う!/くみちょうBOX】
◆謎の宇宙人に突然襲われ、絶滅寸前の地球。そんな中、メイド姿で歌って戦うアイドル・ですとろ☆女学院。やっぱりアイドルは多くの人に幸せを届けるんだなあ。(栃木県・おもちゃのまち)

【へいわじま/CLUB NAKAYOSHI】
●いつもいつもほんとうにかわいい。大切にしたい話。(東京都・高野)
●二十代後半から三十代前半、世間的にはもういい大人で、だけれど本人的にはまだまだ大人になりきれない。それでも就職や結婚や出産と、周囲も自分もどんどん変化していく。そんな時期の曖昧な心情を的確に表現している。絵柄は非常に個性的だが決して読みにくいわけではなく、むしろこのファンシーな絵柄と、実直で現実的な脚本・台詞という組み合わせによって、誰にも真似できない表現に到達している。とても面白かった。(東京都・ちるだ・ま)

【ルナチック/CLUB NAKAYOSHI】
●死んでしまった大好きなうさぎに会うために、全てを棄てて研究に没頭する博士。助手の優しさに気付かないまま独り月へ旅立ち…。純粋でちょっと切ない、童話の様な不思議であたたかな物語をシンプルで可愛らしい絵柄が引き立てます。月のうさぎ達のパーティの賑やかさと宇宙の寂しさが印象的でした。(東京都・ハルカ)

【川底幻燈 1〜3 総集編/くらやみ横丁】
●東京、向島に存在する異世界"川底"。厭世観から引籠りとなった中学生・遠藤は、同級生のほとりを追って川底に行く。そこで彼は永遠の夢の世界に耽溺すべく自分の記憶を売り、消滅の危機に陥るが…夢うつつと現実の世界の狭間を描く、儚く痛々しく美しい幻想的な物語。(栃木県・歩き目です)
●東京の向島のどこかにあり、夜になると現れる異界の町「川底」。そこで行われる祭り「幻燈市」で開かれる夜店「幻燈屋」では、客の記憶と引き換えに、客の望む映像を再現し、上映する。同級生で「川底」の住人、隅田川ほとりの後を追い、「川底」の「幻燈市」にやってきた引きこもりの少年、遠藤正志は、嫌な自分の記憶を「幻燈屋」で売り続けた。やがて、人の記憶に残らない存在「夜の人」になる事を望むが…? 忘れたい記憶、逃げ出したい現実、忘れたくない好きな人との思い出。それでも、人は辛い過去の記憶を受け入れ、現実を歩んでいかなければならない。最後の展開はあまりにも切なかったでが、現実を歩んでゆく彼の姿は、晴れ晴れとしていました。(東京都・砂村正彦)

【うさつーまとめvol.9/くらんけんはうす】
●青い海でした。(滋賀県・アサノウチ)

【grand-nauts 04/grand-nauts】
◆大好きな気持ちを相手に伝えられず、相手の恋を応援しなくてはいけない立場になってしまった少女。一度は相手の恋が実らなかったことに内心ホッとしてしまったのだが…。二転三転する展開が良く練られている百合ラブストーリー。(千葉県・ちょゆめ)
●好きな人に想いをぶつけて振られるのはつらいけど、好きだという思いをぶつけることさえできずにいるのは、きっともっとつらい。振られることがわかっていて好きな人に告白した美咲を見て、香奈枝は果たして美咲に自分の気持ちをぶつけることができただろうか。最後のコマを見て、それが出来たと信じたい。(埼玉県・はなかわあきら)

【風鈴ナイト/くろみや別館】
●安定感のある面白さ。どの本を見ても必ず笑える。すごい!!!(北海道・ささみき)

【久世さんちのお嫁さん・7/群青の街】
◆コレは1冊でもたのしめた。面白い。シリーズ読みたいと思えた。ふしぎな家と人の話。(?・?)

【學園のムスメ 単行本未収録版/ケケレケクシネン】
●女子はしたたか! そしてそんなしたたかな女子がとても可愛い。両立しないように見えるこの二つを両立させるのがこの作者です。キャラも可愛いから入り込みやすいですし。そういう意味でとても自分が読みたいし、だれかに読ませたい貴重な作品。(東京都・ボイジャー)

【オレは咲く(3)秋刀魚の味/月刊滋養】
◆最近エッセイや随筆のテイストがある文庫を中心とした本をよく読んでいることもあり、同人誌でもこの手の漫画の描き方をされるとよく目立ちます。フィクションとのことですが、サッと描いたみたいでも雰囲気は十分、いいですねーこういうの!(東京都・よつば父)

【ニム荘 冊子/月松堂】
●誰にも見向きもされなかった冊子だが、反面、仲間内のゲーム会では重宝されて実用性甚だ。コミティアXでのゲーム会においても、飛び入りの参加者さん向けに重宝された。作品とは、品物とは、それを必要としている相手へ届ける事が肝要であると再確認の一冊。(三重県・片羽締め)

【Autumn Willow/幻稿社】
◆人ならざる者たちが、奇妙な傷害事件の真相に挑む伝奇ノベル。フォークロアのエッセンスを散りばめつつ、一人の女性として人間社会で生活を営む「木の精」のルーツに迫る筋立てに引き込まれた。最後まで程良い緊張感を保ちながら迎えるクライマックス、読み応えアリ!(東京都・紙の森)

【これが俺らの。/紅榴石】
◆ロマゲかしらと見まごうかっこよさ、華やかさで描かれるのは、暴走子猫のご近所大冒険! 世話焼きの先住ニャンコがこんなにイケメンでいいんですね! のほほん展開をプロ画質で堪能。グッジョブ過ぎて癒されまくりました。また変な漫画出してくださるのを待ってます!(東京都・ケムコ)

【紫電の私伝/こがしゅうと宅】
●戦闘機の物語、なのですがストーリー展開とキャラクターが素晴らしい。マニアの方はもちろん、そんなに詳しくない私もめちゃくちゃ引き込まれてしまう、力強いマンガ。うまいなぁ…。(東京都・しば太)

【あわい、くちなわ、たけこうべ/午後五時四十六分】
●首のない化け物の夢を見るようになった少女と、彼女を「かあさん」と呼ぶ謎多き男との因縁が語られる。首にまつわるショッキングなシーンもあり、多少、心の準備が必要だが、人と人ならざる者とのつながりが魅力的に描かれていたと思う。義理堅い人外というのもステキ。(東京都・あららぎ)
◆幼いころの自分が首の無い蛇の化け物に首を取られそうになる、という夢をよく見る女子高生。訃報を受けて田舎の祖母の家に帰った彼女は、思わぬ形でその蛇と再会を果たすこととなる。蛇の正体と彼女の夢の真実を知るにつれて、ホラー風味の不気味なフォルムを持つ蛇が次第にいとおしく見えてくるところがこの作品の妙味だ。(東京都・黒須 洋行)

【竜はアルカディアにある/0319】
◆読めるけど、読み切っていないのが残念だった。(東京都・ブリキの太鼓)

【ふかふか/コジマコ】
●一日が終わると迎えに来てくれるお布団の「ふかふか」が大好きな桂子ちゃん。一見幸せな日々を送っているように見えるけど…短いお話ながらも断片的に見え隠れする真相が印象深かったです。コジマコさんお得意の不思議なラブストーリーを楽しませていただきました。(茨城県・鈴木9号)

【私は 可愛い ペンカメラ/こすめちっく】
●「6000円で売れるカメラを開発せよ」この当時でも低い価格設定を高性能と共に実現し、昭和39年にオリンパスが発売したカメラがオリンパスペン。これは「少女とカメラ」をテーマに、ペンとそのシリーズ機、そしてフィルムカメラそのものの魅力を伝えてくれる一冊です。(秋田県・やなしたわたる)

【掃除当番/胡蝶社】
●中学校のそうじという共通体験をテーマに誠実に向きあっていてとても大好きな読み切りです。同人誌としての「掃除当番」はキナソのしっかりとした紙でちょうどいい大きさで、机の上の手に届く場所においておいて、これから何回もずっと読み返す予定です。(神奈川県・いぬ)

【まきげちゃんとぶーちゃん/coccus】
◆公園でブラブラ過ごす元チンピラになつく小学生の女の子。最初は困惑していた元チンピラの男も、次第に彼女といることに安らぎを感じるようになるが…。二人の気持ちの成長を、じっくり描いた良編。独特のキャラクターデザインがストーリーに合っていて良かった。(千葉県・ちょゆめ)
●元チンピラのブームスが出会った巻き毛の女の子ヒヨコ。ブームスの過去は語られていませんが、きっと彼女の純粋さがブームスの救いになっていたんだろうなぁ。年の差を超えて二人が結ばれるラストは感動しました。個人的にはブームスの友人ラッセルの過去を掘り下げて頂きたい。(千葉県・黒いG)
●アウトローな三十路前の男性「ぶーちゃん」が、8歳の少女「まきげちゃん」に、真摯で誠実な恋をするお話。暖かな線で描かれる雰囲気のある絵柄が、絵本のような静画のような独特の世界へ引き込んでくれます。素直な涙をくれた優しい作品でした。(静岡県・桜色)

【mocha artworks 2012-2014 Jikoman/Cotton】
◆細長の紙面を最大限に活かした風景イラスト集。時に横長、時に縦長に描くことで世界の広さを印象づける。後半の宇宙と夜空のイメージは、いつか訪れる近未来を先取りしているようで、しばしの間ワクワクしながら眺めることができました。(東京都・たいらさと)

【過春DS #03/CottonClub】
◆年の差カップルの珍しい百合もの。続きもので今回は小編なのだが、二人のこの先が気になる展開。(千葉県・ちょゆめ)

【未開のチークス/5°】
◆深夜、クラスで馴染めない少女がゴシック衣装で歩いている姿を見かけたヒロイン。その頃から、少女はますますクラスとの孤立を深めていく。けれどヒロインには、そのゴス姿がどこか見覚えがあって…。少女時代の息苦しさと、そこからの脱出を暗示させるラストカットの対比が良い。(千葉県・ちょゆめ)

【このコロッケそばがうまい!!/小噺新演芸場】
◆コロッケそばが…た…食べたい!!(東京都・桃山)

【制服女子/コパ屋敷】
●なかよし三人組な女の子達の様々なシーンを切り取ったイラスト集。オレンジ色の制服や、全体的に暖かい色合いが、彼女たちの元気で可愛らしく、ちょっぴり色っぽい姿を引き立てている。オールフルカラーの素敵なイラスト集。(愛知県・タルヤ)

【四季のうた/金色童】
●とある中学校を舞台にした連作の学園ファンタジー短編集。特別な人間にしか視ることが出来ないハル・ナツ・アキ・フユの4人と、彼らを視ることが出来る男子生徒・塚本との交流を描く。荒削りで説明不足な箇所もあるが、それを補って余りある魅力に溢れた良作だ。(神奈川県・アキト)

【競馬場に住んでる馬/South Air】
◆やられた! 面白い!(東京都・美夢)

【(ペーパー)/サクサク還元濃縮】
●「進撃の巨人」系のマッシブな女装絵も良かったけど、このスタイリッシュな絵柄での同人も出して下さい!(長崎県・ALPSは今日も機能不全)

【アルテマスパーク三人娘 —犀の角篇—/ザ借家】
●暴走おバカな3人組が、まとめてたっぷり楽しめる総集編。やらかす3人と周りの一部までトンチキです。タイの尾頭付きと言って出されるアンコ詰めすぎのオヤツ、授業参観に来た怪鳥着ぐるみ怪人の盛大な屁コキ…。あとの隠れ人情的な部分は、読んで味わってほしいです。(東京都・もち肌)

【同じ世界を見ていた/蛹の糸】
◆冬馬と冬樹の和解シーンの電車との対比が印象的で、しめ切りが上がって空が見えるコマがよかった。冬馬のコンプレックスの描き方もよかった。(東京都・あけの)

【ミニサイズ吸血鬼/さるさるの惑星】
●タイトル通りミニサイズな吸血鬼の女の子の話です。血を吸われた所が痒い、とか本人は否定してますが吸血鬼じゃなくて蚊なんじゃないのか…? でもこんな可愛い吸血鬼なら血を吸われてもいい! いや、やっばり嫌かな。(千葉県・黒いG)
●こ、これはずるい…(笑)。(東京都・河村)

【薬物 High School Girl #2/サルルルル】
◆タイトルの通り、薬物漬けの女子高生の日常を描いたシリーズの第2弾。昨今危険ドラッグ問題が世間を賑わせているが、この漫画ではなんとLSDをキメてしまっている。薬物乱用者の末路を描写するようないわゆる「啓発もの」では決して無いのだが、余りにもストレートすぎる快楽表現、並びに強いタッチと細密な描きこみが、モノトーンでありながら不気味なアシッド感覚を醸し出しており、薬物の危険性を本能に訴えかけてくる。(東京都・黒須 洋行)

【本日はお日柄もよく/3月】
◆二股をかけていた男に「地獄に落ちろっ」と言われてしまった美容院の店長が翌日、大荒れ天気の中女装した男を見つける。しかもその男は今日が二股された相手(男)の結婚式だと言ってきて…!? 綺麗な絵と驚きのラストは必見!(埼玉県・美咲)

【ケモ恋。kemokoi VOL. 4/38】
◆悪くない。(東京都・ブリキの太鼓)

【倒錯性恋愛理論/残像少女】
◆とある高校生カップルのそれぞれに片想いしている男と女。物陰から覗き見し、集音マイクで盗聴する。いけないことだと分かっているのに止められない彼女。これは…ストーカーともまたちょっと違う、良い倒錯的恋愛模様ですね。官能的ですらある。ゾクゾク来ました。(東京都・オペンヌ)

【てのひらのプリズム/サンタロー】
●高校時代の失恋から立ち直れず自堕落な大学生活を送る百。ある日、校内で困っている目に障害を持つ少女・真琴と出会い、彼女を好きになる。好きだけど言い出せない百と、朗らかな真琴の物語が丁寧に描かれていて、落ち着くところに落ち着いたラストにはほっと心温まった。(東京都・落合)

【うろのもり/303半】
●いくつかあった中で自分の好きな一冊を買ってきて、学校の思い出って理科室へは入れなかったなぁと思い出した。でも大学は科学科という、向かう先は理科室だったなぁ、と。(長野県・竹内小晴)

【きょうのこどもちゃん/333g】
◆家の近所を1人でお出かけする幼児の一日を綴ったカラー絵本。もう大人には見えなくなった世界を柔和で素朴なタッチで描く。子どもだけに映る様々な「まなざし」は、遠い昔に置きざりにした想像力を試されているようで、読んでてハッとさせられることしきり。(東京都・たいらさと)

【夏煉喧噪曲/下町飲酒会駄文支部】
◆悟朗の前に現れた女性の幽霊。その正体を調べ始めた悟朗は、新たな幽霊や周囲の人々の不可解な行動に巻き込まれていく。危うい駆け引きによって次第に明かされる事の経緯が興奮をかき立て、クライマックスで全ての謎が見事にまとまり綺麗な結末を迎える、完成度の高い作品。(千葉県・¥)

【バーベキューデュエル定食/字はていねいに】
◆バーベキューデュエルとはっ!! フィールド(金網)上でデュエルディスク(玉ねぎ)をドロー(食べる)する超エキサイティングなゲームだ! 繰り広げられる奥義の応酬、光の戦士と闇の戦士がぶつかる時、死を賭けた男達の戦いに幕が下りる。なんだこれ(埼玉県・gori.sh)

【potentiality/しましまの】
●他人が苦手で奥手な田崎君は、人間を変える事が出来る怪しいガチャに手を出した。素直になり友達は増えた。でも想い人との距離だけが遠くなってしまった。力を手放し情けない自分に逆戻り…それでも変えたい自分と向き合う勇気が起こした小さな奇跡。未来解らなすぎぃ!(千葉県・GM研)
●アフォリズム(箴言)とガチャガチャをテーマに据えた少年少女の恋物語…というと小難しそうだけど、表紙をめくったら、繰り広げられるのはまっすぐで元気のあるキャラクターのひたむきな話。躍動的な絵から、作者が楽しみながら描いているのが伝わってくること間違いなし。(東京都・アイアス)
●しっかりとしたベーシックな作品なんだけど、ヒロインのクルクル変わる表情とかリアクションがけっこう良いのよ。もっともっとスラップスティックな表現でもよかったんじゃないかな、と。(長崎県・ALPSは今日も機能不全)

【まちがいさがし/鮭工場】
●コミックリュウ連載「ヒトミ先生の保健室」の鮭夫氏による可愛らしいイラストで構成された間違い探し本。氏が長い間お仕事として間違い探しを手掛けられていた事もあると思うが、間違いの付け方がさすがというか納得できる。全て見つけた時の達成感が心地よくボリュームたっぷりの楽しい一冊。(愛知県・タルヤ)

【空塗りの願い星/JAZZ UP!!】
◆素朴だがていねいな絵、カラーも作品に合っている。童話のようなひかえめなGOODENDが安心してよい。(東京都・あけの)

【abyss/Junk-lab】
◆百合マンガらしさがつまっていて、とてももどかしいやら、ほほえましいやらの2人の関係がいつまでも見たくなります。(東京都・よーがす)

【のうめんちゃん/十五屋】
◆のうめんちゃんがかわいい! 脇役の人々も少女まんがみたいな絵柄でりぼんの4コマみたいな安心感…。(神奈川県・いぬ)

【The Colombia Night Drive volume.14/Sugarland】
●友達から恋人同士に戻ったのも束の間、めぐから3年間の海外勤務の話を聞き動揺するカズ。旅立ち迄2か月間の短期間に、もはや躊躇する事無くお互いを身体と心に刻み付けようとする二人。次巻が最終話との事で、彼らの長い物語がどう完結を迎えるのか待ち遠しい。(栃木県・阿部紀巳夫)

【誰そ彼時/少女漫画アラカルト】
◆四人の作家による短編アンソロジー。特に記述はなかったが別れが共通のテーマのように感じた。様々な別れを描きながらも悲しさだけが残るのではないものが多くて心に残った。SF的状況の中で日常を描く「グッバイ・アース」と「きっといつもの終末が」の二編が特に良かった。(千葉県・ちょゆめ)

【ジグソークーソー02/上下左右】
◆地図を手がかりの過去の記憶を探ろうとする少年少女の話。シリーズものの2巻なのでいきなり地図についてのうんちくから始まったがこれが中々面白くてどんどん引き込まれた。道路の形状だけを手かがりに過去の区画整理について推理する展開が秀逸。少年の過去も気になるし、シリーズ通して読んでみたいと思わされた。(千葉県・ちょゆめ)

【ジグソークーソー01・02/上下左右】
●学年成績筆頭の杜子ダイチが地図大好き娘、塔元チリエと出会って二人で地図のパターンを読み解いていく地理系ミステリ。昔からある道と新しい道の見分け方等で場所を絞っていって真相に迫る、という流れが面白くてわくわくしました。巨乳高身長で地図が絡むと暴走するチリエちゃんも可愛い!(埼玉県・みなみ)

【新しい人生のために/ジョバンニャン】
●[随時]氏の{冥宅の街}と[オオケムシ]氏の{幕を上げたり下ろしたりする人の不在}の二本立ての本。/{冥宅の街}[随時]死者のために燃やす擬似紙幣、冥銭という習慣がテーマ。死ぬ前にこの世でものを壊せばあの世でそれらを自分が使えるようになるとするならば、人は何を壊すだろうか。男「俺が死ぬ時はみんな連れて行きたい」妻「私も連れて行きたいですか」という会話がずしりとくる。妻を燃やせばあの世でも一緒になれるかもしれない…しかしひ弱な男にはそれもできないのだ。/友達だと思っていた者たちに裏切られ放火の濡れ衣を着せられ服役した弱気な男。出所した彼はそれでも彼らに復讐することさえもできない。冥銭として彼らの家を燃やす…代わりに彼らの家の模型を燃やそうとする。そんなダメ男を、盗聴、ピッキングなど非合法手段を尽くしてを守る妻?がヤンデレ的アグレッシブでよい(ちょっとコワイ)。ラスト、妻のドヤ顔に救われる。/{幕を上げたり下ろしたりする人の不在}[オオケムシ]世界には通電とお話しかない。アマゾンでワニに食われて死んだ男があの世第一収容所に収容される。収容所では死者は前世の未練、すなわち記憶がなくなるまで何度でも電気ショックを掛けられる。それを拒み自殺(すでに死者なのだが)したとしてもあの世「第二」収容所に収容されるだけで何も事態は変わらない。男は第二収容所で、自分のお話を聞いて欲しいと言う女と出会う。記憶が完全に消えてしまった者は存在自体も消えてしまう。消えることを回避するためには記憶を作る、すなわち他の収容者とお話をして想い出を作らなければいけないのだが、想い出が多くなれば電気ショックの回数も増えていく。苦痛に耐えて想い出を、自分の存在を維持しようとするのかそれともすべてを諦めて消えていくか。/記憶を奪う電気ショックの名前「トルチョック」をググってみたら「時計じかけのオレンジ」の用語だということがわかったのでさっそくツタヤでキューブリックのDVDを借りて観た。同作は個人の意思や選択というものが国家の都合でねじ曲げられてしまうというものであり、トルチョックとは暴力の隠語であった。それを考えに入れるとワニという人間以上の暴力で命を奪われた男が今度はトルチョックという国家的暴力で記憶を奪われていく、暴力によって全てを失っていくなか、お話という物語でそれに抵抗する女、という図式が見えてくる。しかし女は自分がまぼろしではないかと疑っている。生き残るためにはお話が全てであるのに、そのお話が自らが無意識に捏造した空虚なるものなのではないか。果ては自分というものすら根拠のないまぼろしにすぎないのではないか。/少々飛躍するが、物語をつくるということを生業とするあるいはしようとしている者が世間の無理解や経済的困難に耐え、他人に自らの作品を伝え、自らの存在理由を維持しようともがく話とも取れる。/…のであるが、この作中世界についての言及は一切ないので少々難解に過ぎる。もう少しディティールを足したボリュームのあるものであったら…しかしこのまんがはキャラクターのパーツの一部さえ省いてしまうという、ディティールを省いた絵で語るものであるのだから…バランスが難しい。(千葉県・クロ僕屋)

【怪力男と壊れたコバコ/シロクロドミノ】
◆イリエは怪力持ちの身体のせいで、壊したくなくても色々な物を壊してしまう。新しく越してきた街でも初っ端から物を壊してしまい、落ち込んでいた。そんな時に壊れた可愛い小箱を見つけて…? 設定が面白く、その世界に入り込んでしまう作品です。(埼玉県・御崎)

【神様のアクアリウム/深海文庫】
◆恋人と別れ、大切にしていたグッピーも亡くした汐里の部屋に、ある夜、水の滴る全裸の青年が押しかけてきて…。不思議な青年・広海が見せてくれた美しく幻想的な光景から、主人公が押さえ込んでいた悲しみという感情に向き合うクライマックスに、心を揺り動かされた。(東京都・なめろう)

【アクロバティック・エロマシーン ドッキング物語/しんぐ】
◆清々しいほど突き抜けたエロギャグでした。おじいちゃんのどこか憎めないキャラと頑張りが好きです。(千葉県・むし子)

【オレの電書ライブラリーがヤバい件/新谷明広】
◆絵柄も作風もコミティアらしい。完成度が高い(千葉県・?)

【合縁奇縁・2〜それからどーした〜/新緑農場】
●作品自体がカワイイ! キャラクターもカワイイ! 存在自体がカワイイ『レイ』、オラオラ系の『燐火』、燐火の幼なじみ、明るくて口が立つ『ショウ』。この三人が本当に良い味を出して良い作品! ゼヒとも一見を!!(埼玉県・たべ版)

【戦場のチャ〜リ〜・ベア〜/SWeeTS】
◆血を見ると倒れてしまうため、歯医者になった男。彼が赴任した戦場で出会ったのは子供の頃のいじめっ子だった。気が弱く、情けなく、相手から馬鹿にされようとも、その優しさが時に信念になる。自分がここで出来る事。銃が持てなくても彼は彼なりに戦っているのだ。(神奈川県・近藤小狸)
◆戦争中の軍医の話。死んだ人も人として帰そうとした1コマだけれど…こんなこと戦時中はムズカシイんだろうけど…。人のつながり(?)みたいな(?)。(?・?)

【余白/sky alliance】
●手に取れて良かったです。(埼玉県・tokumay)

【B.side2/すじ】
●続きものの2巻目です。「未成年保護再生法」という架空の法律がある世界。これにより、一度死んでクローンとして再生した14歳の少年が主人公。0歳から生まれなおすので、オリジナルと細胞は同じだが違う人生を歩む事になる。自分がクローンである事に悩む少年はある日、死んだ自分の幽霊に出会う。オリジナルの幽霊とクローンという発想が面白い。同じ人を好きになったり、体を乗っ取られたり、この先の展開が気になります!(東京都・ハルカ)

【戯画まんがコミック/スタジオキノボ】
●スタジオキノボのもけおさんの再録集です。温室の管理人の少女、偶像の神様と、その偶像に恋する天使、悪魔憑きの眠れない少女…。独特の不思議なキャラクターたちが織りなす、群像劇のようなショートストーリー集。コメディとまったり感の絶妙なバランスです。(東京都・落合)

【押しかけ!エルフの雌奴隷(1)・(2)/Studio Rexmen】
●都条例のイザコザで大半の作家がワニマガジンへと移籍する中、コアマガジンへととどまった紙魚丸、天太郎等数少い実力派作家の一人、R-EXさんのメガストア・α誌の再録作品。ちょっと待って、今やコアマガジンにとって稀少な実力派作家なのに、コミックスはどうなってるの? "ヒロインの為に堂々ヤクザと渡り合う教師"ーの作品等も未だ単行本化されていないと思うので早くなんとかしてくれ。(長崎県・ALPSは今日も機能不全)

【天沢君とカムナちゃん/すたひろBOX】
●道ばたに落ちているものを何でも拾う天沢くん。彼が見つけたのは、訳あって落とし物になった、人造人間の少女カムナさん。主役の二人だけでなく、すたひろさんの描く脇役はすごく魅力的で、見ていて楽しい。最後に出たカムナの実家が、どのように関わっていくか超期待だ。(東京都・改造人間)

【あの美味しいパンこれください。/ストロカインムコスタ錠】
◆美味しそうなパンがいっぱい。パン天国っ!(東京都・桃山)

【花にことのは/スプーフィズム】
●額に3つめの目を植え付けられ、若い長となったヤン。娘を嫁候補に推挙して専横を企む側近。当初から決められた許嫁のイーリンはヤンを心配するが、ヤンは本音と曲がらぬ意思を吐露する。運命の中で真心を確認しちゃう二人に目を細めちゃいます。ニヤニヤ。お幸せじゃーん!(東京都・けろっぱ)

【世界には静けさを休日にはまどろみを/絶対紳士同盟】
◆表紙にひかれて読んだが、話の構成がすごく上手で良い! 個人的に好きな作品。(千葉県・結城都)

【ソフィアの牙/0324制作所】
●前作「コーヒーゼリー」の方が秀逸だったかな、とは思う。設定としては良くあるかな、と思うけど、家族殺されて復讐でなく晒された家族ととむらうことが"やること"というのが良いな、と。(埼玉県・P)

【LOVE STORY/0丁目】
●「ねねねねはおれのよめ」が面白くもあり最後はせつなくてとても良かった。(愛知県・?)
●LOVESTORYをテーマにした3作品を収録。時田の作品「根音ネネは俺の余命(ねねねねはおれのよめい)」が、せつなさ全開。社会と最低限の関わりしかもたない孤独な主人公が、惜しみなく愛を注ぐ「ねね」とのささやかな幸せの日々。が、終わりの日はやってくる。そこで主人公が出した誓いの空疎さが、一層の物悲しさを物語に帯させる。(東京都・bullet)

【The bloom of youth/06】
◆他校のラクロス部の同じ一年生の娘に告白されてつきあうことになったヒロインの初デートの一日を描いた作品。全体的に表情が豊かな少女たち、ラクロスシーンにあふれる躍動感など、画力の高さとさわやかな読後感の残る良作。(千葉県・ちょゆめ)
●女子高にラクロスの練習試合へ行った事から始まる、女の子同士の淡い恋愛を描いた物語。繊細な絵と読後感爽やかなお話できゅんときます。(新潟県・はねげ)

【新しい愛の詩/千秋小梅うめしゃち支店】
●とある地方の図書館で働く女性の恋と挫折と再生の物語。幸せになろうとすればするほど思うにまかせぬ現実の中、周囲の魅力的なキャラ達の等身大の感情に助けられ…。思いに素直になる事、人生を選択する事の決断の過程を、絶妙な画面構成と心理描写で描ききる秀作。(東京都・たいらさと)

【歌う!アントワネットさま/染色】
●単行本未収録集であるが、作品裏話、キャラに対する作者の思い、描きおろしにゲスト作品集と豪華な作品。フランス革命前の幸せなアントワネットとマリーの友情が胸にしみます。連載終了後の「その後」が笑顔あふれるものであったことが嬉しい限りです。(神奈川県・量産型)
●商業誌作品再録本。単行本に収録されなかった部分をまとめて再読できるのもいいですが、ご自身の作品世界やキャラクターの背景を解説するページを読めて、さらに元の作品への愛着が深まりました。(東京都・ボイジャー)

【西裏キネマ通り/染色】
●地元にこういう小さな映画館がたくさんあって、各映画館ごとに上映するものが違って良かった。でも郊外とかに大型のが出来て、売れる映画しかみれなくなったよ。(長野県・竹内小晴)

【たまらんもの/THEE SENTIMENTAL UNION】
◆箱根の寄木細工のモチーフにすごく説得力があって、かつ兄弟のすてきなはなしだった…。(神奈川県・いぬ)

【白百合の憂鬱/so crazy!?】
●幼馴染の女の子が恋をした相手は、自分の母親だった——。そんな綱渡りのような危うい関係の3人を描いた商業読み切り作品を、幼馴染の視点で描いたのが本作。若さゆえに振り回される小百合と、彼女が気に食わないと思いつつも背中を押してしまう雪子がいじらしい。3人の未来に待つものは、果たして何であろうか。(埼玉県・はなかわあきら)

【THE SUIT DESIGN CATALOGUE/蒼失】
◆フォーマルな紳士服をカタログ形式で紹介した本。ジャケットやシャツに始まり、ネクタイや靴に至るまで多くのバリエーションを網羅し、服飾の面白さ、スーツの魅力を教えてくれる。解説は最小限でも、スーツ愛が感じ取れる構成が素敵だな、と思った。作画資料としても便利。(神奈川県・草)

【ピコピコショップ/そとまきろーる】
●家庭用ゲームに関するお話の雰囲気が好き。最新のゲームから一昔前のハードも出てきて知っているものだとニヤリとします。こんな青春を送りたかったです。あと、ベビプリの同人、お願いします。(?・栗山信之)

【あたりまえワンダーワールド/TINY LIFE】
●異空間の世界で起こる日常の日々をコメディでお送りする漫画です。沢山のキャラクター達が存在し、それぞれキャラが立っており、好きなキャラが1人に絞れないほど魅力的です。この世界観に私も入って行きたい。(千葉県・コニシ)

【LINEの裏話/タイムガチャポン】
●共感できた。(茨城県・KAZU)

【カフェ・タイムマシン/たけのこ】
◆ヒゲのおっさんが経営するカフェにサバサバ女子店員というシチュエーションだけでも惹かれるのに、ほんのりと生まれた謎から怒涛の展開、エンディングに至るまで本当にワクワクドキドキ読みました。おもしろかったです!(神奈川県・里)

【ゆきとモノノケ/多月堂】
◆明治15年の東京に田舎から出て来た少女・ゆきは物の怪と会話が出来る能力があった。そんな彼女とひょんなことから知り合った俗物大学生・魚見。生まれも育ちも違うこの二人が、反発しつつも何故かコンビを組んで騒動を起こす。シリーズ物という事で今後の展開が楽しみ。(?・Mickey☆Bear)

【幽霊短編集/卵とレタス】
◆部屋に取り憑いていた幽霊と日々晩酌を共にする『やさしいともだち』が好きでした。酔ったついでに花を降らせて、気にさわったかとオタオタする幽霊のゆーちゃんが本当にかわいらしい。「酒飲みに悪い人はいない」と幽霊と晩酌を重ねるメガネの英子さんは酒飲みの鑑ですね。(東京都・値仙禽)
●3つの幽霊が出てくる話のオムニバス。お話によって幽霊の出番は多かったり少なかったりするけれども、日常生活に彩りを入れてくれるのはどれも一緒。キャラクターのちょっとしたやさしさが読んでいて心地いい。(東京都・アイアス)

【プロレスのファンとかラーとかのうすい本/たまや】
◆プロレス観戦に行くときの、ファン初心者が感じるワクワクが伝わってくるショート漫画。紙テープは一度巻き直して芯を抜き、選手に芯が当たらないようにするなど「へえ〜」なエピソードが、読者を観戦の楽しさに誘うようだ。たぶん少女漫画…だよね? (東京都・ミモザスパークリング)

【サイコノごらく/だも、ごごまで起きないお昼ねサロン】
◆まったく意味がわからない、わからなすぎて逆に途中から笑いが止まらなくなった。ものすごい天才か頭がおかしいのかどちらか。ほめてます。(東京都・みなも)

【ブルーマウンテン/だも、ごごまで起きないお昼ねサロン】
●絵がかっこよくて。(東京都・高野)

【ふたりともに/たる屋】
◆らぶらぶな女子校生2人の日常風景を描き溜めた総集編。台詞は挨拶など最低限に留めており、読み手の私たちに委ねられているにもかかわらず、優しい筆致の鉛筆の線から、2人の甘い会話が聞こえてきそうだ。まとまる事で、物語が立体的に繋がったのはとても良かった。(東京都・りりー)

【アラサトという民族楽器で初めて女子の友達ができる友達いない男子高校生の本/団体本部】
◆民族楽器の紹介が楽しい。これからもシリーズを続けていただきたいです。(?・モモザワシマ)

【行くぜヘルパー/チェルカ*】
◆吉田美紀子さんが訪問介護の現場経験を描いたエッセイ4コマです。要介護の高齢者の生活を支える仕事のリアルさが、4コマで描かれる「日常」の重みと呼応するようで、ズシリと響きます。前向きに取り組む姿勢が温もりのある絵柄で描かれていて救われる思いでした。(埼玉県・埼玉三区)

【月曜の朝には終わるとるに足らない夢/tito】
◆コミティアのことを描いた作品ですが、メインとなっているのはコミティア前、友人達との原稿作業と、そこでの雑談。一般参加なのでこういう感覚は味わった事がないけれど、辛そうなのに、それ以上に楽しそうだなって。作者さんのコミティア愛が伝わってくる作品でした。(山梨県・やまさん)
●コミティアを題材とした漫画。漫画家を目指して苦闘する悠梨と万里。コミティア歴は十年ほど。プロとしての芽も出ず、このままコミティアに参加し続ける意義を問うこともあるが、2人はそれでも漫画を描く。つらい日常、差し迫る現実、突如、湧き上がる悲しみの中、2人は互いに支え合って懸命に描き続ける。限りない友情が胸を打つ、物語全体が、コミティアへのラブレターとも言える本。途中途中に挿入される悠梨と万里それぞれの漫画は、粗削りではちゃめちゃだったり、感傷的で儚げだったりと対照的だけれども、どこか不思議と通じ合うところがあって、どうして彼女たちが親友なのか自然と伝わってくる。全体的に重く苦しい話なのに、たしかな希望と光を感じられるのは、長い年月積みあげてきた経験や、楽しい思い出・つらい思い出を作者がしっかりと受け入れて、その上でペンを走らせているからに違いない。そういう意味で、この漫画の真のラストシーンは読者ではなく、作者だけに用意されたものなのだろう。主役の2人と、13年間コミティアで優しく力強い物語を描き続けてきた作者に、そして30周年を迎えたコミティアに今こそ祝福を。(東京都・アイアス)

【きんのきつつきの、(3)小鬼の回/チュンチュンガオピッピ】
◆学校にも家庭にも居場所がない、根暗な小鬼少年の漫画。ほとんど救いらしきものはないが、この閉塞感にこそ生々しい共感を誘われる読者は必ずいるはず。精緻に描き込まれた背景の写実性と、手塚治虫的なしなやかで簡潔な輪郭線の人物との組合せには強い魅力があり、特に母親の顔(仮面)が穏やかな能面(おかめ)から般若に変貌する演出が心に残った。(東京都・TK)
●完全にこの作家さんのファンになってます。表現がどんどん自由に…。状況はわりとシビアなのにどのキャラクターも愛しい。絵柄も好き。続きも楽しみにしてます。(栃木県・Dia)

【四コマ!おとぎ注意報/ちょこざい】
●幼児期の無意識な行動が原因で、現代に昔話の主人公達六名を呼び出してしまった女子高生とその六人が繰り広げる和風ファンタジー…の出張版四コマ本。最初にあらすじがあるので初見の人にも優しい作り。絵も綺麗。浦島さんがいつにも増して不憫で楽しい。この本でしか見られないお供のキャラクターが可愛い。(東京都・ひみこ)

【オーメストグランデ自転車カタログ2044年夏版/チョコレート・ショップ】
◆自転車ブランド「オーメストグランデ」の2044年夏カタログ…という架空自転車メーカーのカタログ本。未来的な自転車デザインも格好いいですがイメージガールの子たちが可愛い! 巻末のフィクション?漫画も自転車好きあるあるで自転車ファンならずとも楽しめる。(東京都・菱)

【ものくろメイツ2/沈黙の放課後】
◆天使をペットとして飼うお話のシリーズ2作目。今回はペットロスといったちょっと重い展開も絡めつつ、相変わらず天使の可愛さが良い。(千葉県・ちょゆめ)

【3B出口徒歩3分/月陽炎】
●ペーパー漫画、まとめて読むとまた一味違って面白いです。みんないいキャラしてる…この方の発行物と一緒に読むとキャラも世界も広がって、深まって、また楽しさ倍増。(東京都・DRo)

【こぐまのナイフ/つきしたチネチッタ】
◆年端のいかない坊主が、引退した元暗殺者に身柄を預けられた。裏の道からの引退を決められ、人生初の一般人生活になじめずにいる少年。主人公は少年の世話焼き同居人となる。こういうデコボコな二人の共同生活モノは大好き。はぐれ者同士の擬似家族。奇妙な平穏の訪れが。(東京都・みちこ)

【グリンワーズの災厄の乙女/ツギハギノクニ】
◆人里離れた森に幽閉された「災厄の乙女」と、監視役として派遣されてきた隻眼の騎士、二人の運命の出会いを語るファンタジーノベル。過去に縛られて生きてきた両者が、次第に心を通わせ合うまでが丁寧に描写されている。二人を見守るサブキャラたちの温かさも印象に残った。(神奈川県・N氏)

【カフェちゃんとブレークタイム3/ツキヨミ】
◆コーヒー、紅茶、緑茶+烏龍茶の美少女擬人化本。10月1日がコーヒーの日、カフェオレとカフェラテの違いなど豊富な知識の一端を楽しめる。サービスカットも豊富(笑)。(神奈川県・わたり羽衣)
●可愛いだけではない、綺麗なだけでもない、きち んと知識が詰まったコーヒー好きにはたまらない一冊です。紅茶や緑茶との共通点や差異も分かって楽しいです。(神奈川県・tara)

【アロワナ/月水技研】
●とある出来事に、主人公は不登校の同級生、苛菜の部屋に通っていた六年前のことを思い出す——。大切で愛しくて護ってあげたくて…そんな女の子を「水槽の魚」になぞらえている所がグッと来ます。短いストーリーに、深さと儚さが溢れている傑作です。(大阪府・河瀬雅人)

【ボクと彼女の夢日記/九十九獣記】
◆作者が考える「理想の彼女」たちのラブラブな初体験を描いた短編集。容姿やプロポーションも魅力的なのですが、女の子の人間的な可愛らしさが上手に表現されていると思います。彼氏と心と身体を通わせ合うまでのプロセスが丁寧に描写されていた点も好印象でした。(東京都・絶対純愛主義)

【What the SiLLily/つくも+1】
◆付き合い始めたばかりの百合カップルが、幼馴染みでつるんでいた三人組のあと一人の所に報告に行くところから始まるギャグ漫画。当たり前のようにカップルしている二人と事態を飲み込めないもう一人の会話のチグハグが笑える。(千葉県・ちょゆめ)

【魔女の話の始まり(ネーム案)/つゆくさ】
◆すごい人はネームでもすごい。(東京都・高野雀)
●なぜか学校にいる魔女とのお話。初めて話をする魔女が現われ、生徒会長児玉はその魔女とひみつの会議を開く。あるべき世界の変え方、教養とは何かを読者に考えさせる作品になっていると思います。タイトルにあるとおりネーム本。完成版の発表が楽しみです。(鹿児島県・気を引く林)

【School life!/D・K・O】
◆悪くない。(東京都・ブリキの太鼓)

【MORGENROT/DCF】
◆ある日、旅に出かける二編の物語。朝起きて近くの山に明確な目的地もなく向かい、心の赴くまま、丘に登り、神社を詣でて、ふと見つけた道を行き、温泉に寄る。そして、夕暮れとともに帰途に就く…。散歩と旅の中間ぐらいの雰囲気がよく出ていて、散策に出たくなる。(東京都・道夫)

【うちの子デキますか? 〜不妊治療3年2ヵ月の道〜/TTSY】
◆子供が欲しくて始めた不妊治療。漢方にホルモン注射、人工授精に体外受精と、現金惜しまず出来ることなら何でもと、黒金魚さんらしい臨場感あふれるギャグエッセイ。試行錯誤の3年2ヶ月、掛かった費用は…!? 是非手にして確かめて下さい。(栃木県・おもちゃのまち)

【リバースラバーズ/T-NORTH】
◆女装痴漢もの。いつもの通り可愛い。(千葉県・?)

【先生と田丸姉弟の反平和的な関係について 4/DEかっか】
●待ってました! 4年ぶり!! 前巻で四巻で終了と書いてあったけど、もう少し続くみたいなので楽しみに待ってます!(埼玉県・たべ版)

【リバーサイド/できたての化石】
◆じんわりきました。(神奈川県・里)

【待て! 早まるな/テクノストレス】
●彼女がいないから死のうとする男を止める為、付き合う事にしたOLのみやこさん。付き合った後も男が死のうとするのを止める度に恋人関係が進展して行くのが面白いです。(千葉県・黒いG)
●すぐ死にたがる暗井くんとそれに巻き込まれる隣人みやこさんの物語。伝え方に問題はあれどお互いの気持ちをまっすぐに伝えていく様はノーガードの殴り合いのようでもあり。最初はかわいそうに思う情からの付き合い始めではあるけれど、それが徐々に愛へと変わっていく様子が読んでいて幸せでした。(北海道・みずね)

【彩の国へようこそ!/DejaVu】
●さいたま市擬人化まんが。最近はこのまんがの影響か、Jリーグの浦和と大宮が気になっています。(茨城県・がくや)

【WORKS7 庄野薫子作品集/デュエリスト】
●消えたマンガ家といっては失礼ですが、ある日突然雑誌で描かなくなった方です。こうやってかつての作品が読めるなんて、タイムスリップしたみたいです。今見ると細かい所まで繊細に描くマンガ家さんがいっぱいいて、少女マンガを支えてきたのだと思います。(東京都・片桐由美子)

【SHINKANG-NOTHING/電波ゆんゆん】
◆ヲさかな氏の過去作品の短編集。唐突に表れるモンティ・パイソンばりのナンセンスギャグに、エロや、勇者、魔王、女騎士、オークといったネット界隈のネタをいじくり回したネタ連発と適当感強いようでいてしっかりツボを押さえてる。このセンス大好きです。(東京都・roadman)
◆ネーム力は今回の参加サークル随一。ちゃんとペン入れしたのを読んでみたい。(埼玉県・橘)
◆タイトル通り? オールネームor下描きの本で、ほぼ鉛筆描きです。でもストーリーが個性的でかつエロい。案外読みやすく楽しめます。(?・モモザワシマ)

【物怪綴〜モノノケツヅリ〜/東京モノノケ】
◆久米田康治風のイラスト本。浮世絵を思わせる平面的な図式化の美学とポップな感覚がうまく調和している。すごく細かい所まで凝っている一方で、色が派手すぎないのもよい。(東京都・TK)

【NotEternal/とおくちかく】
●りばた氏によるイラスト集とクリアファイル、栞のセット。柔らかい色彩で彩られた背景と花に引き立つ濃い制服少女の姿が印象的。栞のイラストはそれぞれタッチが一味違っていて面白い。そして別冊には春夏秋冬の制服少女が画面一杯につまっていて制服好きにはたまらない。(愛知県・タルヤ)

【マンガで食えない人の『壁』 -プロがプロたる所以編-/トキワ荘プロジェクト】
◆見本誌読書会で初めて手に取りました。パッと見マンガ本的要素があるのかな?と思ったら編集サイドから人気漫画家まで引っくるめたガチの対談本でした。各章末にマンガ家で仕事をするために必要な一言をどーんと掲載してあるのが目立ちますが、しっかり読むには時間が足りマセン…。(東京都・よつば父)

【ハイパーエロティカサンドウィッチ/dog-ear】
●百合系サークルから新レーベルを立ち上げ、ショタスクラッチに参入したらあっという間にブレイクしてしまったりーるーが、久々にコミティアへと凱旋。しっかし本当に上手い。OPの下校シーン。夜の公園でのトレーニング後、アオリのアングル等々。コマ割りやアングルの見せ方等コミティア内でも随一ではなかろうか。正直goo-paaaよりも上だと思う。ペンギンクラブ誌での連載と共にどんどん上手くなっていったんだけど、何やかや言って商業誌連載の経験というものはイガイとバカにできないものなんだなと。(長崎県・ALPSは今日も機能不全)

【たいへんなことになった。/ドナドナロケット。】
●絵がとても素敵。リアルとシュールの間でぶらぶら揺れながらんんん!?と思った時には着地点に立っていた。(北海道・西UKO)

【君に生えてくるハズがないのに/となりのヨメ■】
◆pixivにも出てる表紙の強烈な2コマから、百合ありストーカーあり移植手術ありでNTR話かと思いきや、中盤からは一転して純愛ストーリー。やられた…静かなラストシーンに強烈な印象を刻み込まれました。(埼玉県・gori.sh)

【君のことが好きでした2/Domani】
◆シリーズもの第二弾。前回から更に百合関係が複雑化。主人公(?)がさっぱりし過ぎで、気づいてもらえない周囲の女の子たちのやきもきがどうなっていくか、続きが気になる。(千葉県・ちょゆめ)

【のりこにくびったけ/トマト73%】
●商業作「もうそうのアキ」のたら子さんによる姉妹+おさななじみの視点変更タイプの青春物語。コンプレックスをもつ姉と、そのコンプレックスごと姉を大好きな妹。さわやかながら、とくに妹の視点が作品のおもしろさを一気に高めている。気軽に読めて奥が深く、読後感もすばらしい。(埼玉県・小澤レコード)
◆姉妹と幼なじみイケメン、それぞれの立場の心情や恋模様が丁寧かつコミカルに描かれていて愛着が持てました。この子達の続きをぜひ読みたいです。(神奈川県・里)
◆余りかわいくなく、性格がひねくれていて、しかし、根は優しい姉ののりこ。かわいい妹みこととイケメンの幼なじみ、たくま君は、そんなのりこが大好きです。姉と仲良くしたいみこと、それを迷惑がる(でも何だかんだで一緒にいる)のりこ、のりこの前で思わずどぎまぎするたくま君。三人とも素敵です。これからもシリーズものとして出していくという事なので、楽しみです。(東京都・砂村正彦)

【ウサギとカメは両想い?/どや顔病】
◆のんびり屋とせっかちさん、二人の少女の淡い感情が微笑ましい作品です。恋愛関係というよりも、友情寄りの百合漫画ですが、可愛い女の子がイチャイチャしているだけでも十分に心の癒やしになるものだなあ、と。瞳の描き方が画一的なので、もう一工夫あると良いですね。(東京都・百合脳)

【ひとやどり/トラツグミ】
●良い本です。(滋賀県・アサノウチ)

【天譚海外伝 カゼノリ〜ハクライとアルジオ 1〜/鳥無里】
◆ナゼか読めた。(東京都・ブリキの太鼓)

【おじカプ再録/なぐりもの】
◆年季の入ったおじさんカポー(?)たちの恋愛模様。紆余曲折を経てすでに落ち着いている彼らの日常に、一瞬湧いて出る激情や嫉妬や押さえたはずの恋情の表情がたまりません。彼らの過去へも想像が膨らみます。このおじさんたち、みんな意外にこじらせ系…そこもいい!(東京都・いか)

【なごみのまとめ/なごみ】
◆コミティアに参加し始めて1年半。それで少女マンガ・7作をまとめた総集編。そのハイペースながらも、丹念に練られたストーリーは、上手いとしか言いようがない。(栃木県・餃子さん)
●総集編とのことですが、こんな面白い作品達を今まで見つけられずいたなんて! 坂道を雪玉が転がっていくように、ストーリーが膨らみ、最後まで目が離せない。読後感も良く。読者の読みたい気持ちに対して、しっかりとした応えを、充分に感じました。本当に偶然でしたが、今回手にすることができたのはかなりの幸運だったなと。満足です。(東京都・まほむらん)

【5月5日のこいのぼり/謎のサークル】
◆ごく普通にただこいのぼりを作ってくだけなのに、所々クスリとさせられる。とてもセンスを感じる。楽しい絵本を読んだような気分。(東京都・みなも)

【釈迦力西遊記 上/夏子様ランド】
◆西遊記モノながら、釈迦の掌ネタが仙界のホストクラブで働く孫悟空と釈迦のキャッチ対決に翻案されるなど、原作に負けない奇想天外な想像力が作者の魅力。ハイテンションなギャグが連続しながら、意外と原作に忠実な展開に着地する妙に知的なバランス感覚も見事です。(埼玉県・ya53)
●いつも夏子先生の先生の作品には度肝を抜かれます。自由奔放かつ容赦ない笑いのセンス、これぞ夏子様ワールド!! 一度手に取ってしまったらもう抜け出せなくなります。今回のお話は可愛さと愉快さと少し切ないお話。登場人物も突っ込みどころ満載なキャラクターばかり。個人的に夏子先生の作品の中で一番好きな作品です。(東京都・嵐山 竹子)

【mondo fiore/なないろ畑】
●メルヘンチックなイラストのフルカラー本です。細部までしっかり書き込んであり即買いでした。見ていて幸せな気分になりました。(東京都・ふぉくす)

【寝ぐせまんじゅう/ナマエミョウジ】
◆ギャグ4コマです。ねむちゃんの子供らしいキャラにはまりました。(東京都・kikki)

【おやすみリトルヴァンパイア/ナランジャ】
●可愛い、切ない、そしてあたたかい。表紙イラストも素敵。ゴッホの糸杉を思い出した。(東京都・Mon)

【極道の娘たち/なんこつ揚げライス】
◆立派な祖父の背中を見て育ち、今の腐敗した組の在り方が許せない主人公・初瀬朝霧。下衆極まりない組長代行の不正に立ち会い、真っ向から対峙する——。鬼気迫る表情と迫真の剣技に圧倒された。任侠の世界という因果な家業と清純な少女のコントラストが美しい。(埼玉県・寺本)

【明治陸軍軍人録 〜明治四十三年・夏〜/NO.9】
◆若き少年兵たちにとって、食事は命を左右するものと言っても過言では無い。食事係の仕事をするも、ヘマをして食材を駄目にしてしまう初年兵。自信を失った彼に対する上官の秘策は…。メシの準備も立派な軍人の戦いだ。作者のそんなこだわりがひしひしと感じられた。(東京都・夏色)

【ほっこり日常まんが/肉たべたい】
◆共感できる所がたくさんあっておもしろかったです。(茨城県・KAZU)

【ロボット友人学4/二次性徴】
●内気なばかりに友人のできない自称天才科学者・葉風雨美と、彼女が友人用として生み出したアンドロイド・卯月美樹の2人を中心に、周囲の人々との高校生活を描く4コマシリーズの第4巻。前巻までは美樹を媒介に雨美が周囲に溶け込んでいく様子が主に描かれていたが、今巻では美樹が人間型ロボットとして作られた背景が語られる。ロボットとして生を受けた美樹には過去が欠落しているが、前を向いて歩けば明るい未来が開けていく。それは今まで交友関係を持たなかった雨美が美樹に教えられたことでもあるのではないか。(東京都・黒須洋行)

【ひとりブレスト/ニダンカイダン】
◆引っ越しで糸巻戦車を見つける所から話ははじまります。懐かしい思い出を語る話かと思ったら、どんどんファンタジーな方向へ進みます。そもそも、登場人物が猫な時点でファンタジーか。(東京都・kikki)

【ネルノダイスキ/ニダンカイダン】
◆時代のpanpanyaを目指せる。(埼玉県・橘)

【T&D/ニダンカイダン】
●おつとめ品のTOHUとDAIKON(賞味期限切れ)を買って一晩放置したら豆腐と大根を合体させたような謎生物TODAIが誕生! KIMOI! いやKAWAIIのか!? というかその四角いヘルメットの部分は豆腐本体ではなくパッケージの部分じゃないのか? 「見ての通り白いアルビノですので…」「白いのはアルビノではなくてトーフとダイコンだからでは?」笑う。異様なまでに描きこまれた生活感のある地方都市の背景と、デフォルメされたシンプルなキモかわいいキャラクターの異次元融合。オチも笑う。子トーダイの手?がイスに絡みついてたりするのがKIMO…いやKAWAII。(千葉県・クロ僕屋)

【エソラゴト/ニダンカイダン】
◆短編マンガ集でキャラストーリーがシンプルでシュールなのに、どこかひきつけられる。(東京都・栗山信之)
●作者さんが2013年2月のコミティア103から2014年2月のコミティア107にかけて出された短編まんがの総集編140頁以上の大ボリューム。/表題作[エソラゴト]それ自体が人格を持ち壁から実体のある手を伸ばして住人の世話をしてくれたりする家。家が住人のゼリーを勝手に食べてしまい(と文章にするとなおさらシュールだが)住人に怒られる場面はとてもシュール。雑誌の付録のおまもりから実体化した家よりデカイおまもり怪獣があまりにグロテスクな見た目なのに会話は常識的なのもまたシュール。そしてえっ、そこで落とすの? というオチで笑う。/[家葬]家の「遺体」を焼く家葬人の仕事を描いた一遍。家自体が生き物であるかのように擬人化された家の遺体、それが積み上げられた頁は静かな地獄絵図。/どの短編もデフォルメされた動物キャラクターと、異様なまでに描きこまれた生活感ある家(地方都市が多い)の背景という組み合わせで描かれる。そしていくつかの家や車は無生物でありながら人格を持ち一人のキャラクターとして振る舞う。「家葬」では家の遺体が描かれる。無生物であるはずの家というものが生物として扱われ、さらにかつては生きていたのに今では命のない死者として扱われるのだ。さらに「朝」という抽象概念ですら脚を持ち歩きまわるものにしてしまう。/一方で[コーサ]においてリアルに描きこまれた柴犬は呼吸をする生物でありながら、尻を拭かれても動きも吠えもせず、検品の対象となる商品の一つでしかないように描かれる。だいたい検品している作業員のほうも猫という動物を擬人化したキャラクターではないか。/また、「車の修理に行く」において主人公の車は人格を持った生物として描かれているが、街なかの他の車は常識的なデザインの単なる機械である。通行人にスマホで撮影されているので人格を持った車というものは作中世界ではありえないほどではないが、珍しいこととして描かれている。/氏の作品群において人間と非人間、生物と無生物の間の垣根はどこにあるのだろうか。/ひとつ言えるのは、「人間的」に描かれているキャラクターは見た目は奇妙だったりグロテスクなことも多いが、とても愛嬌があるということだ。抽象概念でしかないはずの「朝」ですら、だらけた主人公を優しく起こし、目覚ましのコーヒーを淹れエプロンを掛けて朝食を作ってくれる(見た目はまんま「朝」という漢字)。ただし「もへじ様」は子供に見せたら泣くぐらい怖い。(千葉県・クロ僕屋)

【Lamp/にっけ屋】
◆ほのぼのとしたファンタジー。この雰囲気とかすごくすきです。(?・?)

【作家向け12星座占い読本/NILPLUS】
●12星座別に性質やキーワードを見出して創作のヒントを探そう、がコンセプトの占い本。自分の星座はもちろん、他の星座の性質を読んで「自分にはここが強みでこれが弱いのか〜」っと心当たりが多く楽しく読めました。表紙も中身もとてもおしゃれです!(神奈川県・よんたま)
●まるで自分のことを見てる!? と言った感じの本。創作のアイディアにいきづまったときに読むといいかもしれない。(千葉県・結城都)

【ハカセ COMES BACK FROM POTATO MORTEM GARDEN の件/人界の歩法】
●交通事故で亡くなったハカセを、じゃがいもとモグラを触媒にゾンビっ娘として蘇生。が、人格までは戻らず、意思疎通もままならない。そんなゾンビが、心の深層で遭遇したハカセの想いを伝えようと、片言と身振り手振りで一生懸命になる姿にキュンとさせられました。手足と頭がよく取れてしまうコミカルなところや、メイドさん風エプロンが似合う愛らしさも高ポイントです。(東京都・bullet)

【MOTHER TREE/namelesscrowd】
◆母を亡くした少年の家に、正体不明の少女が迷い込む。少女と一緒に、母親を送る祭典へ出向く少年。愛する母の死を、少年はどう乗り越えるのか。マザコン? いやいや、これぞ美しき親子愛。こんなに息子に好かれていた母親、幸せ者よのう。(東京都・見習い)
◆悪くない。(東京都・ブリキの太鼓)

【昭和のセツコちゃん2/猫おばさん】
◆すこしふしぎ(SF)な話をネーム交換しあって描いたという合同誌。どれもすごくよかった。(東京都・高野雀)

【いつかのブルース/ねつきわるい】
●穴があったら・cleaningwoman・メモリアル花園、の3作品が収録されています。どれも、その時その時の等身大のエールという感じ。収録は描いた時期順で、作画の進化はもとより、作者の世界が明るくなっていくのを感じます。(東京都・H)

【後輩書記とセンパイ会計、不朽の追憶に挑む/眠る犬小屋】
●開架中学生徒会の、妖怪らしきものが見える、本が大好きな書記のふみちゃんと、妖怪は見えない、眼鏡にこだわる会計、数井先輩を始めとした生徒会メンバーが、様々な妖怪に出会う、ゆるふわ妖怪小説「後輩書記」シリーズの番外編、今回は、開架中学生徒会メンバー+αが、動物をテーマに、過去に出会った不思議な出来事を綴ったものとなっています。ふみちゃん以外は、妖怪が見えたり、特別な力を持っていたりする訳ではないですが、個性的で魅力的な登場人物のやり取りを中心とした展開、時に、知恵と勇気でもって、事件を解決していくというスタンスは、例え昔でも健在です。(東京都・砂村 正彦)

【Atelier 4/のあのささぶね】
◆実在の印象派画家をモデルにした擬人化作品。モデルになっている作家についてのうんちくも交えつつ、絵画についての思い入れがうかがえる作品。(千葉県・ちょゆめ)

【ファム・ファタル/芒】
◆香水店の女店主が、人並外れた嗅覚を持つ盲目の男に出会った。死んだ父親の残したスズランの香水を巡る事件を描く。女店主の喜怒哀楽が露わになる目の表現が、この作品を際立たせている。彼らの仕事に対する真摯な姿勢にも惚れる。作画も美麗で構図が一々格好良くてシビれた。(東京都・ゆ)

【Cuffs/懐旧海岸】
◆twitterで連載していた1P漫画をまとめた一冊。写真好き寒がりメガネ×引きこもり主夫のゆる〜り同棲生活。可愛い二人の静かでまったりな日常を覗き込んでみているような気分になります。ゆるゆる、時々きゅーんっな二人を見てあなたも癒されてみませんか?(埼玉県・あいみ)

【たかぎのぶんざいで/ぱうひろ電卓】
●外岡はいじめられていたが、同じクラスの高城よりはましだと思い、自身を支えていた。そんな中で高城は隣のクラスの転校生と一緒にピアノの練習を始め共に発表会へ出るに至る。誰もが抱く優越感や劣等感の行き場の無いやりとりが、それこそ作中に描かれる棘の様に痛々しくつきささるお話。(愛知県・タルヤ)
●同じイジメられっ子で、私よりダメなはずの「高城」。そんな「高城」がピアノをはじめ、一緒に頑張る素敵な彼氏も出来た。傷つけられたプライド、絶交、形ばかりの仲直り、決定的な亀裂…。「高城」ごときに負けないと誓った私は、「高城」を追い込み街を破壊する怪物にすることで、大人になった。前編を覆う苦い味わいに胸が締めつけられつつも、これでもかという嫉妬の描写に目を見張った。(東京都・bullet)
●成績が悪く、他の生徒からイビられている女子2人。しかしその落ちこぼれ達の心の中には全く正反対の感情が。青春袋小路のダメスパイラル。クソッタレな少女の世界と、驚愕のちゃぶ台返しが天下一品な作者のセンス、今回も炸裂!それぞれが最後にすがりついた望みとは?(東京都・たいらさと)

【変怪起居〜人でなしの日常〜/墓の下】
◆人間と妖怪が共に学ぶ山奥の分校で起きる日々のドタバタ騒ぎを描く。何しろ主人公達が妖怪なので、少年マンガ的なエピソードのスケールが桁外れで楽しい。人も妖怪も分け隔てなく遊ぶ彼らの楽しげな表情に、作者の妖怪愛がよく伝わってくる。(東京都・杉並区民)

【立体クロスワード/白地図と青写真】
●自由奔放な理系の先輩女子に、突然夜のファミレスに呼びだされた後輩の文系男子・ハカセ。そこで待っていたのは懸賞付きのクロスワードパズルだった…。互いに惹かれつつ、文系と理系の思考のせいで噛み合わない2人。もどかしくもニヤニヤさせられます。(神奈川県・国里)

【女神の願い、男の想い/白米】
◆やっぱり白米さんはうまい。(東京都・高野雀)

【リトルネイビー/hacobune.】
◆日本海軍の軍艦のギ人化イラストです。ちっさいネイビーがいっぱいで可愛いのですっ!(東京都・桃山)

【姫さまは退屈を知らない3/はしくれ工房】
●国民総出で姫様をからかうミ・ターカ王国の伝統。その起源が今、明かされる…。「そんな馬鹿な」と笑いつつも、これも、国民を愛する姫様と、姫様を愛する国民達の成せる業でしょうか。(東京都・砂村 正彦)

【エスパーアラカルト/payjama】
●エスパー見習いの二人が主役のユーモラスな小話…なのだが、どことなく不穏なのは冊子に数点乗せられたイラストによる所も大きいのだろう。様々なハッチングを使って描かれた、目を閉じた女の子たち(?)のいる怪しげな光景。目を閉じる、というのは主役の二人にもよく見られる表情で、彼女たちもいずれは目覚める事のなさそうな眠りに就くのだろうかと考えてしまう。(神奈川県・naname)

【in preparation for coffee and glasses/Pastime Cafe】
●温かくて、笑えて、ほほえましい話でした。男の子の気持ちも、女の子の気持ちも、さわやかに軽そうに描いてあるのに深くまで伝わってくるようでした。(新潟県・うめ)

【春に降る雪/はちしろ】
●ケモミミ百合夫婦シリーズの外伝的作品です。おそらくシリーズ初のケモミミのない人物が登場します。いつもの作風と違い少しだけ重い雰囲気になっていますが、ラストはちゃんとハッピーエンドで安心しました。この作者さんの悩みを受け止めてくれるような優しい人物の描かれ方が大好きです。(茨城県・鈴木9号)

【景ちゃんとヒヨコ/ハチパーセント】
●突如現れた他人に見えないヒヨコたちが、主人公の景ちゃんやその周囲の人々たちとふれあう日常系ほのぼのコメディ。1〜2頁のショートショートなので読みやすい。ポテチくんが好きです。ぜひ続きの話が読みたいです。続編待ってます!!(栃木県・つなT)

【こども110番マニュアル/Happa】
●110番という、私たちの日常ではおなじみの番号をめぐって繰り広げられる博士とアンドロイドのお話。アンドロイドには警察に110番をする機能も備わっていますが、危機が迫ってアンドロイドにいざ「110番」のコードを打ち込むと…? 予想も吹っ飛ぶオチも相変わらず健在。(埼玉県・はなかわあきら)

【shutter chance/ハッピーエンドマニア】
●写真の中に閉じ込められ、思い出の中で遊ぶ「私」。沢山の楽しい記憶と飼いたかった犬もいるけど、写真の向こうの愛した人の時間はどんどん進んでいく…。可愛らしくも切ない筆致に惹かれましたが、写真を隔てた過去と現在を繋ぐマジックがなんとも素敵な作品です。(神奈川県・マチダコウスケ)

【焼肉定食/ハトポポコ】
◆まるで写真のような超作画の表紙にまんまとだまされ、とんちのような構成のスパッとしたギャグに肩をすかされてしまった。(東京都・よつば父)

【旅猫/花霞幻燈】
◆猫は旅をします。公園を歩き、森を歩き、川沿いを歩きます。猫は旅の話をするために歩きます。小さな本の中の小さな動物たちの物語。(神奈川県・わたり羽衣)

【よんこまスクールガール/はぴねすうぉーたー】
●つゆだく先輩は汁っ気な体質で、体から汁をだしています。そして、その汁はとても美味しいらしい。つゆだく先輩がまとっている汁の量がすごくて、べとべと感が半端でなく、でもその汁を通しての友達とのやりとりが楽しかったです。(千葉県・よしかた)

【いきもの古諺/PARAGON】
◆マンガ家の永尾まるが、いきもの(哺乳類・魚類・鳥類・両生類などなど)にまつわることわざを紹介するカラー絵本。1頁に1種ずつ丁寧な職人的彩色で描かれる動物たちの個性豊かな表情に魅せられる。ことわざに沿った彼らの生態などのエピソードも楽しい。(東京都・豊島在勤)

【睡魔くんの彼女/ぱらり】
●タイトル通り、人を眠りに誘う睡魔の男性と人間の女性のカップルのお話。前作『食獄』と比べればずっと軽めの気楽な短篇ですが、目を覚ましていないとだめだと思いながらも眠気に抗えないときのあの気がかりな感じを、かすかな不穏さを匂わせながらユーモラスに表現する手腕と、睡魔くんの気弱でとぼけた口調がともどもあいまってなんとも魅力的でした。(東京都・TK)

【メシ以外愛してる/ハンバーグ企画】
◆焼き畑カレー素敵。主人公たちのその後が気になる良いお話。(埼玉県・シゲール)

【雑ペーパークラフト 肉食獣/ハンバーグ企画】
●作者が新刊を落としてまで作成したペーパークラフト。コミティア110で開催されたペーパーラリーの中で最も人気と話題を集めた作品。マンガ家大沖さんのツイートは1100RTを超える事態に。この作品を通して、作者のエドハルシ氏は「表現とは」ということを伝えたかったのだろうか。それもそうですが新刊たのしみにしております。既刊「メシ以外愛してる」もすごくおもしろいです。(埼玉県・肉食レコード)

【星を見る/panpanya】
●カワイイ。(滋賀県・アサノウチ)

【酒は飲んでも飲まれるな!/BQ】
◆女性しか愛せない主人公のOL、会社の飲み会から泥酔したまま帰宅した翌朝、起きてみると明らかに誰かをお持ち帰りしてしまった形跡が…もしかして新人のあの可愛い娘を? 主人公の狼狽ぶりと次第に明かされる事実に爆笑の一作。少しアダルトな百合ものですがオススメです。(千葉県・ちょゆめ)

【よしふみとからあげ/PKベルベル】
◆妻に出て行かれたサラリーマン・よしふみと、何故か達者に話せるようになったウーパールーパー・からあげの脱力系同居生活。からあげがキモいのに自信満々で、憎たらしいのに妙に可愛くてムカつく(褒めています)。チラシ裏に描きなぐったというラフさが癖になります。(東京都・白焼き)

【Beast Complex/Beast Complex】
◆草食動物と肉食動物が、表面上は平和に共存している世界。交差するはずのない2匹の人生が今交わろうとする。それぞれ別方向の視点からの描写がていねいなので、感情移入がハンパないです。2巻も出てるらしいですが見つからなかったのが個人的に残念。(山梨県・やまさん)

【OLさんがおっぱいだけでいっちゃう漫画/peachpulsar】
●あおいと舞衣香は恋人同士で同じ職場の後輩と先輩。ラブシーンでの舞衣香の本音はおっぱいでセックスする事だった。(東京都・ 555)

【ふたりぼっち 6月へん/びいどろ本舗】
●この兄妹が、これからの暮らしの中で、どう打ち解けていくのか…是非、続きを描いて欲しいです。(神奈川県・杉村杏子)

【(タイトル不明)/PPC】
◆市販の布製品や衣類の一部を切り取り、その上に言葉や絵の書かれた紙を貼りつけ、とじられた本。印刷所で作れない、再現性の低い手製本のものは即売会だからできることだなーと思うし、よい。(東京都・くさ)
◆ジーンズとかチェック柄の布で作られた本。作るの大変だったと思うが手作りの味があって良い。非常に独創的でコミティアXにふさわしい作品。(神奈川県・わたり羽衣)

【フォーリン ザ ワールド/東のこよみ】
●普段は悪魔の話を描いているサークルですが、今回は天使が主人公です。人間味溢れる悪魔達に対して天使は無機質であまり良い印象がなかったのですが、今作で見方が変わりました。結局堕天したが。(千葉県・黒いG)
●遥か天の彼方から地上を観察する、天使のハルトとマロード。人間への興味関心が尽きない彼らは、ある時、大天使の命によって人間界へ堕ろされてしまう。1人の女性に拾われた2人は、人間と同じ視点に立ち、地上生活が始まるのだが…。東のこよみさんの新作は、何と、天使が主役を務めます。飼い主の女性にご飯を食べさせて貰う(曲解)、だけじゃなくて、お使いに行ったりもします。作者・東山忍さんの遊び心が随所に満ちあふれたお話。(岐阜県・関 悠祐)

【誰か/ピストル兎】
◆表現が下手な子の話…かな。(?・?)

【創作漫画アンソロジー 偏食/ひとでなし讃歌】
●「偏食」をテーマに、9名の作家による饗宴が楽しめる。食材は多様だが、アブノーマルな食、特に無機物を口にしてしまう話がエグくて心にジワジワ来た。食事という基本行動を通じ、複雑な人間関係や、人の内面の揺らぎを描き出そうとする意図が見えたのも面白かった。(東京都・れーしょん)

【ナルドン・ウンコ/PINOY Komiks(海外マンガフェスタ)】
●フィリピンの作家さまによるまんが。フィリピンのまんが表現でもウンコってアラレちゃんが持ってるあの形なんですね。(千葉県・クロ僕屋)
●冒頭に登場する映画"Nardong Putik"。YOU TUBEで調べたら1984年公開の大ヒット作のようです。第2巻が待ち遠しい!(東京都・燃えあがる静物)

【JUNCTION MANIACS Vol.2/100% pure junction】
◆絵本みたいにたのしい!!(神奈川県・いぬ)

【病気くん/病気くん】
◆どこか懐かしい多国籍風アジアン楽曲が奏でるのは、チャイナの異国情緒。街角の屋台から漂ってくる小籠包の匂い。部屋の窓から入り込んでくる大陸の風。…本当は海外旅行どころか部屋から一歩も出ていないのにね。今日も幻想のチャイナの夜は更けていく。(神奈川県・近藤小狸)

【適当四コマ 5/昼寝堂】
●ちょっと一息入れようと思ったとき、パラパラめくって読むと気持ちがリフレッシュするというか、手話は確かにこれも手話でしたし、はにわ勧誘の話しや縮んだチャンピオンベルトを伸ばす話など、その発想に感心しました。(千葉県・よしかた)

【やせう式百物語/瓶詰天獄・人形地獄】
●老舗中の老舗ではあるけれども、記念すべきコミティア三十周年、あえて。ここ十年欠かさず漫画本を購入していますが、本当に毎回満足感と共に面白い!と思わせてくれる「ドキリ」がある。妖怪ものも、現代ものも、ひとつの不思議な物語の中から普遍的な人間性が描き出される、その快感。皮肉ではあるけれども毒ではない。読了後にやりとして清々しい。既刊在庫をきちんと置いて下さるサークルさんなので、新しい読者の方は少しずつ集めていくこともできます。(北海道・西UKO)

【英才教育/ファンタジーソング】
●こー君は隣のお姉ちゃんにお店のご飯を持っていく代わりに宿題を見てもらっている、という建前で、いろいろと女体の神秘について教わっている。大変うらやましい限りである。エロさと共にお姉ちゃんのこー君に対する恋愛とも異なる暖かい想いのようなものが感じられて幸せ一杯のお話である。(愛知県・タルヤ)

【いいすぎちゃってずぼら/Boote Lace】
◆汚部屋でずぼらな彼氏とその彼女。客観的に見ると、ずぼらな人って少し可愛いのかもしれません。面白く、絵もキラキラしていて素敵です。装丁も可愛いです。(東京都・KSM)

【フェノメのx談/フェノメノーム】
●毎回クオリティの高い短編を作るフナヤマさんの新刊コピー。今まではけっこう「真面目」なホラーが多かったが、とくにこの本収録の「ティシュ美さん」は、ひと皮むけたポップなホラーになっていてすばらしい。(埼玉県・小澤レコード)

【やさしさの範囲/不純喫茶はべるか】
●金の切れ目が縁の切れ目…とはよく言ったもの。頼み事を断れない性格の主人公。昔なじみの友人にせがまれてお金を貸し続けるが…。「自分が楽だから他人に親切にする」のは本当の優しさなのか、そんなことを考えさせられる。生きづらさを感じている人たちに読んで欲しい。(東京都・蒲田西)
●日々の残業で疲れていた芙蓉の元に、ある日やってきた一本の電話。小学校の同級生で、今は疎遠になってしまっていたえりなからの、骨折の手術代を貸して欲しいとの言葉。昔幼馴染みのえりなのために、芙蓉は快く大金を貸すけれど、その後も無心は続き…!? 内容の重さに反して爽やかな読後感が胸をつく。(東京都・アイアス)

【マキちゃんのからの中で/プラスチック米】
◆本筋と関係ないのですが、表紙でマキちゃんが聴いているのが「キミドリ」の1stで興奮しました。(東京都・高野雀)

【ちく和姦/ブラック・クラッシャー】
◆「ちくわちゃんの恥ずかしい所が丸見えだよ〜」。(東京都・B.S)

【かかしのロビン1/PLANET3310】
●ていねいな絵柄がほのぼのとした雰囲気をかもし出していてとてもよかった。(埼玉県・オブ犬)

【わたしたちが放課後フラフラする理由。/フラフラ団】
●根雪、siho、せきはんの3氏による合同本。タイトルの通り、放課後にふらっとどこかへ向かう女の子達をそれぞれの作家が少し百合っぽくハートフルに描いている。奇跡的なコラボレーションによる、可愛らしさとはっとさせられるシーンが沢山詰まった力作揃いの一冊。(愛知県・タルヤ)

【おししまいまい2/ふりうやかい】
◆日本いや世界に散っている「しし舞い」そのひとつの三匹獅子舞、勉強になります。(東京都・桃山)

【もぐタンと河童/ブリキの太鼓】
◆日本昔話風のお話。もぐらのお百姓さんとキュウリどろぼうのカッパ。ラスト1コマにほっこりしました。(千葉県・ZOO)

【腐女子の部屋の座敷わらし/Bluebird】
●テンポの良いキレのある腐女子ギャグに爆笑させていただきました。商業誌に載っていたら間違いなく追っかけします。(東京都・すいへい)

【プラットフォームに愛は有るか/from planet】
●愛されたい。愛されないなら殺されたい。愛されたいと願う少女は、不幸と絶望の涙に心奪われた彼と出逢い惹かれていく。幸せを夢見た告白…だが絶望の涙しか愛せない彼は、絶望を与える共に愛を囁く。愛がわからない。愛が怖い。でも愛があると信じたい。狂気と愛の競作。(千葉県・GM研)

【絶望くんとユキさん(1)/焚書館】
◆失恋に気落ちする純朴な少年と、快活だけどワケアリ気味なお姉さんの出会い。4コマからシリアスなストーリーへダイナミックに移行する表現力に強く惹かれます。作者自身の挫折から生まれた力作の「絶望」がどんな結末を迎えるのか。続編を見守りたいと思います。(埼玉県・埼玉三区)

【プレアデスの両脚 第一章—幼少期編—/BARE FEET】
◆「星の記憶」を集めて星間を旅する、猫(獣人)のカフとカイトス。様々な星を巡るうちに、彼の星の住人の運命に巻き込まれるが…。壮大な叙事詩の幕開けである。魅力的なキャラと舞台設定だけに、物語の行き先は分からないが、まとまるのが待ち遠しい。(東京都・杉並区民)

【それは俺の性癖じゃねぇ!/ヘドロスマイル】
●大好きな幼馴染のトシの部屋で金髪特集のエロ本を見つけてしまったれんこ。好みのタイプになろうと金髪にしようとするれんこだが…。恋愛感情のないトシとのすれ違いが面白く描かれている。(千葉県・マシュ子)

【少女とリボン/Heavenly Win】
●女の子の、絆を絆すための存在としてのリボンの描き方が、女の子を美しく描くことにつながっているように感じる。この作品でのリボンは、単なる小道具ではない。リボンも女の子もとても美しい。(東京都・ボイジャー)

【ボカロP物語/Perico】
●ボカロに関わる人間のそれぞれの人間ドラマが細かく書かれていて、一気に読破してしまいました。(千葉県・結城都)

【セブンデイズ2/Perico】
◆前回の発表作「ボカロP物語」で、この人何者、巧すぎると唸らせた、Pericoさん。実はLaLaDXで発表していたとは…。その発表された8作をまとめたこの2冊。上手くなっていく様子を読めるのはやはり楽しいです。(栃木県・おもちゃのまち)

【セブンデイズ/Perico】
●短編集。チョコレート・ボンボンがおすすめ。(千葉県・結城都)

【王たちの同人誌/辺境紳士社交場】
●「理想の同人誌を作って壁サークルを目指す!」という文句が自然と飛び出すカードゲーム。シンプルだが原稿作成と即売会の2フェイズに分かれたシステムは秀逸。デザインや「新刊完売!」「搬入物が届いていない」などのカードテキストも同人誌好きならより楽しめます。(東京都・菰瞑)

【ホタル帰る 〜特攻隊の母 鳥浜トメ〜/ホタル帰る】
◆特攻隊の基地となった鹿児島県・知覧。その基地の近くにある一軒の食堂。そこを切り盛りする鳥浜トメ。一人また一人と飛び立っていく、まだ若い少年兵たちに少しでも安らぎをと、母親の様に接するように共感するものがある。(栃木県・壬生狼)

【漫画アシのABC総集編その1/ぽっぽこっこ】
●漫画アシスタント実録四コマ。アシならではのネタがふんだんにもりこまれています。これを読むとかんたんな気持ちでアシやってみたい!といえなくなることうけあいです。(東京都・ころー)

【天使になれたら/PORORIYA】
●読み応え十分。だけどバッドエンド? 後味は苦かった。派手さは無いけどコミティアじゃないと読めないジャンルだから重宝。他のジャンルも読みたい。(神奈川県・イタメシ)
◆真面目なクラスの委員長・ありさと問題児・雪子。何の接点も無かった二人がお互いのことを知り、友人となってめでたしめでたし…といった生易しい作品ではない。不幸なことに、これまで雪子を忌み嫌ってきた周囲の人々は、彼女と友達になったありさを同じ「クラス内の秩序を乱す因子」として捉えてしまう。壊れゆく日常の中で、ありさの心の中の悪意は自分から友達になったはずの雪子へ向けられ、物語は誰も救われない結末へと向かっていく。作中で一番「変わらなかった」はずの雪子の最後の台詞は心に深く突き刺さる。(東京都・黒須 洋行)

【キスしてダーリン!/Marmalade Waltz】
◆紳士だけどなかなか一線を越えてくれない優しい彼にやきもきするヒロイン。だけど実は…。オチも含めて甘々なラブコメ。(千葉県・ちょゆめ)

【妖精の恋人/-0℃】
◆生活に困窮する才能のない詩人の男が不思議な少女に出会う。その日から何かに取り憑かれたかのように傑作を生み出し続けるようになった彼を、待ち受ける結末は…。ある日世界が輝いて見えた。それは世界が変わったのではなく、自分の心を変えられたのだ。そんな妖精にぜひとも出会ってみたいものだなあ。(東京都・カリー)

【えろほん!のほん!!/ましまろ本舗】
◆成年向け雑誌専門書店で働く作者が、月1発行の各種アダルト雑誌・漫画雑誌のほぼ全てを調査してリストアップした、ある意味前代未聞の本です。コンビニをはじめとした店の一角に置いてある裏側の雑誌。まさかこれ程あるとは…出版社広しですね(白目)。(東京都・よつば父)

【猫のことわざ慣用句/マスクねこ】
◆猫のことわざあれこれ。奥が深いです。(東京都・桃山)

【オタクがウツになったはなし1/まついてん】
●うつの体験談が4コマ形式でとてもサクサク読めました。友人がうつ病なので、マンガはとても参考になりました。(?・栗山信之)

【ソロモン機動舟艇隊/松田重工】
●無い無い尽くしの最前線。火力もスピードも全てにおいて圧倒的な敵に立ち向かうため、急ごしらえの貧弱極まりない武器に全てを託し、寄せ集めの男たちが海に出る。無理な事は解っている、それでも戦わない訳には行かないのだ。理も情も越えた戦場の一コマを重厚に描く一冊。(東京都・樹庵)

【断片まんが集えうれか(3)/松田松緒】
◆幼気なキャラクターと庶民的な風景の中に、ふっと入り込んでくる不条理な展開。重力を感じないふわふわした世界観は、まるでいつか見た夢のようで、懐かしいようなちょっと怖いような不思議な気持ちになる。モノクロの画面に一部だけ着彩されている演出も素敵。(東京都・なめろう)

【ブタさんが好きすぎたらハンガリーの国賓になりました〜いきさつ編〜/松本SOS】
●ネット社会でなければありえないような話。本編が楽しみです。(神奈川県・ありゃりゃ)

【コンナヨテイジャナカッタ/MADOROMI】
◆銀次は「白銀の悪魔」と呼ばれる地元で有名なヤンキー。そんな銀次が一目惚れしたのは見た目坊ちゃんな男の子だった。早速愛の告白と言いつつ無理矢理しようとするが…!? 作者の初同人誌とは信じられない面白さ。まさにタイトルどおりのラストにドキドキ!(埼玉県・佐田)

【ねえちゃんはたかしのことが好きだ好きだ大好きだ!!3/まぬけ屋】
◆毎回、ドタバタのテンポ良く、ねえちゃんの愛情が伝わって来て、そろそろ弟もかんねんしそう。(千葉県・コニシ)

【女子小学生日記5/まのすた】
●40代ロリコン男性が、記憶はそのままに女子小学生さくらちゃんに転生した話の続編。精神年齢が大人であるが故の余裕から来るであろう優しさは今までもありましたが、今回のさくらちゃんの、冤罪を許せないが故の突発的な行動が熱いです(結果的には空回りしていましたが)。しかし、さくらちゃんの、変態、ロリコン遭遇率は異常! 今回はガチでやばい変態だったが、これから先のさくらちゃんの明日は何処に?(東京都・砂村 正彦)

【アンチューサ/まばたき星雲】
◆主人公に感情移入。「あー、それ、何となく分かるー!」のオンパレード。最後がHappy ENDだったのでよかった。(千葉県・結城都)
●思春期に誰もが経験してきたような他人と上手く接することが出来ないもどかしさを、少しのファンタジー要素を交えながら瑞々しく描いている。例えすぐに何かが大きく変わるわけではなくても、物語の中で少しだけ前に進むことが出来た主人公の姿に爽やかな感動を覚えた。(東京都・おすし握り丸)

【haunted Party Orchestra/Mamyukka】
◆ハロウィンの夜には何か起こる!? 年に一回、死者の楽団「ホーンテッドパーティーオーケストラ」の演奏を合図に、モンスターが寝静まった街を闊歩する世界を表現。可愛いくて楽しそうなまめこさんの歌につられて、そのまま外に出て行くと恐い目に遭うから気をつけて!(東京都・おでん)

【そろそろお片づけしようか/豆屋】
●オタクなら判る「片づけ」のむずかしさ。実は「掃除」と「整理」は全く別のスキルだと。丁寧な作りの冊子で、昔ながらの同人誌活動の思い出もあって楽しい本でした。平均寿命の半分過ぎたら始めましょうよ、「オタクのお片づけ」。(東京都・A-沼)
●お片づけは十人十色。人それぞれの生活があり、人生がある。大切な物は人によって違い、その時々の気持ちによって変わってもくる。作者が歩んできた汚部屋ロードを皮切りに、火事事件、お片づけ実例。フリマレポなど盛り沢山に描かれている。私がこの本で一番好きな部分は、「片づけるということ」自体へ問いかける、作者の思いである。片づけをするということは、これからの自分の道を見つめ直すことなのかもしれない。(東京都・加澄涼)

【おすすめしたい◯◯/マモンピ100%】
◆エッセイまんがなのですが、テーマが「おすすめしたい」なのでとてもよみやすい!!(神奈川県・いぬ)
●コミックエッセイ作者6人による合同誌。それぞれがおすすめしたいモノをご紹介。どれもこれも興味をそそられるので、ためしてみたくなりました。スーパー銭湯・ラジオ・美顔ローラー・ナプキン・旅行必需品・マスキングテープなどなど。(東京都・ころー)

【テレビさん/まるちぷるCAFE・乱痴気事虫所】
◆テレビをテーマにした夫婦合同エッセイ本。VHS対ベータ戦争、ビデオテープ⇒LD⇒DVDといった録画媒体の変遷、はまったアニメの紹介などお二人のテレビ史、おたく史が同時代の人間には懐かしい一冊。なかせさんの実体験に基づいた「テレビは最強の言語学習ツール」は名言です。(?・案乃定)

【stay tune 電波良好、天気は晴れ/マンガ描くぞ!】
●何かを探しもとめて家を出た男。天空にそびえ立つタワー都市の市場でも見つからない。市場で得た情報を頼りにローカル列車にのって占い小屋へ。占い婆は探しものは海の向こうにあるという。世界中を旅してまで男が見つけたかったものとは。意外な解答だがとてもすがすがしい。/恐らくここは数十年か数百年前に人類が入植した無人星だったのだろう。今ではそのことはほとんど忘れ去られ、植民星には一見19世紀的牧歌的な景色が広がる。だがタワー都市が示すように実は高度なテクノロジーがその生活を支えている。新時代のテクノロジーが普及しロストテクノロジーとなってしまったあるものを探すために男は旅に出て、この星の歴史の始まりの地点でそれを発見する。聞こえてくる音はもしかしたら植民の出発点である地球からの交信かもしれない。/以上がセリフ無しで語られる。鉛筆でさらっと描いたような絵もいい。 (千葉県・クロ僕屋)

【漫画じゅんぼくん 夜/漫画じゅんぼくん】
◆絶妙な気持ち悪さでありながら、ページをめくる毎に、急変化する展開につられてついつい最後まで読んでしまいました…(?・chabo)

【ケーキ!!/mangayomyom】
●丈太郎と夕陽は製菓部の部員。ある日、大好きな先輩・沙絵ちゃんの元気がないことに気付いた二人は、素人ながらも一生懸命「しあわせのケーキ」を作ろうとして…。楽しそう&美味しそうな笑顔こぼれる一冊。読むとお菓子を作りたくなる!(埼玉県・へむにゃん)
◆製菓部のお話。人間ドラマに思わず共感。(千葉県・結城都)
◆料理部もしくは製菓部をネタにした漫画は、女の子が主人公が当然と言えば当然なのですが、敢えて男の子を主人公にした作品は本作が初めててはないのでしょうか。主人公の女々しい顔立ちや生い立ちを見たら一度読んだだけで敬遠されがちですが、よくよく読み返していく内に余分な味付けを取り去るかのように、自分の中で忘れていた物を取り戻してくれる様な一冊です。(神奈川県・孤高の同人ハンターうさぽん)

【もうバテましたよ/み】
●短文とイメージが交錯して疾走する、音楽のようなマンガだなぁと思う。言葉の切れ味がハンパなく、せつない。最先端の現代詩。(東京都・しば太)

【闇のつくり方/みさき ちひろ】
●暗い。キツい。エグい。読む側のこっちが何を言っても、きっと作者はとどまることなくこの作風を貫いていくだろう。クラスの地味な女の子をいじめている主人公の日常に、ある日生じる大きな事件。どこかで壊れてしまったバランスは、ゆっくりと、しかし確実に彼女の心を蝕んでいく。闇黒のように暗い作品でありながらも、どこか作者の人間味を感じてしまう不思議な一本。(東京都・アイアス)

【TRANSPORTER Compilation Film/MisticBlue】
◆鉄道貨物輸送業に従事する輸送管理官(トランスポーター)カート。革命により帝制が滅び、世の中が激変する中、曰く付きの荷物"帝国最後の王女"と巡りあう。旧帝国、革命軍に第三極も加わる。鉄道貨物を舞台に手に汗握るアクションも多く、非常に読み応えのある長編だ。(東京都・ひでお)

【ふぐ本7/水を得たキャベツ】
●アクアリウムの日常を描いた作品。今回は新たな淡水フグを飼うことになったのですが、そのふぐがテトラオドン・ファハカという成長すると50cmにもなるふぐ。未来に目をつぶるというあらゆる趣味人が持つ「業」がなんとも言えず面白い。(神奈川県・量産型)

【箱庭世界〜my sketch:11〜/蜜屋】
●アナログ水彩で描かれた少年たち。2014年に催された個展の図録と言える一冊。触れる事など許されない程に美しく、触れては消えてしまいそうな儚さを感じさせる少年たち。水彩というと淡い色合いのイメージだが、この水彩は色合い深く重厚で、それでいて透明感のある美術的な塗りだ。現実には到底存在しない究極の少年美は、まさに別世界。(東京都・加澄涼)

【チームサクライ10/ミニマムセンチュリー】
●数年ぶりの4コマシリーズ新作。もう描かないと思ってたので嬉しいびっくりでした。(東京都・香月真人)

【ぜんぶ変拍子/Music Pandora and Friends】
◆「ぜんぶ変拍子」というタイトル通り全て変拍子の曲で構成されたコンピレーションアルバム。それだけでなく全曲生演奏、同時演奏一発録りというのも凄い。ただ変拍子というわけではなく、ピアノありフルートあり尺八(?)ありと各曲こだわりのある演奏が聴けて楽しい一枚です。(東京都・落合)

【ショタアンソロジーを考える1994〜1999/みるく☆きゃらめる】
●ショタブーム最盛期の頃(1994〜1999年)に刊行されたショタアンソロジー100冊超を徹底調査した力作。攻めと受けの年齢の割合などの統計データだけでなく、書き手・読み手の性差やその当時の社会情勢(児ポ法の審議)にまで言及がされていたのは興味深かった。(群馬県・紫々)

【実録パチンコ店員総集編/Moon and Dream】
●パチンコ店員さんのお仕事あるある。リメイク前の絵と後の絵が見れて二度おいしいです。(東京都・F)

【ことけんジジョウvol.2/moon cat】
◆弟(ただし、幼き日の)が大好きな姉・琴と、姉が大好きな弟・賢二、残念な姉弟が繰り広げるドタバタコメディ第2弾。幼き日の弟欲しさに、エロ本を親に見せ、子作りをけしかけようとしたり、挙句の果てには黒魔術や錬金術に手を出そうとしたり、琴の明後日の方向を向いた行動の数々は爆笑ものです。そしてラストに現れた、幼き賢二にそっくりの男の子の正体は…!?(東京都・砂村正彦)

【海のロケット/武蔵野ロケット研究会】
●同人誌というよりは冊子ですが、ロケットを飛ばそう、ロケットを見に行こうという意気ごみに一票! マンガや絵がないのが少しさみしいけど…(この頃、異業種の方々のサークルが増えてきました。面白いけど、マンガも描いて欲しい)。(東京都・片桐由美子)

【おやじメイド/無敵スター】
●おもしろかった。(茨城県・NOBU)

【冬眠する日本人/群×群】
◆「もしも日本人が冬眠する民族だったら」という設定で6人の作家が競作するアンソロジー。設定の掘り下げや、キャラの関係性など、それぞれの作家のテーマへの切り口が違って、そこに描き手の個性が際立っている。企画者のアイデア勝ちと言ってよい作品集だ。(東京都・杉並区民)

【かみゆいの最期/むんむん大佐】
◆幕末、藩主の髪結い役だった武士・薄之助の生き様を描く。騒乱が終わり、時代が大きな変化を迎える中、生き方に悩みながらも、最期まで殿様への忠義を貫き通す姿に感動した。シリアスな物語だが、笑いをアクセントとして組み込む構成も見事。素敵な新発見だった。(神奈川県・米山皐月)

【猫に願いを/迷彩】
●コミックスでネットONLYの四コマ作家かと、うかつにも思い込んでいただけに、キチンとしたマンガも描いていてびっくり。つうかコミティアに出ていたという事にもびっくりだ。大学デビューに失敗したヒロインの孤独感——たわいもないっちゃたわいもないんだけど——を、さらりと挿入してくる辺りの描写はさすが。(長崎県・ALPSは今日も機能不全)

【むむ先生の白熱日本酒教室/酩酊女子×醤油手帖】
◆日本酒を知りたい! 飲みたい! 買いたい! 人に向けた入門書。日本酒の買い方、料理との合わせ方、保存方法などがマンガと文章で説明されている。サクッと読んだだけでもすごく分かりやすかった。新書になり一般書店にも並ぶようなので一家に一冊欲しい。(神奈川県・わたり羽衣)

【豊かな人生(上)(下)/めだま】
◆旦那を亡くした友人の小さな変化。普段は少し明るくなった程度なのに、一人になったときに時折見せる静かな狂気。それに追い詰められていく主人公。ほのぼのとした絵柄からの強烈なホラーです。最後のぞわっとした感覚が恐い恐い超恐い。(埼玉県・gori.sh)

【淫魔のピクニック/METRON】
◆サキュバスが青年の絵描きに恋をした。戸惑いつつも、少しずつにじり寄る二人。だが彼女は過去のトラウマから秘密を打ち明けられず、結果生命の危機に…。だがお互いを想う純粋な気持ちの高まりがピンチを乗り越える。詩的で可愛くて、大胆な愛に溢れたファンタジーラブコメ。(?・紀子)

【これも恋の話/moimoi】
●喫茶店のモーニング、意思をもつバッグ、異なる場所につながる旅行鞄をきっかけに始まる3つの恋愛短編。直球ありファンタジーありSFありで、短いページだけどしっかり読ませる力量はさすが。地味系女子の思い切った行動が清々しくてカッコイイ。(?・案乃定)

【彼女はもう死んでいるのに!/妄想をトランクに詰めて】
●柔らかく傷を抉る作品が続くサークルさんの五冊目にして、ついに長編の序章。アンドロイドが流通する世界で、アンドロイドに居場所を追われた少年とアンドロイドの専門医、そしてその姉が共同生活を始め、それが終わるまでです。良方向に進みそうな展開からすとんと突き落とされる、強烈な余韻の残し方は舞台を移しても健在。中編を心待ちにしています。(福岡県・あおぞら)

【人形のアサ/木材石材】
◆真冬の夜、道端で全裸の美少女に出会う。とりあえずいろんな意味で服を着ろと言いたい。イノセントなような下品なような彼女の正体はラブドール。そのあまりにも直球な欲求の数々がじんわりとした笑いを誘う。面倒くさいと思いつつも、やっぱりこれは放っておけないや。(神奈川県・ユウ)
◆このまま、愛になるのか、出て行くのか、続きが読みたい。(千葉県・コニシ)

【ムーンサルトキッス/mogravity装置】
●竹を割ったら女の子が出てきて妹として育てられた。彼女にはなぜか重力が逆に働いて、10歳だった主人公の男の子が就職活動中の今まで、ずっと家の中で過ごしてきた。しかしその妹に月から迎えが来ると言う。そんな血の繋がらない奇妙な兄妹の天地逆さまなキスシーンが、なんだか寂しくて美しい。(愛知県・タルヤ)
●mogravity装置流の竹取物語で、ボーイミーツガールで、お別れの物語。月が浮かぶ空の方向を地面にして、逆さまの世界に生きてきた「葉月」(血がつながってない妹でツンデレ)に、「迎えが来る」と告げられた末、突然のキスに呆然とする兄。数多あったはずのフラグをスルーされ続けた結果、心を残して帰っていく「葉月」が切ない。(東京都・bullet)

【ゲーム部/模造クリスタル】
●大好きです。(埼玉県・tokumay)

【戦画 —須本壮一艦航艤画—/本蔵】
◆ベテラン漫画家・須本壮一(本そういち)氏の戦記物の著作から、大ゴマ・見開きで戦艦・戦闘機が描かれたシーンを75点以上を収録。B4の超ド級サイズ、解説もたっぷり付いた豪華仕様。キャリア30年以上の技術が生み出す、アナログ原稿の別次元の美しさに圧倒。(神奈川県・吉田ユウヘイ)
◆須本壮一氏の漫画「夢幻の軍艦大和」で描かれた軍艦と戦闘機の画集。まず本の大きさと重さに衝撃を受ける。本を開くと画面いっぱいに描かれた軍艦は目の前に迫ってくるようであり、原稿の原寸サイズならではの迫力を感じる。(神奈川県・わたり羽衣)

【二人の赤いレンガ街/士】
◆夜の街で出会った娼婦と少年。手にある大金の意味を解らないまま、その金で娼婦を自分の元に置こうとするが…。擦れ切った娼婦の視点で描かれる少年の無垢さが、アッサリ騙されて文無しになる所まで含めて眩しいです。そして幼いながらも立派にある男としての矜持と、痛い経験と成長の有様も。グラマラスな娼婦と小さな少年の対比、スカートの中に隠して逃げる所とかビジュアル的にもいろいろくすぐられていい感じです。(東京都・樹庵)
●背景の緻密さ、少年の顔面のケガのインパクト、たかり屋の面々が全員警官(!)等々、いくつか響いてくる箇所はあるんだけれど、少年の服が終始キレイなまま、ストーリー自体が正直ありきたりかーなど、何というか微妙におしい作品か。"姉ショタ物"というカテゴライズでとらえると、先行作品『弟と部屋でナニしよう?』でのひたすら勘違いで暴走してゆく姉ー『大科学少女・2巻』にも通底するシチュエーションですが——の作劇の方が、インパクトはありましたね。(長崎県・ALPSは今日も機能不全)

【士・ペーパー/士】
●コントラストのきいた緻密な絵。なかなか!(長崎県・ALPSは今日も機能不全)

【うたたね博物館/森つぶみ】
◆どこか温かな作風で描かれた短編が8編。「長い夢を見ている」「怪獣の霊」「すいか」が特に好きです。(神奈川県・里)

【mountain book/森つぶみ】
◆「静かに整列はしていた」で思わずふいてしまった。(埼玉県・オブ犬)

【プリンさんと妹/モリノウミウシ】
◆2人のキャラクターにとても好感をもちました。一見キツイ性格の百花ちゃんですが、きちんと相手(兄の彼女・プリンさん)を見ているところが良かったです。礼儀正しいですしね。人間の素直な所をテンポ良く描いていて終始楽しめました。続きも拝見したいです。(東京都・KSM)

【メルヘン穴/薬缶猫】
●毎回、趣向を凝らした「飛び出す同人誌」でお馴染みのサークル。にもかかわらず一見すると、切り抜きや切り張りが見当たらないという、このサークルにしては非常にレアな本。が、実は、ページの下に「メルヘン穴 前夜」が綴じこまれており、思わず「やられた!」と口に出してしまった。ロボメイドさんの色々が、穴の反対側で観察されていたという、二重の読みが楽しめる。(東京都・bullet)

【ええとしこいて/屋根裏眼鏡】
●ええとしこいたおっさんの半日。屋根裏さんの漫画はいつも導入が楽しい。うっかり往来の人の会話を聞いてしまった時のような、そんな話半分わかるようなわからないような感じから、数ページ先で「ああ」と思った時にはもう物語に引き込まれている。奥付のページの種明かしにふふっと笑って実に気分良く読了しました。(北海道・西UKO)

【十三世紀くらいのハローワーク/山田養蜂場】
◆かわいいイラストと圧倒的なボリューム。楽しく中世について学べます。(?・モモザワシマ)
◆たくさんの職を紹介されているのに、キャラのコスチュームがあまりカブリなく、関連付けられて作られていてスゴイと思った。FFT的なフンイキがよい。すごい学習量であっぱれ。(東京都・あけの)
●ビール妻、蝋燭番、放浪教師に紋章官等々、中世に実在したさまざまな職業を解説した本書。中世ファンタジー小説やゲームにも登場する職業も取り扱われているが、それらもまた中世に実在した職業であり、その社会的地位などをわかりやすく紹介されている。イラストのキャラクターとその衣装のデザインもハイセンスで、眺めるだけでも楽しめる一冊に仕上がっている。(愛知県・水野楽人)

【Nostalgia/Euclase】
◆人間文明が滅んだ後、知能と文明を持ち、代わりに飛ぶことを忘れたトリたちの話。宿屋の息子アトは"ワタリ"と呼ばれる流浪のフクロウとの出会いから、今は亡き遠い異国の悲しい物語を知ります。歴史小説のような、おとぎ話のような…読み進めると心に染み込んでくるお話です。(東京都・椰子)

【SPACE ODDITY/幽愁の花】
◆遠い未来、普通の子供は遺伝子操作で生まれ有害物質に耐性のある世界で数少ない「自然に生まれた」少女。しかしその身体は長くは生きられないもので、彼女は星の世界に思いを寄せる…。結末のやるせなさが心に残る作品。(千葉県・ちょゆめ)

【たんプレ/有線ワイヤレス】
●友達もできず引き籠りがちの少女ドリスは、父親から10歳の誕生日プレゼントとして、死者蘇生の術を授かる。それは一生に一度しか貰えない大切なものだが、ドリスが術の対象に選んだのは大変個性的なものだった。ドリスの可愛らしさとお父さんのシリアスさ、ギョニクの奇妙さがコミカルに交じり合って楽しいお話。(愛知県・タルヤ)

【よいとな 創刊号/よいとな編集部】
●「煙」をテーマとしたまんが、小説、詩、写真、なんでもありの雑誌。その中のカラーまんが{ケムケムケムリ}[加藤オズワルド]が良かった。まず2頁のパート1がある。廃病院でケムリを固めるスプレーを見つけた小学生男子達がそれで遊ぶというもの。ドラえもんのひみつ道具のような味わい。これで終わりかと思うと、他の作品が幾つか紹介された十数頁後、また2頁のパート2がある。ケムリを固めるスプレーを発明した男が、重度の肺病で明日死ぬかもしれない女性にタバコを持ってくる。タバコは女性が希望したものだった。つまりこの女性は自分の命がもう長くないことを知ってしまっている。男は女性が吐いたケムリの輪っかを例のスプレーで固め、自分の腕輪とする。彼女の形見ということだ。ここでもう一度数十ページ前のパート1に戻ろう。小学生が廃病院に忍び込んで見つけたスプレーとは…。ページを離して掲載できる雑誌形態ならではの仕掛け。(千葉県・クロ僕屋)

【3年生/吉田屋。】
◆絵柄がかわいい。本編が別にあるらしいのでぜひ読みたいです。(東京都・よーがす)

【Il milione(イル・ミリオーネ)/よたよた】
●13世紀ベネチアでゴンドラ船頭として燻っているほら吹きマルコ、生き別れになってた街の鼻つまみ者である無類の博打好き親父ニコロ(禿)、女好きの叔父マフェオから聞かされた東方の話に触発されて冒険の旅に出発する話。昔読んだマルコポーロ伝記まんがのイメージからは想像もつかない様な人物像がアメコミ調の絵柄で生き生きと描かれる。(千葉県・おやじ虫)

【シリルの観察日記/よつは薬局】
◆悪くない。(東京都・ブリキの太鼓)

【グラムいくらの少女/45°】
◆人肉の売買が認められた国で、食用として売られていた少女と彼女をその命ごと買い取った男との物語。ショッキングな設定に反して猟奇的な描写はほとんどないものの、男の血塗られた過去を知ってしまった彼女がその記憶を無くした彼に対して慮るようにある「お願い」をする場面は悲壮感に満ちていてとても切ない。(群馬県・紫々)

【ありがちファンタジー/ライト・ガーデン】
●召喚された精霊と魔法使いが愛欲にふけるだけの話ですが、触り方がとても丁寧でこのあたりが読んでてすごくいい。設定部分はもっとネームで見せても構わないと思います。(東京都・ 555)

【植物図鑑/ラッキーストライク】
●植物擬人化短編集。どの子もデザインが可愛くいとおしく、その植物たちと人間との、それぞれのふれあいがカワイイ一冊です。後日談が読みたくなる感じ。(東京都・H)

【Bird Graffiti/Ramsheeps】
◆インコ尽くしのイラスト本。一見淡々としているが、小道具や彩色に工夫がこらされていて飽きない。豆本サイズの正方形の装丁も可愛い。(東京都・TK)

【テレビさん/乱痴気事虫所】
●いつものことだけど、1つの物をテーマにおもしろくよくまとめてあるな、と。TVと自分の関係を出会いから今までをまとめた本。ですかね。(埼玉県・P)

【イノチノタダシイツカイカタ/Re:Re:Re】
●世の中に嫌気がさし、息が詰まっていた少女。そこへ、SNSを通じて届いた「一緒に死にませんか?」のメッセージから始まる、少女二人の目線で語る物語。直接会って以降、思想やスタンスの違いが際立つ。心理的な駆け引きが良く描けている、リアル性の高い作品だ。(東京都・ひでお)

【モノクロショートおマンガ本/陸離】
◆ツイッターらくがきのまとめ本。何もかもお見通しなお姉さんと浪人生、同じ流星群を見ながらも、それぞれが見ている視点が違い、漏れ出る本音。少年の人生に刻み込まれる1日だと思った。あと目隠しキャラメインの「続かないやつです」がずるい面白い。(埼玉県・gori.sh)
◆味があって面白かった。茄子みたいな味。(埼玉県・シゲール)

【クリーム e.p./RIMLAND】
●最初と最後で全てが台無し(褒め言葉)。(東京都・河村)
●小ネタが4発。どれも全く違う味わいがあり、引き出しの豊富さを感じます。「小気味好い」という言葉がよく似合います。(新潟県・うめ)

【ボトリウム・ボーイ/lyricalize】
◆ボトルアクアリウムで育てられる男の子と同居する事になったすみれ。最初は飼育感覚から、やがて恋愛感情をもつ様に。ある日彼はボトルから出て、大人の恋人同士となる。だが、ある種の籠の中の世界から出た彼は…。移ろいゆくすみれの心象風景が、切なく、愛おしい。(栃木県・阿部紀巳夫)
◆短いページながら、出会った時の心境から好きになっていく過程、そしてラストへの心情変化が鮮やかで美しい。可愛らしい画風が切なさを際立たせている。(?・chabo)

【クロステリウム/臨界】
●ほのかな期待と、最後はせつなく終わるこうしたストーリー好きです。何度か読み返して理解できる深みがある作品でした。(愛知県・?)
◆エピソードの具体的なかんじがすごくいい!!(神奈川県・いぬ)

【どうでもいい季節/臨界】
●バイトで金をため自分のロード自転車を買った高校生男子。これがあればどこでも行ける。どこでも。少年の現在の父はどうやら彼と血が繋がっていないらしい。放課後になるたび少年は自転車に乗る。どこまで遠くまで行けるか。まるで何かから逃げたがっているかのように少年はペダルを漕ぐ。学区外で中学校で一緒だった女子と再会する。彼女も彼女で問題を抱え学校に行かず自分の領域の外をふらついている。「遠くに行きたい」とは少年が持つもっとも原始的な夢である。「自転車のいいところは…(略)…どこにでも行けるから どこにもいなくていいことだ」たしかにそれはある。自転車は止まれば倒れてしまう。前に進み続けるしかない。ただひたすらに走っていただけに思えてその実気がつけば少年の自転車はある場所へと向かっていく。少年が心のうちで真に行ってみたいと願っていた場所とは。青春! いい…(千葉県・クロ僕屋)

【女児服飾考察雑記/ring】
◆幼児から小学生にかけての女児の服装をテーマにしたイラストエッセイ集。娘さんの服装選びの実体験がベースになっており、母親としての愛情が伝わって来ると同時に、クリエイターとしての観察眼の鋭さが光る内容だと思いました。ファッションショー感覚で楽しめます。(神奈川県・草一郎)

【西島さんが我慢できない話/ROOM#310】
●興奮すると吸血衝動を抑えられない西島さんと、痛みで開発されていく事は勲章とかいうドMな五十嵐君の変態ラブコメ。嫌われたくないから傷つけたくない。好きだから我慢して欲しくない。大事だからこそすれ違う想い…でも変態だからこそ救われる、深まる愛の形もある!(千葉県・GM研)

【2×2(よにん)/ROOM#310】
●杉田さん可愛いすぎ!!!!!(千葉県・黒いG)

【禁断でもイイかも!?(4)/luciole】
◆大金持ちのお嬢様と恋愛関係にある平凡な女の子の学園生活を描くシリーズもの4巻。今回はボーイッシュな外見にコンプレックスを持つヒロインの話や、ヒロインのかつての恋人の妹も登場して次回に続く気になる話も。ボリュームがあって読み応えあり。(千葉県・ちょゆめ)

【うちにはくまがいる。/黎明ネルトリンゲン】
◆ほのぼのと笑えて面白かったです。(埼玉県・オブ犬)
◆かわいい。作者も書いている通り、くまみこと似ている。(千葉県・?)
◆おもしろすぎ。(東京都・すいへい)
●ある日突然、人語を解するホッキョクグマと同居生活を送ることになったさゆきちゃん。いくら熊は好きとはいえ生活を共にしてみると色々と大変なことばかりで…熊がやたらと紳士的なせいか憎めないキャラで面白かったです。(茨城県・鈴木9号)

【hdp/黎明ネルトリンゲン】
●ヘッドホン女子のお話も5冊目です。今回はお嬢さまが登場しました。みんなヘッドホンへの愛情が凄くて改めて感服します。(東京都・鈴木9号)

【「レウキア滞在記 -前編-」「レウキア滞在記 -後編 その1 リザ-」/レウキアの館】
●調査団付の事務員として憧れの国レウキアを訪れたクルが様々な事に遭遇する新天地出張ADV。今回四ルート中一ルート完結。自然な言葉遣いや仕事の描写、くるくると変わる女の子の表情など彼らが本当にそこで生きて暮らしていると感じられ惹き込まれます。残り三ルートもどうなるか楽しみ!(埼玉県・みなみ)

【終電ちゃん 中央線クリスマス/歴史資料館】
◆クリスマスイブの新宿駅。雪で遅れる山手線を待って駅は大混乱。終電ちゃんは乗客みんなを無事送り届けようと皆に誤解されながらも孤軍奮闘。多くの乗客に幸せを送り届けるため、明日も頑張り続けるのだろうなあ。(栃木県・壬生狼)
●中央線の終電擬人化漫画です。やさしく、でもぶっきらぼうな終電ちゃんにグッときました。(埼玉県・ヘリング・ライプ)

【ガラム—コリアンダーの竜—/六大陸の魔導師工房】
●竜と人の話。まだ小さい女の子なのにふところでかいなー、人としてすごいなー。そんな女の子にアゴで(?)使われるであろうこれからの話とか、ここで終わらず続きほしいな…。(埼玉県・P)

【ようすけ一家物語/路地裏兎】
●とある世界のとある国に住んでいる妖怪一家の大黒柱で、人間の妖介は、昔、親に捨てられたところを、当時の妖怪一家の主であったばーちゃんに拾われ、妖怪一家の一員になりました。ばーちゃんを始めとした妖怪の家族から受け取った家族の温かさ、それに対して何もせず、自分勝手に生きてきた事、そして、大切な者を失った時に感じた後悔と覚悟。そういった経験があるからこそ、妖介は、妖怪一家の立派な父になろうと努力し続け、また、他の家族も、そんな彼の事を認め、慕ってくれるのだと思いました。そんな彼の過去を読み終わった後で一話を読み返すと、ラストの「血が繋がってよーがなかろーが関係ない 俺達は家族だ」という妖介の台詞が心に響きます。(東京都・砂村 正彦)

【PRIVATE WORLD 8/Lostwomen】
●東京デッドボーイズいよいよライヴデビュー。長野さん、斉藤さん、佐々倉さん。三人それぞれの魅力をバンドメンバーお互いが感じてることにぐっとくる。仲間っていいなと思う。(北海道・西UKO)

【喫茶ゲム/Lostwomen】
●閑静なゲーム喫茶にてゲームに興じる同僚を発見。やってるのはどこかで見たレトロゲームのパチモンだけど、妙に恋愛絡みな設定だ。主人公がナチュラルに発する相手を翻弄するモテ台詞に、読んでるこちらも思わず苦笑。何の気もないのにすらっと出てくるのが恐ろしいわ。(神奈川県・ここり)
●レトロゲーム喫茶を題材にしたマニアックかつ胸キュンなアラフォーが泣いて喜ぶ素晴らしい漫画です。ツンデレ女子と猫を描かせたら右に出る者はいないZAWA先生の最新作。(山形県・AJPN)

【ソードアート・オンライン マテリアル・エディション 14/WordGear】
●イチャラブも大好きでしたが、いよいよ物語りも動き出したようです。これからの展開も楽しみです。(茨城県・鈴木9号)

【ONE/Y.K.J】
●一人ひとりのキャラが良く、読んでいてテンポが良い。スゴく楽しく読めちゃいます。これからも楽しみなサークルさんですよぅ。(埼玉県・たべ版)

【群青の森 銀の騎士/ワイヤスノッブ】
◆かつて魔法の才を疎まれて王宮を出奔した王女エウリ。群青の森の魔女と呼ばれるようになった彼女のもとへかつて彼女が憧れた騎士に瓜二つのニールケが使者として現れる…。中身は40代、外見は少女のエウリのウブな反応がいちいち可愛い! 二人の今後が見たい!(東京都・道夫)

【雪/ワカ】
◆依頼されて、一人の中年男を狙うヒットマン。しかし、標的は自分が狙われているのを知っているようで…!? と、サスペンスチックな描写から始まります。止めどなく降る雪の中で、謎が解かれ、そして迎えるラストシーン。彼らの抱える切ない思いにしばし浸ります…。(東京都・いか)

【漫画版自衛隊の泣ける話/わか&さと】
◆タイトルが良くないのがもったいない。内容が非常に良いのですが。(千葉県・コニシ)

【地味男に恋して何が悪い!!/わさんぼん】
◆ギャル系の二人の少女、一人はクールビューティー系、もう一人はゆるふわ系。それぞれの恋に対するあこがれはあるが、現実の身近な男子は中々理想通りには行かず…。少し大人びているようで、やっぱりまだまだ上手く他人と接する事の出来ない少女らしさを持つ二人の物語。前後編ということで後編の展開が気になる。(千葉県・ちょゆめ)

【初恋電車、君行き 1/わさんぼん】
◆駅で女の子に暴行(された)をきっかけとして付き合うことになる二組のカップルの物語。同テーマによるアンソロジーかと思いきや、最後まで読むと実は…。どちらの話もキャラに愛着がわいて、恋の行方が気になる。(千葉県・ちょゆめ)

【進化日報/WND】
◆エイリアンの友達が故郷の星への帰り、しばらく交信をしていたが、やがてコミュニケーションをとれなくなっていく話。シンプルな筋だが絵のスッキリとした線が…。エイリアンの気持ち悪さと女の子の可愛らしさのギャップを際立たせている。(?・chabo)
●とぼけた風合いのキャラクターとのほほんとした友達同士の会話から始まり日常ギャグ漫画か?と思わせつつ実は…という内容です。日常にじわじわと混ざってくる非日常が主役二人の会話、変わっていく友達の姿から伝わってきますが、不気味さと怖さとやさしさがほどよくブレンドされており、この作者さん特有の味となっています。(兵庫県・ari)

【The Dodo/wonderworldwood】
●戦場で死体を専門に撮影するカメラマン。すでに戦闘の終わった街で、「命ある限り拠点を守り続ける」という敗軍の女性兵士に出会い、奇異な言動に興味をひかれる。一歩ズレた使命感を滾らせる女性兵士と、「君は狂っていると思う」と告げて心満たされずに街を去るカメラマンのすれ違い模様が、乾いた世界観にとてもよく合っている。粗い模造紙に独特のペンタッチも没入感を深める。(東京都・bullet)

戻る
PC版表示